新山サホのレビュー一覧
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半分は回想、半分は魔石事件。
お話としては、エミリアがシーナに変わるまでの回想から、謎の魔石をリズが破壊するところまでです。
やはり、話の進みが遅くなったような感じがします。半分がシーナの回想なのは、さすがに長いような気が。展開が面白いだけに、もう少しテンポ良くなると嬉しいですね。内容的に、半分は回想、半分は魔石事件なので、そんなに感想はないです。次に期待。 -
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話の進みが予想より早い。
お話としては、リズが聖竜と相対するところから、最終選定が始まって、コロドの聖女と対面するところまでです。
まず、グレースが思ったより早く断罪されたことに驚きました。アイグナー公爵の娘だし、最初の方から突っかかってきていたので、選定の後半までバチバチにやり合うのかと。とりあえず、断罪の内容は良かったと思いました。あと、ナタリーの心身の傷をリズが癒やしてくれたので、そこも良かったです。
一方、最終選定が始まりましたが、マノンの登場がやけに唐突だったような気がします。敵か味方か分かりませんが、今のところ味方寄りに見えます。また、他の候補者の顔と名前が紹介され、アナのエピソードが消化されたので、残 -
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シーナの話のみ。
お話としては、シーナがしつこくキーファに絡むところから、シーナの正体について明かされ始めるところまでです。
正直、ここにきて急に話の進みが遅くなったなと思いました。この間ではずっとシーナの話が続き、おそらく次巻の最初でシーナの正体が明示されることになるのでしょう。とはいえ、この巻でレベッカかオリビアの話があるのかと思いきや、全くなくシーナの話のみでした。確かに気になる展開ではあるものの、少し同じような話が続くなぁと感じてしまいました。 -
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セシルとユージンの真相。
お話としては、クレアから聖なる種の相談を受けるところから、セシルとユージンの真相が語られ、リズの聖なる実から竜が生まれたところまでです。
リズとキーファのすれ違いが続いていましたが、とうとう誤解が解けました。思ったより早かったなという感想。こういうすれ違いはしばらく引っ張るものだと思っていました。リズがもっと早くキーファの話を聞いていればとも思いますが、こればっかりはセシルの心情を考えると冷静ではいられないことでしょう。むしろ、キーファの話を冷静に聞けてすごいと思いました。
また、二人の他に転生者と思われる人物が現れました。こいつが当面の敵ということになるのでしょうが、転生しても自分の目的 -
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今の所、ザ・少女マンガ。
中世風ファンタジー(異世界じゃない)転生で聖女ものです。お話としては、リズが聖女候補と認められるところから、次期聖女を決める選定試験が始まり、リズの聖なる種から芽が出たところまでです。
今のところ、絵柄はいい意味でザ・少女マンガって感じですね。話はまだ、ヒーローとのラブロマンス感が控えめなので、よくある聖女ものという感じでしょうか。ヒロインは芯の強い(少し達観した?)良い子で、こちらもいい意味でザ・少女マンガな感じで好感が持てます。
早速、次期聖女を決める選定試験が始まりましたが、他の聖女候補のあたりは強いですね。この手の話だとよくある展開なのですが、他を蹴落とす暇があるなら自分の心配をし -
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最後まで面白かったです。
最終巻は、アシュリーとクライド様の関係と黒狼の話の集大成でした。
アシュリーの気持ちはクライド様に対する恐怖心から少しずつ変わり始め、クライド様はアシュリーにどんどん惚れ込んでいきます。二人の心情の揺れ動きからくる表情や心理描写が良かったです。特に、アシュリーよりクライド様の方がかなり心を動かされていて、振り回されたり赤面する姿はもはや可愛い。かっこいいし可愛い。
そして、黒狼の話は、アシュリーが前世の話をするかどうかの葛藤や、最後の王家とのやりとりなど、全体的にドキドキしながらも「アシュリーとクライド様なら大丈夫だろう」という安心感がありました。もちろん、期待通りでした。個人的に嬉しかっ -
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2 巻も面白かった。
2 巻では、前巻まで謎が多かったクライド様について深掘りされ始めました。
特に重大なのは、黒狼を助けることによる王家との関係や、最後で黒狼を助ける理由についても明かされます。また、それらの話をアシュリーが知っていくことで、アシュリーからもクライド様に歩み寄っていき、二人の関係性も少しずつ進展していくことになります。
相変わらず主人公のアシュリーは小動物可愛いので、面白いし癒されます。そして、クライド様もとにかくかっこいい上、少しずつ緩んだ表情を見せたり、アシュリーに独占欲を見せたりと、キュンとくる側面を見せてくれるようになってきました。
一緒に黒狼を世話する魔術師の二人も魅力的だし、少し -
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絵が素晴らしい。話も面白い。
魔族の黒ウサギが転生した令嬢と、勇者の子孫である王族のお話です。転生モノとしては珍しい題材ですが、メインの二人は割と王道な感じなので、中世ちょいファンタジーラブストーリーとしておすすめです。
絵は素晴らしいです。主人公のアシュリーが前世ウサギということもあって、ウサギ感のある小動物系ヒロインです。コロコロと変わる表情が魅力的で非常に可愛い。対するクライド様は、少し影のある王道の王子様なカッコ良さで見ていて飽きません。マンガとしても読みやすく、スラスラ読めました。
話も面白く、先が気になる展開です。メインの二人の恋の行方はまだですが、デビュタントでクライド様と出会ったとこから黒狼との再会まで