椙本孝思のレビュー一覧

  • 幻双城事件 仮面の王子と移動密室

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    事件が起こるまでがちょっと長すぎるかなぁ。建物の仕掛けも仰々しい割には単純だし。ちょっとひねりが足りないかなぁと思いました。

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    2014年11月21日
  • へたれ探偵 観察日記

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    大好きな「奈良」が舞台となったら買わずにはいられない。主人公の探偵“柔井”あまりにも情けな過ぎるけど探偵としての腕は確かで面白かった。 奈良に因んだ謎で読みやすくシリーズ化してほしい。

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    2014年11月18日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

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    3作目。これもミステリーの定番と言える、閉鎖的な山村を舞台とした殺人劇。雪に閉ざされているという点で、これもまたクローズドサークルです。
    このオチは言ってみれば1巻に似てるかなぁ。普通に考えていくと犯人がいなくなっちゃう。ちょっと釈然としないものは残るね。

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    2014年09月19日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    2作目にしてぐっとミステリーっぽくなりました。
    主人公の黒彦くんがなんだかハーレム状態なのが、ちょっとラノベっぽくてアレですが、高校が舞台であることと、少し極端ともいえるキャラが登場するあたりも含めてラノベっぽいと言えますね。
    個人的には銃が登場するあたりに違和感を覚えます。100%入手不可ではないにしても高校生が持つには不自然だし、物語的な必然もないように感じました。

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    2014年09月17日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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    作中で推理小説作家をこき下ろし、その読者をも否定しているだけあって、普通の推理小説とは一線を画す内容です。
    タイトルの通り「館」がテーマで、山奥の洋館が舞台でかつ台風で閉ざされる、言ってみれば典型的なクローズドサークル。でも最も探偵向きな人物は事件に興味を示さず、その犯行もかなり特殊です。このオチは賛否両論あると思います。私自身は半ば予想しつつ、少々気が抜けてしまいました。

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    2014年09月17日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    シリーズ2作目でようやく読み方がわかってきたというか
    おそらくこのシリーズはミステリーとして読むよりは
    ミステリー風味のライトな小説として読むのが
    正しい読み方なのだろうと思う。

    あまり細かいツッコミをいれても仕方がないし
    そこは割りきって読むのが吉かと。

    今回は学園ミステリー風味。
    いい意味でいろんな小説の面白いところを
    いいとこ取りして取り込むのがうまい作家なので
    雰囲気は楽しめるし、キャラクターもよく動いていて
    気軽に読む分には悪くない作品だと思う。

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    2014年03月20日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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    読者を楽しませる趣向がこらされた作品で
    ベタといえばベタだけど、読んでいてワクワクしたり
    ニヤニヤしたりすることに事欠かない楽しい作品。

    信州奥地の謎の洋館、麦わら帽子を被った元気な僕っ娘
    メイド服を着たメイドさん、変人の天才、
    雰囲気作りのギミックがてんこ盛り。

    その分どこかで見た感もゼロではないんだけど
    それを差し引いてもキャラがよく動いていて
    出来は悪くないと思っていたが
    最後はさすがに頂けないバカミスになっていて
    マイナス1点。

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    2014年03月18日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    「人間は侵略しないと生きてはいけない生物なのは知っての通りだ。何千年経っても本能は変えられない。世界平和も自己防衛の拡大に過ぎない。自分を守るために、前もって貧困地域や紛争地域を救っておこうとするんだね。誰かに優しくするのも結局、自分の身の心を守るためなんだ。」

    パターンが全体的に前作と同じなので、いまいちかな。

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    2013年10月25日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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    「果てしないもどかしさを覚える。皆どこかで、何かを見落としている。いつ?どこで?誰が?何を?どうした?世界はこの五つの問いの上でしか成り立っていない。たった五つ、しかとその内のどれか数個の勘違いで犯人を見失っているはずだった。見つけなければならない。もう、事件を解決しなければならない。誰かではなく、自分が。」

    面白いけど、最後のインパクトが小さいなぁ。

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    2013年10月25日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

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     雪のために週2回くるバスでしか出入りすることができない山奥の村で、黒彦達が招かれた大きな屋敷で連続殺人事件が起こります。
     主人公黒彦が殺人事件を解決しようとするのですが、前巻、前々巻と読んでいるので、正解しないんだろうなとか思いながら読んでいました。せっかく主人公が新しい事実に気付いても、どうせ意味ないんだろうな、と思ってしまいました。
     話自体は結構ボリュームがあって、無関係の村での厄介事に首を突っ込むべきか黒彦が悩むところや、後半の緊迫した場面などが面白かったです。

