水戸泉のレビュー一覧
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【エロ注意】ヴァンパイアプリンセスの主役違いの続編。前巻で不憫なこだった鳴瀬が相手役。
リリスという種族は、人間を自分の下僕にすることができて、下僕にされた人間はリリスを愛するようになるという設定。
鳴瀬は一度死んで、ファスの下僕として蘇った。主人公の真冬の元婚約者。
生きてて嬉しいというのと、彼を生きる屍にしてしまった後悔。ファスへの嫉妬。そんな話。
前作でも思ったけど、吸血シーンもないし、ヴァンパイアではないよねw
ただ鳴瀬には、ずっと切なくファスに片思いしてて欲しかったなぁ。
ファスに対して過保護で、真木名に敵対してる感じとか、見守って待ってるあたり好きだったのでちょい残念。
でもこれはこれで楽しかったです♪ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作「ヴァンパイア・プリンセス」の続編というか、スピンオフで、前作では脇役だった鳴瀬のお話です。
鳴瀬が屍鬼になったいきさつとか、当時の彼女であった真冬と鳴瀬の因縁とかも書かれていてよかったんですけど、ちょっと真冬が鳴瀬に再会するまでが長かったかなぁ。
ヴァンパイアものとはいえ、独特の世界観で、前作からかなり時間が経っているんで前作をちょっと忘れてましたが、触手が出て来て思い出しました(^^ゞ
永遠を生きる屍鬼となっている鳴瀬と限られた命の真冬。リリスであるファウスリーゼを愛さなければ死んでしまう屍鬼。どう最後まとめるのかと思ったら、意外な展開になって、最後は納得した終わり方になりました。確かに真冬がリリスになって、鳴瀬の新しい主になれば万事解決ですもんね。
あとがきに、あと2冊分のプロットがあるみたいなんで、また同じ世界観でのスピンオフものなら読んでみたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ビープリで水戸泉センセでこのタイトルなので、さぞや鬼畜ヤンデレかと期待しましたが、結構糖分多めでした!
刑事時代に預かった子供を自分の家族同様に育てた裕太ですが、妻子を火事で失い、預かった子である真也は893の跡取りとして連れ去られ独り身となって、職も辞して産廃処理の日雇いで生計をたてる日々を送っています。
13年後のある日、38歳の裕太は、立派なオトナの男に成長した真也と再会。そして半ば真也に脅されるような形で監禁陵辱されてしまうのです。
育ての親を襲うという、ちょっとヤンデレな真也です。
そして、ちょっとおバカさん。
いろいろ真也には言ってあげたいことがありますね。
それ以前に、なんでそこまでして桜嵐会は真也を欲しがったのでしょうか?
ま、あまり二人のバックグラウンドとか細かく追求してはいけないストーリーのようです…
ここは、とにかく「年下真也攻×おじさん裕太受」という構図がメインになっているので、それ以外の“刑事”とか、“893”とかそういった設定は単なる付随と思ったほうがいいですね。
真也に言ってあげたいこと。それは、あんなマネしなくても裕太は多分受け入れてくれたのではないかということなんです。
読んでるとすごーく真也のこと愛しているのがわかります。そして、真也もまた子供みたいにひたすら裕太だけが好きで好きで仕方ないのがダダ漏れです。
ただ、愛情の種類がちょっと違っていて、双方の想いが噛み合っていなかっただけのような。
とにかく、ストーリーは真剣に考えるほどでもなく、でもそれに失望したり腹を立てたりというほどでもなく。
ただですね、さすがエロスの面ではベテランというか、抜きん出ているというか、上手いです。思わず引き込まれるエロ。そんなにハードでもないし、びっくりするようなテクでもないのですが、描写力が素晴らしいです。真也の指を「細く、長く、なめらかな、ささくれひとつない特権階級の男の指」と表現していて、非常にエロティック。指フェチにはたまりません。なんか隠微で妄想してしまいます。擬音もしっかり入ってるし、悶える声も生々しい…
しかし、もっと萌えるにはやはり、真也という攻の人物描写が足りなかった気がします。攻の魅力をもっと際立たせてくれたら良かったかなーと思うのです。裕太に関しては彼視点で話が進行するので、心情もよくつかめて真也を愛している気持ちがすごく理解できたのですが、真也に関する情報が少なすぎでした。
互いの互いに対するジェラシーが萌えどころ。本編では真也の嫉妬がHの起爆剤になっていましたが、「犬よりも嫉妬深い」では、裕太の嫉妬が恥ずかしいほど新婚さんぽくて面白かった。真也がタジタジになっています。
あとがきが百回笑いました。面白すぎる! -
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ネタバレ前作で、一緒に命の危険に巻き込まれ、いい感じに収まったと思った二人だったんですが、実はまだそうじゃなかったという話。
高校に進学した沢木嘉瑞は、両親の転勤により、西原高敏と一つ屋根の下、同居することになった。
嘉瑞と高敏は、エッチまでする間柄だけれど、嘉瑞は高敏のことが「好き」なんだと未だに認められなかった。
けれど、身体は手を出されれば感じてしまう。
高敏の世話になりたくなくて、「家賃を払う」と言ってしまったものの、金額が高額すぎて払えない。
払えない代わりに、身体で返させられる日々。
嘉瑞は本当はそんなことしたくないのに、ついつち高敏にされるがままにいってきますとおかえりのキスをし、ついでに身体も繋げてしまう。
そんな時、嘉瑞がそのために高敏の家に居候した理由でもある野球部に入部しようと入部届けを持っていくと、そこには高敏にそっくりな先輩が……。
というような話です。
まぁ、そっくりな先輩にドキドキするだけなら構わないんですが、おもいきり酔わされた挙句に、先輩を高敏と勘違いして誘ってしまう嘉瑞はさすがによくないかと……。
それにしてもその出来た先輩は、それだけ誘惑されておきながら、最後は自分物を入れずに、別の物を入れてしまうのは紳士なのか、そうじゃないのか……
先輩いい人過ぎて、ちょっとズレてますよね。
でもそういう描写がある辺り、さすがはこの作者さんだな、とも思います。
とまぁ、そんな感じで、その浮気を高敏に知られて、高敏は高敏で競演する女優とのスキャンダルが雑誌に載って、嘉瑞はそれにショックを受けて……と、話の3分の1はすれ違い状態。
でも結局最後はもう少しだけ、二人の関係が進歩したところで終わりでした。
続刊もあるようなので、そんなに一気に進まないだろうというのは予想の範疇です。
にしてもいつものこの作者さんの書く話は、イレギュラーなえっちシーンがよくある印象なんですが、今のところこの本命カップルにはそんなに濃いやつはないんですね……
主人公が高校生、という青少年だからでしょうか?
