椙本孝思のレビュー一覧

  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

    Posted by ブクログ

    椙本さんの書くミステリーは、謎解き部分をわざと雑に書いてる?ラノベ感てやつ?

    キャラ読み好きな私には楽しめたけど。

    0
    2018年02月25日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

    Posted by ブクログ

    久しぶりの館もの。

    ハテナ、黒彦、犬神博士。その他、蒲生や紅岩など登場人物は誰も好感が持てる人ばかり。
    特にハテナ絡みのシーンのコミカルさは、陰惨な殺人事件をふと忘れてしまう温かみが面白かった。

    それだけにトリックや動機が残念。

    0
    2018年02月25日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

    Posted by ブクログ

    このシリーズをミステリーなどと思ったらいけない。
    あくまでミステリー的なライトノベルなのだから。
    完全にキャラ読みをしている身としては、ミステリーに分類することも迷ったほどで・・・。
    シリーズ第3作目となく「露壜村事件」は、ほとんど犬神清秀の出番はない。
    「えっ?いまごろ?」と突っ込みたくなるくらい後半に、申し訳程度に顔を出す程度だ。
    それでもしっかりと謎を解いてしまうあたりは、イヤになるくらい小説的なのだけれど。
    いつも通りに今回も果菜のかわいさが炸裂している。
    白々しい計算もなく接してくる果菜に対して、中途半端に男らしい黒彦がなかなか笑える。
    それにしても帯に書かれている「ミステリへの挑戦

    0
    2017年02月28日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

    Posted by ブクログ

    犬神清秀・果菜兄弟と白鷹黒彦が出会った最初の事件である。
    正統派のミステリーではないけれど、何しろ主要な登場人物の設定がSF的なので軽いタッチで読みやすく、魅力的ではある。
    もしも椙本さんがもっと多彩な表現力のある作家さんだったら、もう少し違った方向へと行けたのかな・・・とも思ったけれど。
    これは、名探偵でも解明できな事件のような。
    もはや推理の範疇を超えたところに事件の真実があるという、とんでも結末なのだから。
    ミステリーっぽいライトノベルという表現がいちばんしっくりとくる。
    果菜のキャラクターがとにかくいい。
    可愛くて無邪気で純粋無垢で、天真爛漫を絵に描いたようなキャラクターだった。
    黒彦

    0
    2017年02月28日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

    Posted by ブクログ

    椙本さんの作品はこれで読むのは何作目になるだろう。
    何故かいつも何かが物足りない。
    設定自体に説得力がない。
    第一の自殺?はどうしても必要だったのか。
    犯人の中にある憎しみや復讐心は理解できる。
    だが、何の罪もない人間を復讐のために死に追いやることができるのか。
    犯人を信頼し、協力までしてくれた女生徒を。
    どんなにひどいことを平然とする人間はたしかに悪い。
    だが、信頼しきっている人間は騙して殺すことのほうがもっと悪いのではないか。
    誰にでも大切な人はいる。
    かけがえのない人を理不尽に奪われたとき、憎しみのあまり復讐を誓うこともあるだろう。
    けれど、そのために無関係の人間を巻き込んでいいはずがな

    0
    2017年02月26日
  • へたれ探偵 観察日記

    Posted by ブクログ

    タイトルとおり、へたれな探偵が、奈良を舞台に事件を解決していく話。キャラクターがはっきりしていて分かりやすい。
    2016/9/1

    0
    2016年09月01日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    迷探偵・白鷹黒彦の事件簿第1弾。

    嵐により外界から隔絶された洋館。そこで発生する連続殺人事件。舞台設定としては申し分ない。

    圧倒的な暴力により殺害される被害者たちは悲惨です。とても大掛かりな、そして、極めて凶悪なトリック。想像の上を行く驚愕の犯人像に唖然とする。

    ちょっと頼りない迷探偵・白鷹黒彦の暴走気味の推理。謎の多い博士・犬神清秀と天然キャラのその妹・果菜。彼らが程よいスパイスとなっているバカミス的ストーリーが、読んでいてハラハラさせられ、思いの外楽しかった。

    私にとっては、村崎友著『風の歌、星の口笛』以来の大がかりなトリックに出逢ったという印象です。

    0
    2016年08月07日
  • 幻双城事件 仮面の王子と移動密室

    Posted by ブクログ

    シリーズ第4作。今回は芸術家の二世達が集められた城…建物の図解は最後にもう一枚欲しかったが、まあこのシリーズだしな…。犯人の動機が悲しい。黒彦モテでハテナとの事が心配だったけど、今回進展した!しかし、もうちょっと黒彦が活躍できるといいんですが…。軽実くんも応援しております

    0
    2015年11月14日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2作。今回の建物は黒彦が通う学校で…トリックは毎度の事ですが、一番ミステリーっぽかったかなと。犯人の動機はわからなくもないが、手段はもっと他にあったのではと…。黒彦達の学校生活が見れて楽しかった。

    0
    2015年11月14日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3作。閉ざされた山村で事件…だがそのオチは想像もしなかったなー。他の方が書かれてるように普通のミステリーと思って読んではいけないのだが…;博士とハテナの問題も。

    0
    2015年11月14日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

    Posted by ブクログ

    設定は好みだったが、オチというか、ミステリーとしては…()しかし犬神とハテナが気になるので続きは気になるかな…

    0
    2015年11月14日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

    Posted by ブクログ

    黒彦少年の探偵話か?と思ったけど、なんだろう?
    年下の少女に振り回されつつ、一人ずつ死んでいく館から出られない恐怖に立ち向かい謎を解こうとする話?

