ゲイル・キャリガーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゲイル・キャリガーの新シリーズ1作目。
元気いっぱいの女の子がヒロイン。
アレクシア女史ものと同じ世界設定で、もっと前の時代。
おなじみのキャラの若い頃も出てきます。
ソフロニア・テミニックは、姉と兄弟がたくさんいる14歳。
木登りやメカが好きで、あまりのおてんばぶりを持て余され、花嫁学校(フィニシング・スクール)に入れられることになります。
姉の社交界デビューの舞踏会までに、少しでもましになるようにと。
ところがそこは、上流社会のマナーを学ぶだけでなく、情報収集や毒物や短剣の使い方などを教える学校。つまりはスパイ養成校のようなものだった!
しかも校舎は、宙に浮かぶ巨大な飛行船で、煤っ子と -
Posted by ブクログ
無事結婚を終えて役職に就いた後、の話。
夫の後を追って北の地へ…と言えば情熱的な感じがしますが
腹いせが4割くらい入ってるかと思われます。
新しいパラソルと書いて『武器』と呼ぶものを片手に
かなりなお荷物要員をつれていざ出発…したらば
武器の作り手はひっついてくるわ、妙な事が起きるわ。
誰なのかと思っていたら、うっかりそんな設定を忘れていた人でした。
何故彼らは変身できなくなったのか、という謎は気になりましたが
それよりもやはり気になるのは夫婦の話。
隙あらばいちゃつこうとするのどうでもいいのですが
ヒーロー今回も役立たず(笑)
しかも最後には疑いかけてますし。
これはまた、次が気になる状 -
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Posted by ブクログ
アレクシアとマコン卿の娘プルーデンスは、二歳にして、両親と英国の宰相にして社交界の重鎮である吸血鬼アケルダマ卿とそのドローンたち、そして人狼団を振り回す振り回す!
やっぱり、アレクシアの娘だから当然最強という訳で、ストーリー上でも重要な役割を果たしてくれる。
今回は、エジプトとロンドンで同時進行的に物語が進んでゆくため、視点が交互に変わっていくのが少しややこしかったのだが、すべての謎と過去の決着を一気につけようとするため、次から次へと怒涛の展開で、ハラハラのしどうしだった。
いろいろ後の気になる終わり方だったので、プルーデンスの話が早く完成して日本の読者にもお披露目される日を待ち望む。 -
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Posted by ブクログ
アレクシアの世界観で、ちょっと過去の話。
世界観について特に説明した部分がなかったかも?アレクシアから来てる人は入りやすいけど、そうじゃない場合はどうなんだろうか…ただ、今回の筋では異界族がらみのゴタゴタというより、変な学校入っちゃった!という方向なので問題ないのかも。
ちっちゃいルフォー、かつてじゃないベアトリス、少女なレディ・キングエア等アレクシア組も濃いけど、ソープや教授陣、同期生等のソフロニア組もやっぱり濃い!
アレクシアに比べてヒロインの年齢が低いのでよりラノベ的。どたばたも、スパイテクを駆使してるのでよりヒロインたちの能力にワクワクする感じでたのしい。
いやぁ、学園はなかなか