少しベタな展開になりつつあるので、それがお嫌いじゃない方はどうぞ。
しっとり悩む系のがいい方には物足りないと思います。 -
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ネタバレ物語のあらすじとしては。
中学三年生の沢木嘉瑞は、幼馴染みの西原高敏に幼稚園の頃からセクハラをされ続けている。
そのため、嘉瑞はなるべくなら高敏とは係わり合いになりたくないと考えていた。
ところが、嘉瑞の所属する野球部がどうしても勝たなくてはいけなくなり、運動神経抜群で、どこの部活にも所属していない高敏に助っ人を頼まなくてはならなくなった。
当然、高敏が交換条件に要求してきたのは、嘉瑞の身体で……
という感じの物語。
いわゆる少し抜けている受けと用意周到な攻めの話でBLの王道なんですが。
他のに比べて、マンネリ感があんまりなくて、だいぶ読みやすかったです。
正直、他の話と何が違うのかわからないんですが、とりあえず他のよりも読みやすいし、食傷気味の感じがなかったです。
まぁ、これは単純に僕と作者さんの相性の問題もあるのだと思うんですが。
それに、単純に妙に歴史に詳しかったりとか、嘉瑞がただ単純に「頭が悪い」というだけじゃなかったのもよかったのかもしれません。
王道ネタが好きな方にはオススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレモデルで生計を立てながら生活している修也は、人間の中に混ざって学園生活をエンジョイしている吸血鬼だった。
ただ、未だに日本人女性の国籍不明のハイテンションさには慣れることができずにいた。
そんな中、修也の通う学校に、年齢より幼く見える、喋ることの出来ないかわいらしい見た目の夏目が転校してきた。
夏目に一目惚れした修也は、なんとかして夏目に好きになってもらおうと吸血鬼の性的魅力で夏目を虜にしようと自信過剰なアプローチを始める……。
という話だったんですが。
表紙の絵の可愛さに騙されて、いきなり、修也が夏目を押し倒したときは、大分びっくりしました。
後で、作者さんを確認したら、「ああ」と、思い切り納得してしまいましたが(苦笑)
そんな訳で、絵の可愛らしさに負けず、作者さんらしく、おかしな具合に主人公が大暴走を果たしている作品でした。
でもいっそ、そこまで一生懸命綺麗に暴走してくれると、何も言うことがないような気もしてきますけど……(錯覚)
個人的には、かなり「やりすぎ」だし、「おいおい」と思うような状況もあったんですが、修也はあくまでも真面目でまっすぐで(間違ってるけど)一生懸命なので、そんなに嫌みに感じたり、どろどろだったり、えぐかったりっていうことはなかったように思いました。
ただ、やってることはかなりひどいし、変態さんでもおかしくないようなことなので、そういうのが苦手な人にはお勧めしません。 -
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ネタバレなんていうか……普通に読んでて、微妙に切なかったり、いろいろして。
ちょっとなんか、消化不良になっちまいました……。
この本は1冊に3つの話が入ってるんですが……。
どれもこれもが、素敵にエッチで、素敵に切なくて……。
終わってしまうのが惜しい感じ。
そして、なおかつ、微妙に中途半端なところで終わってるので、かなりゴロゴロしてしまいます。
話の内容的に、これ、まるっと一冊分書いて、もうちょっと後日談とか、いろいろ書いてくれてもよかったのに! と思います。
個人的には特に、一つ目の話の「RING」が好きです。
自分の父親である王がクーデターに倒されてしまう。
しかもその王を倒したのが、自分が想いを寄せている近衛隊長で、その近衛隊長のライナスは、王子を冷たく蹂躙した……というような話でした。
けど、ちゃんと王に重用されていたはずの近衛隊長がクーデターを起こしたのには、理由があって……という辺りがまた、切ない!
最後は、結構いいところで終わるんですが……。
続きー! とか、思ってしまいました。
2つ目も、「それって、こっからがいいところなんじゃ……?」ところで終わってるし……。
短編集なので、続きは望めないのはわかってるんですが、それでも、是非是非読んでみたい! と思わせるような話でした。
このやり場のない気持ちに耐えれるなら、おすすめです!
それなりにはキリのいいところで終わってるので、他の人は大丈夫かもしれませんし……。