真島文吉のレビュー一覧

  • 右園死児報告 久

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    最高だった。
    こんなこと考えられる作家さんのもっと作り出す新しいものも読んでみたいし、まだまだ右園死児がどんなふうになるか知りたいし、三田倉九の哀しい物語と探偵神谷修二とのかかわり合いとか、犬骨一族のはなしとか掘り下げられていて最高だった。
    右園がエデンみたいなはなしとかも最高だった。
    漫画も読みたいかも。
    画になればさらに深まりそう。
    最高だったとしか言えないくらい面白い。

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    2025年09月10日
  • 右園死児報告 久

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    前作「右園死児報告」にて、すべての惨事の元凶である三田倉九に関する報告。

    スピンオフとしての完成度と言うよりも、前作で葬られていた三田倉九がどのようにして右園死児を認め、いかなる手法で右園死児化したのか。

    そして、その活動理念はなんだったのか。

    右園死児とは何なのかについては、語れるほど情報もなければ、語ることにまったく意味はない。
    人類が意味に至ることができないものが右園死児だから。

    そんな右園死児に「存在理由」を与えたのが三田倉九だ。

    まさに、右園死児の序幕編。

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    2025年08月29日
  • 右園死児報告 (1)

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    特殊な漫画になりました。右園死児のビジュってイメージしにくいけど、こうして漫画家が絵にしてくれると、「こんな禍々しいのか」と嬉しくなりました。

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    2025年08月24日
  • 右園死児報告 久

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    モキュメンタリーぽさとファンタジーバトルものの融合みたいだった。資料が膨大なので一気読みしないと忘れるけど、不思議な設定で読み応えある。

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    2025年08月09日
  • 右園死児報告 久

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    ネタバレ

    続編でした。
    終盤で令和になってからのお話も挟み込まれるけど、時系列的にはこっちが先になる感じ。
    だから、
    先に世に出た「右園死児報告」を読んでからでも、
    先に「久」を読んでから「右園死児報告」に進んでも、どっちからでも楽しめそうで。
    真島さん、ありがとうございます。

    「久」の漢字の発音から、今回の主要人物は三田倉さんなんだけど、他のメンバーさんも前回活躍してた方や、そのご先祖さんらが出てきたりしてたから、
    私は傍らに前回の報告書を置きながら楽しんでました。

    前回マイナスポイントにしたちょっとグロテスクな物たちも、やっぱり今回も登場してきたけど、私が慣れたのかな? そんなに うわ〜(泣)な

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    2025年08月04日
  • 右園死児報告 久

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    ネタバレ

     (前作についての記述も多少含みます)
     前作の勢いから劣らず。
     前作と同様、右園死児事案の報告書は発想のデパートである。近年のネット怪談やクリーピーパスタ、SCPにみられる「根源の不明な発生」・「不条理」・「多種多様なスケール感」といった要素がこの作品にも盛り込まれている。右園の根源に関してはある程度まで推理されているが、完全究明までは行っておらず、個々の事案が何故その形で現れるのかは不明である。部隊が制圧出来るものから、対症療法しか行えない自然大災害級のものなど様々な事案が作品に織り交ぜられ、対策可能性と不可能性の間で登場人物たちは弄ばれている。
     今作は三田倉九という人物の内面を本人が

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    2025年07月31日
  • 右園死児報告 久

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    同タイトルの前日譚。
    文章から想起される絵面は不気味でジャンルとしてはホラーになるのかもしれないけれど、展開的にはエンタメのように感じた。
    善人ではないけれど、志をもった人間が堕ちていくさまが悲しい。
    短い挿話が一つが、主人公たちのつかの間の団欒のように思えて頭に残った。

    『太鼓の革のように跳ね回る床板に嘔吐する私を、棚主が階下から罵倒した』

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    2026年05月17日
  • 右園死児報告

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    序盤から中盤にかけては「右園死児」という怪異が、とにかく不気味で恐ろしい存在として紹介される。報告書というスタイルを取り、事象を淡々と説明する描写がかえって現象の恐ろしさを引き立てる。報告が増えるにつれて「右園死児」のルーツも垣間見えるようになり、ホラーでありながらミステリーのような要素も楽しめる。

    しかし中盤にあるキャラクターが登場する場面から、ジャンルがバトルファンタジーのような展開に一変する。そこからの展開も疾走感があってこれはこれで楽しめるのだが、個人的には前半の不気味な、“人間の手には負えない何か”の雰囲気を貫いていってほしかった。

    とはいえ結構楽しめたのでこれは買って良かった。

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    2026年05月05日
  • 右園死児報告

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    「右園死児」とは何を指すものなのかすら分からないまま読み進める。報告文書という体で、少しずつ実態が明らかになっていくモキュメンタリーホラー。

    かと思いきや、途端に顔を覗かせるSF感。日本のホラーらしい、じめっとした気味悪さは最後まである。国産モキュメンタリーSFホラー。

    個人的には前半部分のホラー強めパートがかなり好み。「右園死児」にまつわる不思議且つ、不気味な報告文書は読む手が止まらなかった。

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    2026年04月27日
  • 右園死児報告

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    報告書形式のホラー小説。
    最初はただただ災害を誘発する報告書が羅列されているかと思いきや、この報告書がこんな風に効いてくるなんて、そしてこんな展開になるなんて……!?と伏線回収を見ているようで面白かったです。久も楽しみ!

