金井真弓のレビュー一覧
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ネタバレ幸せな人生をおくるには
極めて真っ当な内容になっている。
メモ
・12の行動習慣
感謝の気持ちを表す 感謝日記
楽観的になる 最高の自分像を書き出す
考えすぎない、人と比較しない
親切にする
人間関係を育む
ストレスや悩みに対処する
人を許す
熱中できる活動を増やす
人生の喜びを深く味わう
目標達成に全力を尽くす
内面的なものを大切にする
身体を大切にする 瞑想と運動
・意図的な行動が習慣として続くために
ポジティブ感情をより多く体験する
タイミングを測り、行動に変化を起こす
社会的なつながりを大切にする
動機努力コミットメン -
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世界的広告会社オグルヴィUKの副会長を務め、マーケティングとP&Rの最前線で人気を博してきた著者による本。「なぜ人は不合理な選択をしてしまうのか」を説明することが主題となっている。
本書は「心理学」「行動経済学」「心理物理学」をミックスさせたジャンルレスな本だと言える。それによって消費者がとる、アンロジカルな(サイコロジカルな)行動の原因を追求する。
この分野の本はこれまでに割と読んできたのでかなり知識はある方だと思っているが、知らない概念や用語も幾つかあった。
とはいえ、アカデミックに振り切っているというわけではなく、実際のケースや著者自身の経験に基づくエピソードも多く紹介される -
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年月を経てぼろぼろになったけれど愛着のあるぬいぐるみを募集し、ポートレートと共にエピソードを紹介する写真集。
だいぶ前に原書を読んでいて、懐かしくなったので購入。他人の目にはちょっと可愛いと言えないレベルに形が崩れてしまっている子もいるのだが、添えられた思い出話を読むとそのクタクタな姿こそが特別なのだとわかる。原義のフェティッシュ=呪物崇拝の世界だ。
いくつか手作りのぬいもいるけれど、ほとんどは工業製品。だが、パーツを付け直し、布をツギハギされていくうちに、とても元はデパートに並んでいたとは信じられない風貌になっている。この唯一無二の佇まい。"表情"としか呼びようのない -
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1.自分の行っていることがしっかりと人の役に立っているのかを科学的視点から分析したくなったので読みました。
2.本書は組織心理学の祖として活躍している著者が「人を助けること」についてどのような考えなのかを述べています。
人を助ける=支援というキーワードを紐解きながら、日常でのシーンを事例にして役に立っているケースと経っていないケースを比較しています。
役に立っている状態には必ず7つの原則が守られており、それを保つために4つの問いかけの順番を守っています。本書ではその原理原則とともになぜ役に立たない支援が出てしまうのかも述べています。
3.日常を振り返ると「問いかけの数」が少ないことに気づき -
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長年愛されてきたぬいぐるみのポートレートと、彼らにまつわるエピソードを収めた写真集。原題は『Much Loved』。
U2ボノが持ち主であるテディベアや、ミスター・ビーンのテディベアも収録されている。いちばん印象に残ったのは『ミスター・テッド/ジョニーのクマ』。ダウン症で生まれたジョニーの元にやってきて、彼が6歳になる数ヶ月前までを共に過ごし、その後も妹たちと遊んだ。自信に満ちた優しい表情に見えた。
写真・文:マーク・ニクソン、訳:金井真弓
著者による前書きの部分の、「ぬいぐるみを募集した際にほとんどが子どもであることを想定していたが、大人にも大いに受け、多くの大人もぬいぐるみを大事にしてい -
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日本のインターネット広告費がテレビの広告費を抜いたのが2019年。アメリカでは2017年に抜き去っています。デジタル、デジタルと草木もなびく流れの中での本書です。著者はオグルヴィUKの副会長、出版されたのが2019年なので、最初はなんとなくレガシー系広告会社の「あがきの叫び」かな?と思ったのですが、一貫してクリエイティビティについての主張でした。それは「非合理のススメ」。もちろん,その中でデジタルマーケティングにも英国っぽい皮肉をカマしてしますが。たとえばP480「テレビコマーシャルをバナー広告と異なるものにしているものは何か?私には次の3点が考えられる。1.テレビコマーシャルの製作は高額で、
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例え話が極端に少ない、もしくは分かりづらいものが多く、抽象度の高い難解な本であろうと思います。
今回、私はペア読書という3,4人で1ヶ月かけ、1日10ページ程度に区切って、読んで、その箇所の感想や質問をしながら、少しずつ読み進めるという方法で読みました。まさにその場は、ダイアローグという形で、難読書ながらも共通理解を得ようとした試みでした。その記録を少し残したいと思います。
コミュニケーションの語源は何かを共通のものにすること。対話は言語を通じて、共通認識を作り上げる行為。
現在の社会では、あらゆる対立、議論、説得に基づくコミュニケーションがなされ、共通のものが作られずインコヒーレントな -
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ネタバレロックスターの息子・ルークと弁護士のオリヴァーは、それぞれの事情からフェイクの恋人同士になる。
ルークの一人称視点で展開する、中々心を開けないラブコメ。扉が開かれる時間は、いつも非常識な時間だけど、非常事態だから仕方ないね。
タイトルとあらすじから、結局両想いになるやつでしょ~なんて見守ってたんですが、二人とも厄介な思考すぎて両片思い状態が長かった。
二人を取り巻く友人やルークの同僚たちのアクが強い。ブリッジは最高。
ラストシーン、夜明けを玄関で迎える二人が互いの気持ちを語り合う様子に微笑ましさを感じるんですけど、家の中にプリヤがいるのを想像するとめちゃくちゃおもしろいんですよね。絶対ドアの -
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愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみたちの写真集。
ぬいぐるみの写真とともに書かれているぬいぐるみの名前や年齢、持ち主から語られるエピソードも読み応えがある。
載っているぬいぐるみの写真は、愛され「すぎ」たと言われるだけあって、正直かなりひどい見た目のものも多い。
ふわふわだったはずの毛は擦り切れて下地の布だけになっていたり、カラフルだったはずの色は黒ずみ色あせていたり、目や腕は取れかけていたり取れていたり、糸や布で直された跡が丸見えだったり。
車で数十キロ引きずられたのか?と思うようなものや、ホラーゲームのクリーチャー―と見紛う見た目のものもある。
しかし、擦り切れたり黒ずんだ -
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欧米企業の課題解決マーケティング事例を知りたい若者向けの書。昔だったらノードストロームとかサウスウエスト航空とか。欧米のベストプラクティスを読みながら、「流石だなぁ」なんて思ったものです。本書はその2020年版でしょうか。
行動経済学が、人間は合理的行動を取らないってことを証明し始めました。そのことを、広告、マーケティングに長年携わり多くの事例を見てきた著者は、「錬金術」と呼び、ロジカルな思考からの解放を問うてます。
ちょっと前に読んだ編集工学のアフォーダンスや、アナロジカルな考えと似てます。一緒に読むと自分ごととして、実践できる気がします。