金井真弓のレビュー一覧

  • セルリアンブルー 海が見える家 上
    ライナスが仕事で調査に訪れたマーシャス児童保護施設。
    そこでは彼が今まで目にしたことのない子どもたちがいて、驚きの連続だった。

    ケースワーカーとして子どもたちと一定の距離を保とうとしていたライナスだが、徐々に子どもたちと打ち解け彼が変わっていく様子が良い。
  • 欲望の錬金術―伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング
    世界的広告会社オグルヴィUKの副会長を務め、マーケティングとP&Rの最前線で人気を博してきた著者による本。「なぜ人は不合理な選択をしてしまうのか」を説明することが主題となっている。

    本書は「心理学」「行動経済学」「心理物理学」をミックスさせたジャンルレスな本だと言える。それによって消費者がとる、ア...続きを読む
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち
    年月を経てぼろぼろになったけれど愛着のあるぬいぐるみを募集し、ポートレートと共にエピソードを紹介する写真集。


    だいぶ前に原書を読んでいて、懐かしくなったので購入。他人の目にはちょっと可愛いと言えないレベルに形が崩れてしまっている子もいるのだが、添えられた思い出話を読むとそのクタクタな姿こそが特別...続きを読む
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち
    個性溢れるぬいぐるみたちに沢山の心温まるエピソードが詰め込まれていて楽しかった!

    よく私はぬいぐるみを連れて行って写真を撮るぬい活をしているが、この本を読んでぬいぐるみと付き合う長さはただモノではないなと実感した…
    今のお気に入りの子も生涯の相棒と呼べるくらい大切にしていきたい。
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
    1.自分の行っていることがしっかりと人の役に立っているのかを科学的視点から分析したくなったので読みました。

    2.本書は組織心理学の祖として活躍している著者が「人を助けること」についてどのような考えなのかを述べています。
    人を助ける=支援というキーワードを紐解きながら、日常でのシーンを事例にして役に...続きを読む
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち
    長年愛されてきたぬいぐるみのポートレートと、彼らにまつわるエピソードを収めた写真集。原題は『Much Loved』。
    U2ボノが持ち主であるテディベアや、ミスター・ビーンのテディベアも収録されている。いちばん印象に残ったのは『ミスター・テッド/ジョニーのクマ』。ダウン症で生まれたジョニーの元にやって...続きを読む
  • ロマンス小説お試し読み詰め合わせ1 ベルベット文庫厳選 イチ押し作家/黄金の蜜の味編

    ロマンスの定番

    収録されているどの作品も、とても良いところまでシーンが描かれているので、是非続きを読みたい気分になります。ロマンスということで、当初からベタベタな愛情表現が描かれているというイメージを持っていましたが、必ずしもそうでない展開をたどる作品も存在しており、このジャンルの奥深さを垣間見れた気がしました。
  • ボーイフレンド演じます
    間違いなく恋愛小説だが、友情や家族愛についてかなり深く切り込んでいる。
    お互いの利益のためのフェイクの恋人が本当の恋人になるまでの出来事がユーモアたっぷりに描かれていて非常に面白かった。
  • 欲望の錬金術―伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング
    日本のインターネット広告費がテレビの広告費を抜いたのが2019年。アメリカでは2017年に抜き去っています。デジタル、デジタルと草木もなびく流れの中での本書です。著者はオグルヴィUKの副会長、出版されたのが2019年なので、最初はなんとなくレガシー系広告会社の「あがきの叫び」かな?と思ったのですが、...続きを読む
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち
    愛されすぎたぬいぐるみたちの写真とエピソードをまとめた本です。
    欠損の美、滅びの美に近い何かを感じました。ボロボロになるくらい持ち主に愛されたぬいぐるみたちは幸せなのかもしれません。
  • 決定版 ネゴシエーション3.0―――解決不能な対立を心理学的アプローチで乗り越える
    難書というか、普段みなれない言葉のためにイメージがつきにくい

     アイデンティティ 自己同一性 自分とは何者か
     コンフリクト 衝突、対立
     トライブ 民族、部族、氏族
     弁証法 ヘーゲルが用いた議論をするための方法
     神聖なもの とても重要な関係

    困難な交渉を解決に導く「コンフリクト・マメジメン...続きを読む
  • リストマニアになろう!――理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣
    読みやすかったです。内容が重複している部分は多くありましたが、誰にでもとりあえず実践しやすくまとめられていると思います。メモを取る事の重要性はよく耳にしていましたが、イマイチ自分の生活の中に組み込めなかったのですが本書を読んで早速TO DOリストを作ってみました。無駄に悩む時間が好きでないので、ピッ...続きを読む
  • ボーイフレンド演じます
    ロックスターの息子・ルークと弁護士のオリヴァーは、それぞれの事情からフェイクの恋人同士になる。
    ルークの一人称視点で展開する、中々心を開けないラブコメ。扉が開かれる時間は、いつも非常識な時間だけど、非常事態だから仕方ないね。

    タイトルとあらすじから、結局両想いになるやつでしょ~なんて見守ってたんで...続きを読む
  • 欲望の錬金術―伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング
    合理的である事は周りからの納得感は得られるが必ずしも正解とは限らない。一見不合理である事の中に金の延棒は隠されているかも知れない
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち
     愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみたちの写真集。
     ぬいぐるみの写真とともに書かれているぬいぐるみの名前や年齢、持ち主から語られるエピソードも読み応えがある。
     載っているぬいぐるみの写真は、愛され「すぎ」たと言われるだけあって、正直かなりひどい見た目のものも多い。
     ふわふわだったはずの毛は...続きを読む
  • マリア・シャラポワ自伝
    内容とは離れて、例えばロシアの人がアメリカに移住して、その人に見えるアメリカがある。こういう視界の方が、いくらか素に近いアメリカを知ることができると感じる。ひいき目や近視眼的な濁りやピンボケがしにくいと。
    内容からは、能力、決断、構造、そういったものの中で生きることを教わった。自由の概念よりは解放に...続きを読む
  • 欲望の錬金術―伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング
    欧米企業の課題解決マーケティング事例を知りたい若者向けの書。昔だったらノードストロームとかサウスウエスト航空とか。欧米のベストプラクティスを読みながら、「流石だなぁ」なんて思ったものです。本書はその2020年版でしょうか。

    行動経済学が、人間は合理的行動を取らないってことを証明し始めました。そのこ...続きを読む
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
    人を助ける、という行為は介入が伴うため、「助ける」行為を行う手前の意思表示の時点で影響を与えてしまう。
    それが能動的に「教える」「助ける」姿勢になるとなおさらだ。

    支援を受ける側も与える側も準備が必要であり、またクライアント(支援される側)によりそった「プロセスコンサルテーション」が有効な場面が少...続きを読む
  • マリア・シャラポワ自伝
    なんとなく一匹狼の雰囲気があったが、幼少期から常に勝つことだけ考える負けず嫌いの性格だったシャラポワ。

    例の禁止薬物があってキャリアが短くなってしまったのは本当に勿体ないなあ、、
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
    支援者の役割には3種類あり、支援者は、その時々の状況に応じて、それらの役割を選択しないといけない。
    1) 専門家の役割; 必要に応じて専門的な情報やスキルを提供する
    2) 医師の役割; 患者の状態を診断し、診断結果に応じた処方箋をつくる
    3) プロセス・コンサルタント; プロセスに着目し、プロセスに...続きを読む