上野元美のレビュー一覧

  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    マンモスを再生させるという発想が、フィクション小説を読んでいるのか、と錯覚してしまった。
    物語としても、とても読みやすい。
    でも、ノンフィクションなんだよな、それが、びっくり。

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    2018年10月20日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    氷結マンモスなら、3−4000年前の隔離された島でのものが残っているらしくそれを、象のDNAをベースに特徴を組み替えてマンモスの特徴、ヘモグロビンがマイナス50度でも凍結しないなど、を出す。それをアジア象あるいは人工子宮を使って生み出す。というプロジェクトを追う。

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    2018年10月14日
  • 世界の終わりの七日間

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    世界は終わる。だが、謎を残してパレス刑事の世界は終わらせられない。最後の瞬間まで、愚直に真実を追うパレス刑事に涙。

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    2018年09月25日
  • 秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948-2014

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    イスラエルを守るために軍が作戦行動を遂行する。敏腕パイロットやスパイなどの工作員、首相などの政治家が生々しい活動をする--。読んでいると冒険小説のように感じる。

    この本はノンフィクション作品だ。実際に起こったことが語られている。気を付けないと小説のように楽しんでしまうが、実際にテロリストや軍人が死に、関係ない市民も犠牲者が出ている。これは楽しんではいけない事実だ。

    小説と違うと感じるのは、ストーリーに盛り上がりやクライマックスがないこと。最初から最後まで淡々とイスラエルから見た中東情勢が語られる。イスラエル周辺では第二次世界大戦後もずっと事実上の戦争状態なのが分かる。文章は読みやすい、でも

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    2018年05月16日
  • 世界の終わりの七日間

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    ネタバレ

    ついに三部作が終わってしまった。こんなふうになるなんて予想してなかった。でも隕石はやって来る。
    最後の終わり方のこういう余韻の残り方は嫌いじゃない。なんて言うか三部作通して全体的に不思議な魅力がある作品だった。疾走感があるわけではなく、主人公がかっこいいと言うわけでもないのに。
    この、ヘンリーのブレない生き方が心に響くのか。静かに週末を迎える人たちの中の、真相を知っている人の描き方も心に残った。

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    2017年06月17日
  • 地上最後の刑事

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    小惑星マイアが半年後にぶつかり地球は終わるそんな世界でひとり殺人事件を捜査するヘンリー・パレス刑事。おまえはどうして平気なんだみたいなことを言われたりするけれど、ヘンリー・パレスも本当は平気じゃないし、気にやんで眠ることができなかったりする。そりゃそうだと思う。半年後に世界は滅亡するんだから。殺人事件を追いかけて、くそったれな世の中で精一杯刑事であろうとしているヘンリーに入り込んでしまった。というより、この世界に。半年後にマイアが来るような気がしてしまう。現実に。それくらい力のある作品だと思った。さて、次は『カウントダウン・シティ』読みます。

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    2017年02月08日
  • 地上最後の刑事

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    最初はキャラ設定にちょっと馴染めんかった。
    彗星の衝突のせいで、警察官になって1年とちょっとの主人公が刑事に任命されて、事件を担当するという部分。
    でもページが進むにつれて物語に引き込まれていった。
    まぁまぁおもしろかったかな。久しぶりに小説を読めて楽しめた。

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    2017年01月01日
  • 世界の終わりの七日間

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    三部作の最終話。ミステリーやハードボイルドとしては物足りないが、人類滅亡目前という設定での話としては面白かった。最後もしんみりした。

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    2016年05月19日
  • 世界の終わりの七日間

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    素朴な疑問。小惑星衝突の後、地球そのものは残るの?かつて恐竜が絶滅したように、地上生物がある程度滅びるだけ?情報の遮断は救いとなることもあり得る。私なんか世界がこんなパニック状態になったら、真っ先に命落としそうだな。ヘンリーの自らの核を失わない平静さには畏怖を覚えた。

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    2016年05月11日
  • カウントダウン・シティ

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    第3部が発売になったので第2部を再読。
    第1部第2部と徐々に世界が変わり終わりに近づいていく空気があり、でもその中でも捜査を続ける主人公の迷いながらも決意を固めて進む姿は読み応えがある。
    第3部の完結編が楽しみ。

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    2015年12月15日
  • 地上最後の刑事

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    これはきっと映画化されるな。謎解きも面白いけど、世界の終りが近づいて人々がマジメに仕事をしなくなり、世の中が機能しなくなっていく描写がリアルで不気味だった。

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    2015年02月17日
  • カウントダウン・シティ

