高木敦史のレビュー一覧

  • “菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕
     好意を寄せる男の子をものにするために陰謀を張り巡らしたり、虐めた男の子に仕返ししようとしたりするヒロイン。そして主人公は現在寝たきりというのも衝撃的。

     非ウィルス型嗜眠型脳炎により引き起こされる全身痙攣で指一本動かせず、瞬きすらもできない身体となった坪手明の病床を、今では習志野菜々子という仮名...続きを読む
  • “菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人
    1巻は普通かなーということで、2巻は読まなくてもいいかと思っていたんだけど。薦められて読んでみたら、すごい面白くなっていた。
    菜々子さんは黒可愛いさアップで、青春ミステリ度もアップ!
  • “菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕
    予測できそうで予測できない展開でぐいぐいひっぱられる。あと菜々子さんが陰険かわいい。そして瀬戸くんが意外といい奴なので次巻が出るならばぜひ活躍の場を
  • “菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕
    なんか・・・不思議な感じだった。小学生の特性?が良く表されてたのがスゲェーと思いました。
    完結したっぽかったけど、続くのかな?続くなら読みたいです。なんか気になる。
  • “菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕
    評価が難しいです。でも面白かったのは事実。

    最初くどいんですけどw
    だんだんと登場人物の内面が分かってきて
    それに伴って過去何が起こったのか
    今、なにが起きているのかが判明してくると
    読み進めやすくなります。

    それにしても菜々子さんは可愛いし、動機もわかるんだけど、手段がこえぇw
    あと主人公がち...続きを読む
  • 僕は君に爆弾を仕掛けたい。【電子特別版】
    1冊。ファンタジー要素が入った学園ミステリー。探偵はコミュ障!でも悪辣、といった感じのかなり性格に難があるJCがユニークでした。こんな娘に付き合ってくれる湯座さんは良い人。
    言葉使いとテンポが良かった。
    『ビューティフル積木崩し!』のキノちゃん、複雑な女の子で、+1。
  • ジュラシック・パーク【試し読み】

    疑問点

    ジュラシック・パークの原作小説は
    マイケル・クライトンの創作ではないのでしょうか?
    スピルバーグの映画版のノベライズ、という事なのかな。
  • さよならが言えるその日まで
    テレビ画面から流れた交通事故の映像、映し出された車は見覚えのある父の物だった。
    プロローグから惹きつけられて一気読み。

    主人公は、事故で死亡した小学校教諭の謙介を父に持つ森遠伊緒。

    教え子の六助の行方不明と重なった事で父には誘拐犯の汚名が着せられる。
    父の無実を信じ、真実を求め少年の行方を追う伊...続きを読む
  • 演奏しない軽音部と4枚のCD
    叔母の遺したCDの謎を解くため、楡未來は聞く専門だと言う軽音部の塔山を訪ねる。

    塔山の豊富な音楽の知識を活かして日常の謎を解く青春ミステリー。
    こういうふわっとした終わり方もまた良き。青春だなぁ。
  • “菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人
    特殊な設定だった前作からは一転して『古典部シリーズ』や『小市民シリーズ』のような学園ミステリーにシフトした続編。前作も近い雰囲気はあったけど。

    登場人物が多いわりには掘り下げが浅く、またラノベにしては分かりやすい特徴的なキャラ付けも無かったので、ほとんどの登場人物の名前と設定が最後まで一致しなかっ...続きを読む
  • “菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕
    全身麻痺で体を動かすことも物を見ることもできない主人公の過去を巡るミステリー。

    特殊なシチュエーションと真相にたどり着くことだけが目的ではない異質なミステリーで面白い。

    菜々子さんの「〜だわ」の使い方に違和感があって、小説や映画にある女言葉とはまた微妙に使い方が変で伏線かと思ったら全然そんなこと...続きを読む
  • お口直しには、甘い謎を
    気が付くと何か食べてしまっている友人を持つ主人公。
    今日も今日とて、彼女の食欲に突っ込んでみる。

    食べ物の描写がおいしそう、というわけではないです。
    しかし、食べ物が関係してみたり、出てきてみたり。
    最初の事件は、よくある悩み、でしたが
    職業じゃない限り、確かに断りたい。
    そしてなぜ、日替わり(?...続きを読む
  • 演奏しない軽音部と4枚のCD
    音楽がキーになっている連作の青春ミステリ短篇集。どの短編も非常にロジカルでよく練りこまれている。犯人の予想がつく短編も中にはあるが、青春ミステリらしいホワイダニットに重きに置いており、結末で明かされる真相はどれもほろ苦く切ない。作品を彩る洋楽の名曲も、雰囲気作りに一役買っており、それらを聴きながら読...続きを読む
  • 演奏しない軽音部と4枚のCD
    ミステリ。音楽。連作短編集。
    音楽に関する知識はなくても問題なく楽しめる。
    学園、日常の謎、ボーイミーツガール、コミカルな会話、と全体的には定番の設定。(主人公が女の子だからガールミーツボーイ?)
    伏線の回収が上手く、完成度は意外と高い。
    軽めのミステリが読みたい人には、オススメできる作品。
  • 鉢町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵
    学校を舞台とした日常の謎短編。
    吹奏楽ネタにちょっと違和感があるものの、学校の雰囲気が良かったですね。
    探偵役の設定に、というか、探偵役とワトソン役の交流の不自然にちょっと不自然すぎるところがあるのが、欠点といえば欠点。
    続編を読みたい気もするけれど、このエンディングの開きっぱなしも捨てがたく、続編...続きを読む
  • 鉢町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵
    とある高校の写真部に所属する有我遼平と、口の悪い探偵役・鉢町丹子の周りで起こる事件を描くライトミステリ。主人公以外の登場人物は癖があり感情移入し難いのが残念なところですが、プロットはなかなか綿密ですし、連作短編集としての構成力も高いので読み応えがあります。
  • 演奏しない軽音部と4枚のCD
    比較するのも野暮なのですが,カメラ小僧と暗室探偵よりも面白かった。音楽ネタもなかなか渋いし,ちょっとお馬鹿な主人公に共感しやすい。つづきは出るのかな。期待です。
  • 鉢町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵
    占いとカメラの組み合わせは少々意外だが,なかなかおもしろい。依頼者が女性ばかりで,しかも「善人の顔と正義の心を持った悪魔」なのがなんとも。思春期女子というのは皆ああなのか。女子は怖い(*_*)
  • 鉢町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵
    ちょっとシチュエーション先行なきらいがある。占いとコールドリーディングから推理につなげていくところは面白い。あと主人公たちはともかく、他の登場人物たちがどいつもこいつもこじらせすぎ。
  • お口直しには、甘い謎を
    仲がいいのか悪いのかよくわからない女子二人のドタバタ謎解きもの。ストレスからドカ食いする女子高生とは書いてあったものの、量が半端ない。授業中でも無意識に食べ続けるなんて怖さすら感じる。そのカロリーは謎解きに使われるらしい。かるーい短編集。