金井真弓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本でまず驚いたのは、どのページをめくっても文字でびっしりだったことだ。しかも、今出版されている多くの本よりも、文字は小さい感じがする。
シャラポワは、書かずにいられなかったのかもしれない。唐突にテニスをストップさせられて。
あのときのことは私も覚えている。
突然、シャラポワのテニスが見られなくなった。その処分は、とても重い(重すぎる)もののように私は感じた。
そして、この本を読み出したとき、彼女は全米オープンで戦っていた。チラッと見た試合には勝ったが、その次の試合には破れてしまった。
シャラポワは気になる選手だ。
その試合は、一試合だって最初から最後まで見たことはないけれど。
だから、この本を手に取った。
手に取って、写真があまりないこと。載っている写真も印刷が不鮮明なことが不満だった。
しかし、それは本文に入ればさして問題なくなった。
ここには彼女の言葉が紡がれている。もちろんこれは、日本語へ翻訳された本だから多少のニュアンスの違いはあるかもしれない。でも、彼女が書いた言葉だという気がする。
彼女が世界ランク1位だったこと、グランドスラムで優勝したことは知っていた。知っていたような気がする。
シャラポワをグランドスラムのテレビ中継で見たのはいつだったろうか?
2009年頃が最初だったか。
次のシャラポワの試合は、ちゃんと最後まで見てみたいと思った。
女子テニスはあまり見てない私だけど。 -
Posted by ブクログ
「謙虚なコンサルティング」を読んで、著者の考えをもっと知りたくなり、読んだ本。
が、組織開発の権威である著者であるからこその理想を描いた本。なんとかお客を集めて稼がなければならない一般的なコンサルタント業は、私はすべてを知っている、という顔をしなければならない。
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自分が私人として生きていることと、経営コンサルタントであることは、今まで切り離して考えていたが、この本によってそれが統合された。
私は、クライアントに親切にしなければいけない。クライアントを助けなければいけない。
それは、必ず相手の望む成果を出す、という文脈において。
そのために、どのような態度が必要か、教えてもらった。 -
Posted by ブクログ
コーチングとか、コンサルティングとか、サーバント・リーダーシップとか、ビジネスにおいて人を支援するという概念が注目されているが、この本は、そういうことも含みつつ、そもそも「人を助けること」ということを、例えば道を尋ねる人に道を教える、というところまで戻って考える本。
という意味では、とても根源的である。
一見、分かりやすそうでありつつ、あまりにも日常的なシチュエーションで議論が進むので、かえって当たり前のことをいっているのか、深淵なことを言っているのか、分からなくなる印象。
「支援」という行為がなぜうまく行かないかということを徹底的に考えていて、大変勉強になる反面、そんなにいろいろ考えていたらメンドーでしょうがなくなるでしょ、という気もした。
自立を基本とするアメリカ人だから、ここまで支援ということが複雑になるのか、人間の生物/社会的な性質がそうさせるのか。著者は、後者というニュアンスだけど、気配りが文化となっている日本だと、逆にここまで意識的に気配りしないだろう、と思ったりする。
読んでていろいろ複雑な思いがよぎる本であったが、結論部分の7つの原則と18のコツはときどき読んで、支援に関する謙虚な気持ちを忘れないようにしたいと思う。 -
Posted by ブクログ
支援を受ける側と支援を与える側の両面から価値のある支援のかたちを探る。本書で提案されるプロセスコンサルテーションはまさに自分自身の関心分野に近く明快に言語化された感覚である。
支援には役割が必要でありながら、相手の信頼を得られていない関係性では機能しない。専門家的な役割が決してダメなのではなく、適切な切り替えが必要である。相手が本質的に求めることを時間をかけて探る。などなど、多くの発見があった。
また対話型ファシリテーションの共有する価値観も多い。両者ともプロセスに視点を当て、相手の自己尊厳を高めたうえで、事実に基づいた問いを重ね、課題と解決策を自己発見させる。改めてこれまでの支援のあり方を振り返り、今後の支援のあり方を模索できた本でした。
しかし、なぜこんなに読みにくいんだろうか。日本語が誤っているわけでもないのに、とにかく読みにくく、頭になかなか言葉が入ってこない。。 -
Posted by ブクログ
最近自分の「対話力」が低下しているのではないかとの危機感から、4年ぶりに再読。単なるディスカッションではなく、Win-Winを実現するための「対話」に必要なスキルとプロセスを解説した一冊。
人は自分が所属する社会・集団の中で身につけた「思考と感情」により、事実をありのままに見ているつもりでも無意識の「想定」を行っており、他人が異なる「想定」から述べた意見に対して「守り」の姿勢を取ってしまうことが、対話を阻む障壁となる。著者はその背後に、現代社会に浸透した「科学的思考」があり、人々が”唯一絶対の真実”を追求する姿勢が社会の「断片化」を招いたのだと指摘する。
これらの課題を克服して「対話」するためには、一切の判断や行動を「保留」し、自己の感情をひたすら観察することにより、自分の「想定」を意識するとともに、科学的思考の対極である「参加型思考」を用いて、自分も相手もより大きな「全体」の一部であると認識する必要がある。「勝ち負け」を競いがちな文化とは真逆の価値観を組織的に許容することの大切さと難しさを再認識することとなった。 -
Posted by ブクログ
邦訳のサブタイトル『対立から共生へ、議論から対話へ』というのが、本書を平易なものだと勘違いさせる原因になっているのではないかと思います。
自身の知識と読解力の貧弱さを棚に上げて…というのは気恥ずかしいですが、それでもやっぱり生易しい内容の論文ではありません。
物理学者という背景が、文章を複雑にしているのでしょうか? 内容も、断片化や論理性の重視を否定する一方で、本論では対話の過程を細分化して論理的に考察しているようにも思えたり。
とにかくそんなことは置いておいたとしても、これは難解な一冊です。
全体の十分の一も理解できていないのではないか、と残念な気持ちです。
通常、目次を見れば大筋を把握できるものだと思いますが、いかがでしょうか? 各章でなにが語られようとしているのか、ちっとも想像できないでしょう。
ただし、様々な名著の下敷きになっているこの主張が理解できるよう、今後も再読を重ねていこうと思います。
<目次>
1 コミュニケーションとは何か
2 対話とは何か
3 集団思考の性質
4 問題とパラドックス
5 見るものと見られるもの
6 保留、肉体、自己受容感覚
7 参加型思考と無限 -
Posted by ブクログ
自分には難解すぎた。
本によると、以下の引用のように、
「思考」の機能がさまざまな対立の原因である。
『人が持っているさまざまな意見が、過去の思考の結果だという』
『思考は結果を生み出すが、そのあとで、自分はそんなことをしなかったという』
『人類の問題はすべて、思考に自己受容感覚がない事実が原因だ』
このような思考の弊害を避け、物事の真の意味を把握するため、
「対話」という手法を提案している。
しかも対話では、一般的な会議、議論とは違って、
問題意識や目的を持たないで行う必要がある。
もちろん、無意味におしゃべりをして時間を浪費するのでもない。
対話の後ろを流れている共通の意味を探るのだ。
ということを書いている気がするのだが、
全く分からない文もあり、ちゃんと分かっている自信がない・・・
ボーム博士の別の著書を読みたい。