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     これが3部作の2作目か!
     地球滅亡まであと8ヶ月。何が起きなくても驚かないがわくわくする!
     完結編が翻訳されるのは来年なんだろうか。たのしみ。

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    2014年12月26日
  • 地上最後の刑事

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    読み応えあり。
    未来がなくなった街・世界の、晴れない曇天みたいな雰囲気が良い。淡々とした主人公刑事くんの感情が時折波打つのも心地よかった。意外性は、やや弱いかもですが、それでも、加害者の動機と、「鍵のかかった扉の向こうにあったもの」は響きました。続編も期待。

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    2014年09月13日
  • 地上最後の刑事

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    こぶ平のお勧め。

    小惑星衝突目前の世界、という設定は違和感ない。
    過剰でなく、不足でもなく、うまく世界が描き出されていると思う。

    ミステリーとてしては、ちょっと食い足りない気もするけど、
    面白かった。

    解説によると、三部作の初作だとか。
    続きも読みたい。

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    2014年05月19日
  • 地上最後の刑事

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    世に警察小説は数あります。ですが、本作ほど個性的な作品は警察小説はおろかミステリ全体を見渡しても数えるほどでしょう。

    何といっても基本設定が

    小惑星衝突による破滅的災厄を間近に控えた世界。古びたファーストフード店で一人の男が首を吊った。未来に悲嘆しての自殺と誰もが思った。だが、新人刑事ヘンリー・パレスは他殺を疑い、終局に向かう世界の中、地道な捜査を開始する……

    だというのですから。

    本作『地上最後の刑事』はかように特異的かつ魅力的な背景を持つ一作です。メインとなる舞台も、起こる事件も、主人公たる刑事と彼を取り巻く登場人物たちも、全てが「警察小説」という言葉から浮かぶイメージと一致します

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    2014年02月28日
  • 地上最後の刑事

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     SFである。
     ミステリなんだけど、正統派ハードボイルドSFというか。

     アメリカが大好きな、隕石が地球に落ちてくる世界での、ある一つの事件のお話。
     設定はごく単純でありがちかな?とも思えるのだけれど、そこから描き出させる世界は実に豊か。
     表現ってすごいね、としみじみしました。

     続編があるらしいので翻訳が楽しみだ!

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    2014年02月15日
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝

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    この本にも時々登場するイスラエル人ジャーナリストのロネン・バーグマンのシークレット・ウォーズがホメイニ革命以後のイランvsモサドを中心に書いているのに対し本書では特に1948年の建国から1980年代までのモサドの活躍を中心に書かれている。バーグマンもかなりイスラエルよりだと感じたが、本書は完全にイスラエルの立場で書かれており、暗殺や国外での誘拐など他国の主権を無視する行為も肯定的に書かれている。イスラエルでベストセラーになった理由がよくわかるがちょっと一方的すぎる。モサドの失敗談も書かれているがバーグマンの方が辛辣だ。

    全21章にはナチスのアイヒマン誘拐と処刑、ミグ21の略奪、黒い9月のミュ

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    2013年08月01日
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝

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    イスラエルのインテリジェンス機関「モサド」の活動(の一部)を記録した1冊。「このような機関が存在しなければ、地球上の国々の均衡が一部の既得権益者の望むようには保てない」ということがよくわかる。社会システムは随分と複雑化したけれど、人間の根本的な部分は人類誕生より進化していない。

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    2013年05月25日
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝

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    最強の諜報機関であるイスラエルのモサドの様々な諜報・スパイ活動がこれでもかと紹介されている。

    イラクの核開発を阻止するための科学者の暗殺、ブラジルからナチス残党を拉致する話、エジプトの大統領の義理の息子をスパイにする話、PFLPのテロ組織壊滅のための攻撃、シリアに住むユダヤ系女性のイスラエル脱出作戦、ミグ21の機体を欲しいとイラクの空軍少佐をそそのかしたりと兎に角これでもかとばかりにモサドの合法・非合法を問わず、また成功・失敗を問わずに活動内容が次々と紹介されている。

    知られざる中東の歴史の背景にある様々な国の思惑、特にイスラエルから見た中東の近隣諸国との関係の裏面史には目を見張るものがあ

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    2013年02月01日
  • モサド・ファイル2 イスラエル最強の女スパイたち

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    モサドの女性比率が思ったより高い。
    過去からの事例が、緊迫した工作員の活動の様子を明らかにする。
    イランの核開発阻止にこれほどモサドの工作が関わっていたとは驚きである。

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    2024年12月23日