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Posted by ブクログ
黒彦と犬神兄妹のシリーズ2作目。
前回は旅行先でしたが、今回は黒彦が通う高校です。
非日常から日常に戻ってきた筈の黒彦ですが、
またまた巻き込まれて探偵役へと押し上げられています。
前回の事件で知り合った幾人かとも再会。
黒彦の生活は再び不穏な空気に包まれます。
導入部では黒彦が個性的な探偵部の面子に引きずられる流れですが、
私は黒彦の主体性が無さ過ぎてちょっと不自然に感じました。
が、それを過ぎると後は最後まで一気に読めました。
最後まで犯人も分かりませんでしたし。
ただ・・・黒彦の視点で話が進むので主人公で間違いないのですが、
最後の最後で犬神(兄)に探偵として美味しい(?)とこをもっていかれ、
イマイチ影が薄いというか探偵役として中途半端というか。
主人公に感情移入して読むタイプの私としては、
どうもしっくりしません。
「世界最高の知性」たる犬神(兄)は慧眼だけど人の生死に興味なし。
一方黒彦は、探偵役に押し上げられて本人も事件解決を望むのに、
一高校生ではやっぱり力不足は否めない。
という訳で、前述のようなことになるのですが、
これが、このシリーズの特徴というか持ち味なのかもしれません。
ワトソン役のいないダブルホームズ・・・みたいな?
前回出てきた名前が再浮上で、果菜(はてな)のロボット疑惑や、
黒彦の両親の死など伏線っぽいものも保留のまま。
次回は何処へ行くのやら。
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小説・文芸
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