輿水泰弘ほかのレビュー一覧
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ネタバレ取り敢えず『花の里』の謎が解けた。
そして右京さんと薫ちゃんそれぞれの身内が登場。
どっちもパワフルだ。特に婚姻届勝手に出しちゃう薫ちゃん姉には吃驚(笑)。
月本幸子さん初登場回も収録。
これを読んでから現在の花の里の女将っぷりを見るとちょっとした違和感。
個人的にはこの頃の方がカッコよかった気がする。
『桜田門内の変』はドラマよりあっさりしてた。
ドラマを見てた時から唐突だと思ってた流れはやっぱり唐突だった。
どうしてもあの2人がああなるのが理解できん(爆)。
この辺になってくると脚本家による個性が際立ってくる感じがする。
ドラマよりも整合性があるのはノベライズしてるのがひとりだからかな -
Posted by ブクログ
ネタバレseason2辺りだと、推理に重点を置いてる印象。
最後の方まで犯人が判らない話が多い。
『殺意あり』の大どんでん返しは驚き。
まだ右京さんと薫ちゃんの息が合ってなくてぎこちない感じが面白かった。
『特命係復活』や『殺してくれとアイツは言った』など
犯人の動機や見終わったあとの感じ(この場合は読後感)が
薄ら寒いものが多くて遣り切れない。
『蜘蛛女の恋』や『少年と金貨』など途中まではコメディータッチなのに
結末が切ないものが多いのもこのシーズンの特徴かもしれない。
そういえば『少年と金貨』の中で伊丹さんと三浦さんが
杉下さんを「警部さん」と呼ぶシーンがあって
それにものすごーーーく違和感を -
Posted by ブクログ
ネタバレseason5も後半になると、だいぶ壮大なスケールの話が増えてくる。
『バベルの塔』と『サザンカの咲く頃』という大作が2編も収められていて
ある意味お得な1冊と言えるかも。
この中では小品と言える(かもしれない)『狼の行方』の最後の5行は戦慄した。
あの子たちは一生嘘の重みを背負って生きていかなきゃいけないんだな。
そして『裏切り者』での薫ちゃんと美和子さんの遣り取りがじんわり浸みた。
あの回の薫ちゃんはファンにはたまらないかっこよさが出ていたと思う。
毎回巻末に初回放送時のデータやキャストなどが書かれてるんだけど
『サザンカの咲く頃』で瀬沼兄弟を演じた方の名前がないのが不思議だった。
け -
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ネタバレ表紙に神戸くんがいるのに出てきたのは最後の1話だけで
若干肩透かしを喰らったとか喰らわないとか(笑)。
最後の『特命』で神戸くんが出てくる以前は前巻に続きひとり特命係。
今回はたまにでてくる陣川くんもさることながら
1課の芹沢くんとがっつり組んで捜査する『髪を切られた女』が
個人的にはお気に入りです。
今思うと、意外とこの時期の相棒が毎回変わるパターンは面白かった。
伊丹さんと組むのはどこかにあったような気がするので
三浦さんとか、角田課長とふたりで事件を解決する回を見てみたいです。
神戸くんが出てきて改めて思ったのが
読んでるとやっぱり画面が目に浮かぶってこと。
よーく読むと会話文の口調 -
Posted by ブクログ
「ようこそ、特命係へ」神戸尊くん(ようやく)特命係に安住決定の巻。
太田愛さんの脚本は、予備知識なしにテレビを見てても、なんとなく判るような気がしてきました。いい意味でウエットな感じが好みなので。
脚本家さんそれぞれのカラーがあって、「特命係」という共通項があるからそれぞれに際立ってて面白いんだよな。
他の脚本家が書かないものを書くって頑張って下さると、見てる方はとても愉しみなわけだ。
それにしても、神戸くんがカタカナで「フッ」っていわされてるのが鼻につくんですけど。
神戸(及川みっちー)尊くんの、チャーミングに鼻持ちならない感じとは、ちょっと違う気がするんだ。 -
Posted by ブクログ
連ドラになる前から見ていた・・・のに、仕事やら何やらで忙殺されて中々リアルタイムで見られなくなり、久しぶりに見れたら何と相棒が変わっていて全然見なくなってしまったorz
なので、小説版と映像の違いは分からないですが、読みやすくて好きです。
月に1冊づつ買って集めて、ようやく新刊(って書いてあった)に追いつきましたとさ。
本格なハナシから割とライトなものまで(台詞でこいつアヤしい!って分かるのもあり)、通勤通学に丁度良い感じ。
裁判員制度を扱ったチャレンジな一作もあり。
シリーズ化したからか、以前の事件にからめてとか延長にあるような話もチラホラ。
なので、以前のシリーズご存知ないとかワタシの