右園死児報告 久
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右園死児報告 久

小説・文芸
1,430円 (税込)

7pt

令和■年、発見された一連の有害情報群。
編纂者は不明。
本情報群は、「右園死児報告」を補完する性質を持ち、
その構成は、怪文書、または報告書から散逸した断片的文書によって成り立っている。
この記録群は、ヒト型右園死児「三田倉九」に関連している。
――「久」とは、「九」の同義文字。
すなわち、「永久」「無限」「天」「皇帝」……
尽きることなき概念を内包する。

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右園死児報告 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 右園死児報告
    1,430円 (税込)
    明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。
  • 右園死児報告 久
    1,430円 (税込)
    令和■年、発見された一連の有害情報群。 編纂者は不明。 本情報群は、「右園死児報告」を補完する性質を持ち、 その構成は、怪文書、または報告書から散逸した断片的文書によって成り立っている。 この記録群は、ヒト型右園死児「三田倉九」に関連している。 ――「久」とは、「九」の同義文字。 すなわち、「永久」「無限」「天」「皇帝」…… 尽きることなき概念を内包する。

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右園死児報告 久 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【あらすじ】

    前作『右園死児報告』の後に発見されたヒト型右園死児「三田倉久」に関する報告書。編纂者は不明。

    【感想】

    前作でキーパーソンだった「三田倉久」の過去を描いた報告書です。

    彼がどのような経緯で明治時代から右園死児に関わることになったのか、そして右園死児対策を完成させたのか、その過程が明かされます。

    前作では語られなかった数々の謎や対策兵器が誕生した経緯も描かれており、『右園死児報告』にハマった自分としては非常に楽しめました。

    また、単なる過去編に留まらず、前作のエンディング後に何が起きたのかについても少しだけ触れられているため、読後の満足感も高かったです。

    前作が好きだった方には、ぜひ読んでほしい一冊です。

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    この形式、発明だと思う。かなり特異な謎を追わせる文章なんですが自分にビタハマりしてかなり楽しかった。読後にAIと確認しながら理解の深さを調べたら、取りこぼしもありながら概ねキャッチ出来ていた。そして最後には右園死児を使えると知ってしまった。あれもこれもそうじゃないか。かなり暗く不穏な作品ですがこれのおかげでちょっと軽くすることが出来そう。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    「この情報群は『右園死児報告』を補完する性質のものである」
    紹介文にも記載がある、本作冒頭に出てくるこの一文は、もちろん“作中の報告書が前作(『右園死児報告』)中の報告書群を補完する”という意味だと考えられるけど、同時に“本作は前作を補完する作品である”というメタ的な意味もあると捉えることができる。なので前作と合わせて一つの作品と考えて読むと良い。

    前作では単なる脅威・害敵・悪党あるいは兵器としてしか描かれていなかった三田倉九がメインの語り部となっている。
    右園死児の脅威から日本を守ろうと奮闘した憂国の士はいかにして怪物になっていったか。前作で語られなかった歴史の裏側が明かされている。

    前作で残された謎をいくつも解明してくれていて親切。「移動する穴」の最深奥にいた男の正体とか。あと何よりも神谷修二が登場するのは胸熱だった。
    前作を読み返したくなる良い続編。

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    最高だった。
    こんなこと考えられる作家さんのもっと作り出す新しいものも読んでみたいし、まだまだ右園死児がどんなふうになるか知りたいし、三田倉九の哀しい物語と探偵神谷修二とのかかわり合いとか、犬骨一族のはなしとか掘り下げられていて最高だった。
    右園がエデンみたいなはなしとかも最高だった。
    漫画も読みたいかも。
    画になればさらに深まりそう。
    最高だったとしか言えないくらい面白い。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    前作「右園死児報告」にて、すべての惨事の元凶である三田倉九に関する報告。

    スピンオフとしての完成度と言うよりも、前作で葬られていた三田倉九がどのようにして右園死児を認め、いかなる手法で右園死児化したのか。

    そして、その活動理念はなんだったのか。

    右園死児とは何なのかについては、語れるほど情報もなければ、語ることにまったく意味はない。
    人類が意味に至ることができないものが右園死児だから。

    そんな右園死児に「存在理由」を与えたのが三田倉九だ。

    まさに、右園死児の序幕編。

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーぽさとファンタジーバトルものの融合みたいだった。資料が膨大なので一気読みしないと忘れるけど、不思議な設定で読み応えある。

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    前作の続編、と言うよりは登場人物を掘り下げた報告集と言った感じ。

    前作より登場人物のキャラクターに焦点を当てていて、前作を面白いと思った方ならハマると思う。

    主人公の辿る結末が分かっているが故に読んでいて苦しい部分もある…

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    家にあったから読んだのだけど、本の持ち主は『右園死児』から読むべきだ、と何回も言っていた。
    報告書形式の短い文章で事件が書き連ねられていき、明治頃の政府秘書官・安堂忠正、およびその右腕の三田倉九による「右園死児」という化物に関わる出来事を追っていく本だった。
    怪談のような妖怪のような異形のものたち、不死者、陰陽師、探偵など、どこか大塚英志の作品を彷彿とさせる。
    キャラクターの設定がマンガっぽいんだろうね。
    右園死児やう俗のみや、凶堕羅命(まがだらのみこと)、蛆主宿儺(うじぬすくな)など、普段使わない響きの言葉がよく出てくるけど、一度ルビを振られるとスッと読める不思議な命名能力がある作者だと思う。
    最初はアナグラムとかかな?と思ってた。
    まあ面白かった。でもなぜ神谷修二が令和まで生き延びたのかはよくわからなかった。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    右園死児報告を読む前に読みました。
    モキュメンタリーが好きな私にとても刺さりました。報告書という簡潔な内容の中だからこその壮大な世界線が描かれたように思います。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    同タイトルの前日譚。
    文章から想起される絵面は不気味でジャンルとしてはホラーになるのかもしれないけれど、展開的にはエンタメのように感じた。
    善人ではないけれど、志をもった人間が堕ちていくさまが悲しい。
    短い挿話が一つが、主人公たちのつかの間の団欒のように思えて頭に残った。

    『太鼓の革のように跳ね回る床板に嘔吐する私を、棚主が階下から罵倒した』

    0
    2026年05月17日

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