藤原さとしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自衛隊に入ることが正解だったのか。始まってしまった道に悩み、苦しむ姿を描きながらも得るものの大きさをしっかり描いていました。
今自分はなにをしているのか。大体の人間はその日々自分は何をやっているのかぼんやり考える時間はないほど楽しんでると思いますが、多少の人間は本当に悩んでいる時や迷っている時って今自分が何をしているのかとふいに思う時があります。だけれども、そういった時に自分が何を得たのか確認するとグッと自分を支えられる。そうした描写が今回の4巻には詰まってました。人それぞれなにを得るのかは別ですがそれを自覚できたときまたひとつ一歩を踏み出せる。外出の日の帰りのような走りだす彼らがまさに -
Posted by ブクログ
自衛官にとって命と等しく扱われるすべての装備。それを無くすことの恐怖、そして消えてしまいたいと自分で思ってしまうほどの罪悪感。理不尽がすぐ側にある組織自衛隊、そこで学べることを描いた3巻でした。
「もしも」の可能性を減らすことができる唯一の方法。自衛官の装備の1つ1つは国民の血税から賄われているからこそ無くしてはいけないという理由は一端でしかないことが今回の話で描かれてました。89式の重みを知ることも鉄線鋏カバーを無くす恐ろしさを感じることも全ては戦場の「もしも」を無くすことに繋がる。自衛隊にとっても日本人にとっても想像できない事態かもしれないが、その「もしも」のために自衛隊があるのだか -
Posted by ブクログ
週刊漫画アクションを読んでいて面白かったので購入。作者が元自衛官ということで一気たちキャラのリアクションがとても現実的な印象を受けました。
自衛隊員の友人に聞いたことありますが、基本自衛隊は「入ってから鍛える」場所なのでどんな人間でも受け入れるそうです。そんな場所だから色んな人間が集まるそうで、作品内にも脱サラ、オタク、併願先など本来入りそうにない人間も入ってくる。ある意味そう考えるとこれ程マンガや小説などのストーリーにあっている場所もそうはないと思います。
2巻では伊達さんが自衛官にもっとも重要な必要なモノを語っています。「理不尽への耐性」これを見たときはどんな社会でも必要な要素だ -
購入済み
レンジャー編
自衛官候補生となったイッキ。
レンジャー希望だが、全員経験できるわけではもちろんないらしい。
レンジャーの過酷な訓練を追っていくシリーズなのか。 -
購入済み
涙
イッキが自覚できないのは無意識、というか記憶を無くしているからなのか。
ちょっと楽しそうなときとの違和感があるが、これを乗り越えるのがヤマになるわけか。