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Posted by ブクログ
黒彦と犬神兄妹のシリーズ4作目。
孤立する城内部と大掛かりな仕掛け。
ちょっとパズル解きのような面白さはありましたが、
トリックとしては割とあっさりめでした。
最後の最後に分かる事実だけはちょっと意表を突かれましたが。
シリーズ通して「香具土深良」が落とす影のようなものも薄まって、
全体的に浅い感じでした。
今回、主人公たちの間に若干甘い空気が流れます。
誰と誰かはここでは書きませんが、
個人的には要らないと感じました。
コメディタッチの会話が面白いのは良いですが、
ラブコメにはして欲しくないので・・・。
いや、次回作以降の為の伏線として必要なのか・・・?
犯人の境遇は同情に値するけど、
犯行に至る動機と過程が唐突過ぎました。
幾ら何でも人間そこまで短絡的じゃないと思う。
他にもすることできることがあった筈と、どうしても思ってしまう。
それとも、短絡的思考もその境遇故ということでしょうか。
深読みし過ぎか・・・。
兎も角、最後の急転直下以降、残念感だけが残りました。
Posted by ブクログ
最近の館は動くな〜。しかも、これ見よがしに動くな〜(笑)。
館物愛好家としては、見取り図を見れば「さて今回はどこが動くのかしらん」と推理するのが楽しみではありますが、今作はまさかの「登場人物達に、城に仕掛けられたトリックが示されている」という前提条件が与えられています。
ふむふむ…ソコが動くと示しておいて、実はココが動くんじゃないの?!と穿った見方しかできないミステリスキーは考えるわけですね、もちろん( ^ω^ )←
そう邪推しながら読み進めて行くと、何だコレ以上の発展は無しか…と見せかけておいて、ところがどっこい!←なオチが待っていました。ああ〜そう裏切ってくるのね〜(笑)。これって、もしかしなくてもアンフェアなタイトルよねえ(笑)。
館愛好家にとっては非常に挑発的なトリックです。そうか、こういうアプローチもあるのか!とちょっと感動しました。これは、数多の種類の館に触れたことのある人にしか書けない館な気がするなあ。
そして今回も、天才博士は最後の最後で美味しいところ独り占めです。煩雑な説明は黒彦くんに任せておいて、自分は優雅にオオトリをかっさらう(笑)。いつもどーり!
今回はちょっと事件発生までの導入がまだるっこしかった気がするけど、最後の最後で黒彦くんたち生存者が見た景色が素敵なネタバラシだなあと思ったのでノープロブレムなのです( ^ω^ )←
美術品の収集家として名高い実業家が建てた奇妙な城、幻双城。
その城に収蔵された美術品の制作者の子供達が、二代目城主に招待された。時間になっても姿を表さないホストに不信感を募らせる客達。そして、広間の柱時計が鐘を鳴らし終わった途端、悲劇の火蓋は切って落とされた!
動く城、次々と発見される死体、姿無き殺人者…閉じ込められた黒彦とハテナは、凶行を止めることができるのか?
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小説・文芸
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