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    2026年04月04日
  • 右園死児報告

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    SCP財団みたいな内容、途中からバトル漫画化していくのは笑えるが、面白い。
    なんかビデオゲームの脚本みてるみたいだし、路線変更した「少年マンガ」みたいで面白い。

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    2026年03月15日
  • 右園死児報告

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    ネタバレ

    間違いなく面白くて一気読みできたんだけど、前半と後半の温度差が…。それぞれの話の展開が好きなだけに、分けて読んでみたかったと思ったり。
    続刊も出ているみたいなんで、是非続いて最終メンバーの『自伝』も読んでみたいな。

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    2026年03月03日
  • 右園死児報告 久

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    ネタバレ

    本編にも出てきた『三田倉九』にスポットを当てた前日譚。本編で既に鯨の体内に入っていたので、バッドエンドなのはわかっていたものですが。

    仲間たちとの束の間の日々に縋る様は、人間味マシマシでよかったです。
    フーティエに対する屈折した愛情も。

    ただ、前作と続けて二作読むことで感じましたが、テキスト群が断片断片で、いつのどの報告だったか、繋がりが解れやすくてこんがらがりやすいですね。
    それも味なんですが……。

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    2026年02月24日
  • 右園死児報告

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    いい意味で期待を裏切られた!いい映画を見たような感覚だけど、これは本ならではの体験。ラストが熱くて興奮した。次も楽しみ。

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    2026年01月22日
  • 右園死児報告

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    前半と後半でえらい変わるなぁ。前半はその異質さと統一性のない不気味さが淡々と進むのに対して、後半はSF戦争ものでした。異質だけれどその底に描かれる人間の不気味さ、醜さは現代に通じすぎてなんならこの先こうなってもおかしくないなと思った。

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    2026年01月10日
  • 右園死児報告 久

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    右園死児という謎について
    前作よりも
    報告書らしくまとまりがあったけれど
    その分
    わけのわからない不気味さは
    薄れてしまった。
    異様な報告者が
    女に恋をしたり、仲間に情をかけたり
    意外とまともな
    人間そのものだったことにも驚いた。
    そして、次第に
    ゆっくりと狂っていくのがわかるだけに
    悲しみとか淋しさとか感情さえ覚え
    それまでの怪異も
    普通のことのように思えてしまった。
    それでも
    右園死児の謎は深まるばかり。

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    2026年01月08日
  • 右園死児報告

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    ネタバレ

    面白かった。 またモキュメンタリー物かと思ったが全然違った。どちらかと言うとSF物。報告風の文書だけでストーリーを完結まで持っていくのが意外にも分かりやすくて新しい。スケールが想像を大きく超えて壮大になり映画の様に緩急があり熱かった。
    右園の呪いの根源を割と序盤で匂わせ、解決させ、後半にそれを悪用する敵対勢力と戦わせるのは構成的に盛り上がるが同時に「ホラー」を読みたい人には向かないかもしれない。

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    2025年12月30日
  • 右園死児報告 久

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    ネタバレ

    2024年刊行の『右園死児報告』の前日譚にあたり、明治期に右園死児対策の責任者であった内務省秘書官三田倉九が自ら右園死児化した理由と経緯が描かれる。読者の視点となるキャラが明確なため物語の流れは前作よりわかり易くなった感有り。

    現代の日本とは異なる世界線における明治時代、内務省秘書官安藤忠正の部下として右園死児に関わるようになった三田倉は、安藤の死後紆余曲折を経て右園死児対策のほぼ全権を掌握する。その過程で、父親の敵を探しながら三田倉の秘書となる美女フーティエ、不死者の棚主一朗太、探偵の神谷修二、陰陽師の末裔である犬骨刺月と息子の清らとの邂逅、共闘そして別れ。孤独と絶望の戦いの果てに三田倉が

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    2025年12月18日
  • 右園死児報告 久

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    ネタバレ

    前作ではすでに右園死児と化していた三田倉九と前作で大活躍した神谷修二との関係が明らかになったり、その他にも魅力的な登場人物が新たに登場しており読んでいて楽しめた。
    前作ではあまり触れられていなかったけど、前作に出てきたあの封印用生体七号の秘密や、け胃ぶまンの正体とかも明らかになって読んでいてカタルシスを得られた。

    三田倉や神谷と行動を共にしてきた、犬骨清だけが死ぬこともできず、孤独に暗い横穴の中でけ胃ぶまンとして佇み続けていることに心が痛む。前作の「右園死児報告」の体系が確立された時代の人たちはそりゃ知らないもんね、け胃ぶまンこそが亜人討伐に自らを犠牲にして右園死児として戦い続けていることな

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    2025年11月30日
  • 右園死児報告 久

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    前作よりも全体の流れがちゃんと物語になっていて読みやすかった

    SCPというよりは、何か分からない神様みたいな不条理という描かれ方に見えた
    こちらの方が好みです

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    2025年10月22日