真島文吉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
難しかったー!
ホラー大好きな義姉が貸してくれました。
ホラーは苦手なものの、雨穴先生や背筋先生の作品は何個か読んだことがありこれも報告の形式で綴られるものと聞き興味があったので喜んで借りました。
む、むずかしい…。
報告形式だからこそ、ストーリーで流れで読めない。後からあの時のこの人が出て来てどうした?となるわけで、何回も前の報告書を読み返す。途中で謎の現象がたくさん起きる。混乱する。
最後はスケールがでかい。すごい。
最初からスケールはでかいのだけれどもう何が何やら。
でも借りたやつだし感想は言わなきゃと頑張りました。
最近、掌編が苦手かもしれない。情報量が多くなって、疲れてきてしまうのか -
Posted by ブクログ
事案44
記録者 不明
前作を補完する位置づけの続巻
右園死児(うぞのしにこ)と名付けられたり物理的に刻印されたりすると、人も人以外も心身に凶々しい異常をきたす
そんな異常事象が1〜4ページくらいの報告書にまとめられていて、その報告書の集大成が本書となっている
Case 44
Recorder: Unknown
A sequel positioned as a supplement to the previous work.
Those who are named or physically inscribed with the words “Uzono Shiniko” -
Posted by ブクログ
すごく好きな作風というかテーマの扱い方だった。
序盤はモキュメンタリーホラーって感じで、中盤以降に歴史的な経緯とか政治的な思惑が交錯するような話、そして最後には巨大な異形の怪異との直接的な戦闘という感じで、いくつかのストーリー展開が見え隠れするような印象。
ちょっと小林泰三を思い出す感じで、後半の生々しくてグロテスクな異形な怪異たちとの戦闘シーンはけっこう熱いものがあった。
主人公サイド?も怪異の集団って感じだし、こういった異能力者集団みたいなところでは、どうしても手に汗を握ってしまうという感じ。
まさかこういう展開になるとは読む前には思い至らなかったので、驚く気持ちもしたしなんだか感心して -
Posted by ブクログ
右園死児と呼称されたものについての報告書
先が読めない内容にて、面白く読み進められたものの
私の理解と想像力が及ばず、理解できない部分も多くあり
読み終わってすぐのため、報告書形式の文書になっているが、こんな感じでずっと進むので、この形式が合う人にはむしろ読みやすいのでは
2日程度で読み終わったからいいものの、時間を空けたら確実に、後半に出てくる出来事、事象、人物の意味と前提がわからなくなること請け合いです。
私もよくわからずとりあえず読み進めたところが多い!多い!!
正直最後まで読んだけど、これ、考察が見たい。
今から他の人たちの感想読み込んできます。 -
Posted by ブクログ
2025年8作目。
このままホラゲとかにしたら結構面白そうだなーと言う印象。それか「シン・ゴジラ」並に手間と金かけて映画化するとか。読み物としてはまーうん、まぁうん…SCP好きなひとはめちゃくちゃハマると思うが、私は詳しくないからなぁ。でも「んん?これはなんの死児だっけ??」ってなっても、大体「報告〇〇の〜」って書いてあるからさくっと遡れて確認できて、ストレスなく読み進められたのは良かったなぁ。報告書形式の強み存分に発揮している。
そういうわけで報告体系部分は物珍しいし面白みもあったんだけど、ストーリー部分になると台詞回しがやけに古風な感じしてちょっと読むときに突っかかっちゃったかな。近いか遠 -
購入済み
今更ながら気付く自分の愚かさ
2巻の第十章を読んでる途中でふと気付いて、今更ながら自分の残念さにガッカリ。
作者も気付いてないのか?
例え空想の世界の話であっても、異世界の話であっても、絶対に起こり得ない現象があちこちに散らばってた。
作品作りは上手いけど、非科学的・非物理的・非現実的な事象が多過ぎた。
何で今まで気付かなかったんだろう?
作品の世界の中で、様々な事象が二律背反してる。
小学高学年か中学くらいの理科から勉強し直して欲しい。
残念ながら、ゴミ箱行きだ。