相澤康則の作品一覧
「相澤康則」の「マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「相澤康則」の「マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
面白すぎて一気に通読。
現実は小説よりも奇なりというバイロンの言葉のごとく、SF小説を超えるリアルの面白さ。
これが現在にリアルに起こっていることなのか考えると、ほとばしる高揚感と未来への想像。
遺伝学世界のトップであるハーバード大のジョージ・チャーチを中心として、マンモス再生への軌跡。
現在の遺伝子工学は数十年前では考えられなかった境地にすでに今の時点で達しており、さらに加速度的にあらゆるテクノロジーの進歩が今まさに起こり続けている。
ヒトゲノム計画、マラリア撲滅運動、遺伝子移植による老化の逆行。
デザイナーズベイビーから、不死の可能性までをも匂わせる。
すでに、マンモスはハイブリッドとして現在に細胞レベルでは生き返っており、復活のその日を待っている。
マンモス復活が地球温暖化防止策として、数十億の命を救うことにつながるというのもまた面白く、人類にとっても非常重要な試みだと思わせてくれる。
遺伝学の可能性は計り知れない。
ハイブリッド人間、不老不死、それらの一大産業が一般化され一般社会に流通していく日もそこまで遠くないかもしれない。
人生100年時代どころか、150年時代が目前のように感じる。
ここ1年間で読んだ本の中でも、
トップクラスの面白さと学びを得られた良書。
Posted by ブクログ
ノンフィクションでありながら、近未来の描写をちょっと入れたり、ほんのり小説テイスト。
全編通読後、結構重要なブリッジが端折られているんじゃ…といった感想を持ったりもしたが、遺伝子工学の大まかな現状とこれまでの過程がある程度分かり、また、永久凍土が失われてゆくメカニズムとそれがもたらすCO2排出の恐ろしさがヒシヒシと感じられ、スリリングでもあった。
意図して種を滅亡させることも可能だという、遺伝子ドライブなる技術も然り…。
科学者は"科学でできること"を際限なく突き詰めるのが本能であるし、その衝動及び恩恵と倫理がどこで折り合いをつけるのか、これはバイオテクノロジーを論じる時に必ず付いて回る問題であり、もちろん本書の読者に対しても例外なくその命題は示される。
個人的な感覚としては、例えば"人間に害をなす生物を改変・駆逐する"、"別の種の生物が持つ特徴を発現させる"、あるいは"飼い主の要望を受けペットのクローンを作る"などといった技術は既に超えるべきでない一線を跨いでしまっている気がするが…果たして、ジュラシックパークならぬ"氷河期パーク"は誕生するのだろうか?