    0
    2015年07月26日
  • 幻双城事件 仮面の王子と移動密室

    Posted by ブクログ

    黒彦と犬神兄妹のシリーズ4作目。


    孤立する城内部と大掛かりな仕掛け。
    ちょっとパズル解きのような面白さはありましたが、
    トリックとしては割とあっさりめでした。
    最後の最後に分かる事実だけはちょっと意表を突かれましたが。
    シリーズ通して「香具土深良」が落とす影のようなものも薄まって、
    全体的に浅い感じでした。


    今回、主人公たちの間に若干甘い空気が流れます。
    誰と誰かはここでは書きませんが、
    個人的には要らないと感じました。
    コメディタッチの会話が面白いのは良いですが、
    ラブコメにはして欲しくないので・・・。
    いや、次回作以降の為の伏線として必要なのか・・・?


    犯人の境遇は同情に値する

    0
    2017年10月14日
  • 幻双城事件 仮面の王子と移動密室

    Posted by ブクログ

    舞台設定はとても良いです。でもちょっとキャラが無駄に多すぎたかな? 前半から中盤まで芸術家たちの作品紹介になっているが、トリックにそれらが活かされることがほぼ無く、必要あったのか疑問に思う描写が目立った。それこそ読者を騙すための手法だと言うのなら文句は言えないが、やはり少々強引というか風呂敷の畳み方が雑に思える。

    0
    2015年01月23日
  • バジリスク 寄生生物

    Posted by ブクログ

    読書録「バジリスク」3

    著者 椙本孝思
    出版 角川ホラー文庫

    p91より引用
    “「人は不安に駆られると間違った決断をし
    てしまいがちだ。また正しい道に進んでいて
    も悩みは尽きない。だけど不安がなければ自
    信を持って行動できる。それに、もしその決
    断が間違っていたとしても、決して後悔せず
    に先へと進めるんだ。」”

    目次から抜粋引用
    “生物教師
     隣人監視
     人喰屋敷
     徘徊老人
     寄生生物”

     人々の回りで起こる猟奇事件の、その原因
    を求める男を主人公としたバイオホラー小説。
    連作短編集。
     夏の休日のキャンプ場、ゴミを捨てに行っ
    た少女が、みつけた小動物についていった先
    で見たものとは

    0
    2014年12月10日
  • 幻双城事件 仮面の王子と移動密室

    Posted by ブクログ

    最近の館は動くな〜。しかも、これ見よがしに動くな〜(笑)。
    館物愛好家としては、見取り図を見れば「さて今回はどこが動くのかしらん」と推理するのが楽しみではありますが、今作はまさかの「登場人物達に、城に仕掛けられたトリックが示されている」という前提条件が与えられています。
    ふむふむ…ソコが動くと示しておいて、実はココが動くんじゃないの?!と穿った見方しかできないミステリスキーは考えるわけですね、もちろん( ^ω^ )←

    そう邪推しながら読み進めて行くと、何だコレ以上の発展は無しか…と見せかけておいて、ところがどっこい!←なオチが待っていました。ああ〜そう裏切ってくるのね〜(笑)。これって、もし

    0
    2014年11月04日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

    Posted by ブクログ

    館ミステリー、学園ミステリーときて今作は村ミステリー。

    明らかに、お手本となる名作を片手に設定を持ってきて
    その世界観にシリーズキャラを放り込んでみるという
    作り方をしている点については、まあアリだということにしても
    今作は面白ければ何でもあり的な雑さがちょっと目立っていた。

    特に後半の超展開は正直ついていけず、
    興ざめな感じが否めなかった。

    ノックスの十戒がなぜ存在しているのか
    なぜミステリーにおいて、一定のお約束が
    作者と読者の間で共有されるべきかについて、
    こういう作品を産まないために
    あるのだなということを思い知らされた。

    0
    2014年03月26日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

    Posted by ブクログ

    魔神館からの第二弾。ずっと探してた本です。読んで、やっぱりこのシリーズ好きだなと、改めて思いました。

    0
    2013年07月16日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラノベ的ミステリ小説。山奥の雰囲気たっぷりの洋館に、何かを暗示するような禍々しい魔神像、悪天候によるクローズド・サークルと、お膳立てはバッチリ。次々に事件が起こるものの、真相は割とトンデモな方に入るのではないかなー。だって犯人は○○○だなんて、ねぇ。でもキライではないです。ところでハテナちゃんは本当にロボットなのかなぁ? 最後まで読んでみて、そこが一番気になるところかも。とりあえず次作も読んでみようと思います。

    0
    2013年06月19日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■シリーズ3作目にして、やっとミステリーっぽい感じがした。まあ、けっこう強引ですが。前2作は結構とんでも設定で、びっくりしたからな。でも、それは、今回は物語の核である香具土深良の建造物が関わってないからだと思うと、そもそも設定に無理があったんじゃないかと思ったり。
    ■相変わらず、黒彦くんは頑張ってるのに空回り、ハテナちゃんは大けが。まあ、それがこのシリーズなんだろう。

    0
    2013年03月25日