真造圭伍のレビュー一覧
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娘をなくして枯れた刑事と、DV受けてる家出JKの……二人の癒やしと再生の物語になることを祈る。少女がほんとうに可愛いです。口調のリアルさとか、ちょっとすごい。
それとカバー裏の写真にちょっと感動してしまった。
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『PとJK』が脳裏にちらついたけどたぶん全然違うやつ。Posted by ブクログ -
浅野いにおは裏切らなかった!
浅野いにおが描く戦争。
きのこたけのこ、あまりにも哀しすぎてぐっときた。Posted by ブクログ -
「なんか物足りなかったな」ってずっと思ってるような「ぼくら」が求める青春が、きっとここにはある。
愛すべき不器用バカの友情と青春に憧れと郷愁を感じる。Posted by ブクログ -
漂うのは青春と温泉の匂い。
『森山中教習所』に続いて、男二人の友情物語。
テーマは普遍。読後感は新鮮。
変わってしまった町への怒りを背景に十代の行き詰まり感を描く。
「あいつは俺の欲しいものを持ってる。」友人への嫉妬と好意は紙一重。ひょっとしたら根は同一の感情かもしれない。でもだからこそ、惹かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
真造圭伍デビュー作。
淡々とした登場人物。ドライな空気感。そしてユーモア。
そんな雰囲気に油断していると、突然現われるグッと来る場面。やられました。
清高と轟木が散歩している場面が好き。Posted by ブクログ -
なんて青春。なんて友情。
十代のころの友達同士って、大好きだからこそコンプレックスやひけめを感じちゃうことがある。しかも、それを感じている自分にまた後ろめたさを感じたり。
その割に相手はなんとも思ってなかったり、むしろ弱い子の強さが強い子の弱さを補完する関係が成立してたり。
大人になると自分の価...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく面白い。読み終えたときに青春の素晴らしさに感動しました。
でも何がそこまでいいのか、他人に伝えるのがなかなか難しい漫画です。
あえていえば、著者の前作「森山中教習所」の帯で評されていた「空間」の描き方が抜群に上手いのかも知れません。
コマ割りのアングルと演出そのままで実写映画にできる作品だと思...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読んで以来、仲たがいをしてしまった友人に連絡すべきか迷ってしまいました。迷っているうちにまた、これを読んでの繰り返し(笑)
自分の中ではとても彼らと重なり、いろいろ思い出してしまう本でした。Posted by ブクログ -
こういうマンガに出会うとマンガ読んでてよかったってしみじみ思う。
まっすぐであたたかくて、でもそれだけではなくて。
みんな何かを抱えていて。
ひとりひとりの人間がもつ間まできちんと描いていて。
もう戻れないけれど大切な夏。
もう会えない大切な人。
そういうこと、少し思いだした。Posted by ブクログ