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令和■年、発見された一連の有害情報群。 編纂者は不明。 本情報群は、「右園死児報告」を補完する性質を持ち、 その構成は、怪文書、または報告書から散逸した断片的文書によって成り立っている。 この記録群は、ヒト型右園死児「三田倉九」に関連している。 ――「久」とは、「九」の同義文字。 すなわち、「永久」「無限」「天」「皇帝」…… 尽きることなき概念を内包する。
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Posted by ブクログ
この形式、発明だと思う。かなり特異な謎を追わせる文章なんですが自分にビタハマりしてかなり楽しかった。読後にAIと確認しながら理解の深さを調べたら、取りこぼしもありながら概ねキャッチ出来ていた。そして最後には右園死児を使えると知ってしまった。あれもこれもそうじゃないか。かなり暗く不穏な作品ですがこれの...続きを読むおかげでちょっと軽くすることが出来そう。
「この情報群は『右園死児報告』を補完する性質のものである」 紹介文にも記載がある、本作冒頭に出てくるこの一文は、もちろん“作中の報告書が前作(『右園死児報告』)中の報告書群を補完する”という意味だと考えられるけど、同時に“本作は前作を補完する作品である”というメタ的な意味もあると捉えることができる。...続きを読むなので前作と合わせて一つの作品と考えて読むと良い。 前作では単なる脅威・害敵・悪党あるいは兵器としてしか描かれていなかった三田倉九がメインの語り部となっている。 右園死児の脅威から日本を守ろうと奮闘した憂国の士はいかにして怪物になっていったか。前作で語られなかった歴史の裏側が明かされている。 前作で残された謎をいくつも解明してくれていて親切。「移動する穴」の最深奥にいた男の正体とか。あと何よりも神谷修二が登場するのは胸熱だった。 前作を読み返したくなる良い続編。
最高だった。 こんなこと考えられる作家さんのもっと作り出す新しいものも読んでみたいし、まだまだ右園死児がどんなふうになるか知りたいし、三田倉九の哀しい物語と探偵神谷修二とのかかわり合いとか、犬骨一族のはなしとか掘り下げられていて最高だった。 右園がエデンみたいなはなしとかも最高だった。 漫画も読みた...続きを読むいかも。 画になればさらに深まりそう。 最高だったとしか言えないくらい面白い。
前作「右園死児報告」にて、すべての惨事の元凶である三田倉九に関する報告。 スピンオフとしての完成度と言うよりも、前作で葬られていた三田倉九がどのようにして右園死児を認め、いかなる手法で右園死児化したのか。 そして、その活動理念はなんだったのか。 右園死児とは何なのかについては、語れるほど情報も...続きを読むなければ、語ることにまったく意味はない。 人類が意味に至ることができないものが右園死児だから。 そんな右園死児に「存在理由」を与えたのが三田倉九だ。 まさに、右園死児の序幕編。
モキュメンタリーぽさとファンタジーバトルものの融合みたいだった。資料が膨大なので一気読みしないと忘れるけど、不思議な設定で読み応えある。
前作よりも全体の流れがちゃんと物語になっていて読みやすかった SCPというよりは、何か分からない神様みたいな不条理という描かれ方に見えた こちらの方が好みです
一つ一つが短い報告形式なのでサクサク読める。あこれさっきのこの報告と…を繋げていく感じで面白かったが、残念なことに間違えて久から読んじゃった。
怪異の報告書まとめ、のような感じ 1つ1つの報告は面白いのに、全てを覚えきれず面白い繋がりをスルーしてしまっているところがありそう
物語の大半は前作よりも過去の時系列。 前作では本が報告書の抜粋の形で書かれていたため、キャラクターの内面描写はほとんどなかったが、こちらでは独白描写も多く、前作でもキーポイントになった、この国が抱える歪さがより際立っているように感じた。 前作のアレってこういうことだったのか!が多く、前作の記憶が薄れ...続きを読むないうちに連続して読むとより楽しめる。 錯視的首吊り死体はあの後封じ込めできるのだろうか…。
前作の前日譚とも言える作品で、正体不明の存在『右園死児』の明治時代からの記録や手記、テープ起こしなどの資料の数々とキーパーソン・三田倉九の壮絶な半生が異常かつハードながらも読み応えがあって前作のファンなら読んで損はない作品だった。
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