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    2013年10月08日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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    ヒロインが僕っ子、「やっふー」だの「はふー」だの、苦手な人、つまり私には受け付けない口癖を持つので読むのがしんどかった……。ストーリーは面白かったけど、トリックは割と早く解りました。それしかないじゃん!って感じ。僕っ子ヒロインを周囲の人間が無条件に受け入れ、可愛がってるのが不思議。かなり好みが分かれる性格だと思うけど。私だったら「うぜー」としか思わない。小学生ならまだ我慢できるけど、中学生でこのアホっぷり。天真爛漫って評されてたけど、実際に中学生でこんな子がいたら親を疑うよ。面白かったけど、いまいちという微妙な感想でした。でも続編、買っちゃうんだろうな。

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    2013年10月01日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    前作ほどの荒唐無稽さはない
    ハテナは相変わらずの可愛さ
    探偵はお約束の推理ミス
    博士の薄情モンぶりは相変わらず
    でも、面白い

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    2013年09月18日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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    意味ありげ、思わせぶりな細々した
    会話・事件のなか、一服の清涼剤は
    ハテナ(果菜-14歳)の言動
    事件の真相は・・・

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    2013年09月11日
  • 露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜

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    黒彦と犬神兄妹のシリーズ3作目。

    携帯電話も圏外な陸の孤島。
    年賀状一枚で呼び寄せられた見知らぬ土地。
    公共交通機関は月曜日と木曜日にやってくる週2便のバスのみ。
    部屋から荷物一式無くなって、客人と言われても・・・。
    これって実質軟禁状態ですよね。
    それだけで充分警戒に値すると思うんですけど。
    様子を窺ううちに流されちゃったね、黒彦君。

    村の高台に君臨するお屋敷が今回の舞台です。
    黒彦君と犬神(妹)が村にやって来た日、
    その一族当主のお葬式が執り行われていました。
    そして次の日から一人また一人と惨殺されていきます。
    最初っから怪しげな一族で、
    探偵役(?)の黒彦君も雰囲気に飲まれちゃって、

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    2017年10月14日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    黒彦と犬神兄妹のシリーズ2作目。
    前回は旅行先でしたが、今回は黒彦が通う高校です。
    非日常から日常に戻ってきた筈の黒彦ですが、
    またまた巻き込まれて探偵役へと押し上げられています。
    前回の事件で知り合った幾人かとも再会。
    黒彦の生活は再び不穏な空気に包まれます。
    導入部では黒彦が個性的な探偵部の面子に引きずられる流れですが、
    私は黒彦の主体性が無さ過ぎてちょっと不自然に感じました。
    が、それを過ぎると後は最後まで一気に読めました。
    最後まで犯人も分かりませんでしたし。
    ただ・・・黒彦の視点で話が進むので主人公で間違いないのですが、
    最後の最後で犬神(兄)に探偵として美味しい(?)とこをもってい

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    2017年10月14日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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     前作の『魔神館』はオチが酷いものでしたが、今回はそれなりに納得の行くような終わり方をしました。
     前作よりもコメディの要素が増えています。結構面白い場面も多くてよかったです。
     終わり方も少し切ない感じでよかったと思います。

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    2013年04月28日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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    久々に推理小説を読みました。
    メフィスト系をよく読んでいた大学生のときのことを思い出しました。

    ノベルスの時もそうだったけどこういこういうミステリーって、キャラクターを好きになれるかどうかが、結構読み進めるポイントな気がします。

    その点、この作品の3人はなかなかチャーミングでした。まぁ若干、ラノベっぽくはありますが。

    またこの3人に会いたいと思ったので、続きの巻も購入する気がします。

    しかし次は学園ものかー。この挑戦シリーズと言う試みもやっぱりミステリーファンとしては好きです。笑

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    2013年02月24日
  • 魔神館事件 夏と少女とサツリク風景

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     山奥の不気味な館に人が集められ次々と殺人事件が起こるという、わりとよくある感じの推理小説として始まりました。
     オチが、伏線は会ったものの、非常に意外なもので唖然としてしまいました。ちょっとこれはどうなのだろうと思いましたが、面白かったとは思います。
     不気味な館の雰囲気はよく出ていましたし、所々で入る主人公の黒彦と果菜のコミカルなやり取りも面白かったです。

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    2013年02月14日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    学園ミステリへの挑戦として、十分に挑戦できているんじゃないかな。前作の登場人物が再登場するあたり、嬉しいものだ。次回作には、誰か再登場するのだろうか。

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    2012年12月18日
  • 天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖

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    面白かったので一気読み。クロちゃんの人間性に強く惹かれました。ハテナもすっごく可愛い。でもハテナって本当のところは何?とっても気になりますね。博士はいったい。。。?
    次作が待ち遠しいです。

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    2012年11月29日