若杉友子のレビュー一覧
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これも杖の師匠から紹介いただいた一冊。石塚左玄の「食養」という考えをもとに現代人の食生活への警鐘を鳴らしている。
瑞穂の国、日本人と米の関係、安藤昌益の言葉を引用するなどして、日本人がいかに米を大切にしなければならないかを説いている。戦後、アメリカの余った小麦や脱脂粉乳を押し付けるために米に対する間違った認識を広めた御用学者の話などはよく聞くが、戦後の日本人の食生活はつくづく健康とは縁遠いものになってしまったと思わざるを得ない。
米は八十八の手間がかけられている、陰と陽のバランスが取れた中庸の完全食、米にはすべての氣が米られている、など米の重要性は多面的である。著者が学校で習ったの「気」と言う -
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また、食養やマクロビオティックを提唱した桜沢如一、石塚左玄、水野南北、安藤昌益、昔の聖人、出口王仁三郎とか、そういう人たちの教えをすごく大事にしています。
たとえば「生の吉と凶のことごとくは食より起きる」「人は食が完ゆえ、の良薬は食なり」「おそるべきは食なり」「慎むべきは食なり」などなど。
この方々の著者あれば見てみたいなあ。
すごーく理想的な生活だと思うけど、できるかって言われたら難しい!とくに、生活の知恵がない。
“シェアハウスの住人から「階段から落ちて、痛いとこがあるんだけど、おばあちゃんどうしたらいいですか?」って聞かれた時は、「それだったらヨモギの湿布でもしなさい、生姜湿布や生姜 -
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味噌はグラグラ煮ては、酵素が死んでしまうから、味噌汁を作るときは、味噌を溶かしてぐらっときたらすぐ火を止めること。8丁味噌は陽性です。
調味料を気にするようになってきたので、次は土鍋。よもぎとマコモタケもきになります。
梅干しは食の毒、水の毒、血の毒の3毒を消すと言われているようだが、ちょうど自家製の梅干しを売ることができなくなるようなニュースを見た。国の政策は、健康から遠ざけようとしているのか悲しい。
漢字の成り立ちとか、正直点が取れるような勉強メリットは一切ないと思うけど、生きる知恵、生き抜く知恵と言う意味でも、教養?雑学は身に付けて損はないと思うし、みんなやってるから、みんな食べて -
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最近、見たり、聞いたりした人や話、本との親和性が高かった。
お肉、卵、牛乳、甘いもの、電子レンジは❌
ナス科の食べ物や干物、パン食、キノコ類、もやし、カイワレ、大根も良くないと言っている。
天然塩はミネラルが豊富で、精製塩は工業用の塩化ナトリウムであると別の本で読んでいたが、放射能による影響を防ぐこともあるんだなと初知り。所々、ソースがわからない点もあるが、先人の知恵や漢字の成り立ちはなるほど〜と思う
低農薬栽培や有機野菜、お酢は体に良い、水飲み健康法も実は嘘?というのが今回の発見。
東洋医学や、対処療法ではない根本強化、薬など他力ではなくすぐ結果は出ないかもしれないが自力でも頑張りた -
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同著者の別著書 ”体温を上げる料理教室” は読んだが、内容的に重複が多いのは仕方が無いか。
「出来る事から段々と始めてみれば良い」・「直ぐに変化が現れるわけではない」と書いてあるが、う~ん、出来る範囲で幾つかの食習慣を変えてみたが、低体温の改善はなかなか難しいな...(半年以上、数点の実践を続けてきたが...まあ、これは個人の体質の問題ですが)。
別の視点から行くと、”養生訓”(貝原益軒)とは相反する内容も少なくない。
国立ガン研究センターが、数年を掛けて調査・研究をした結果が”養生訓”にことごとく書かれていて嘆いた、という話を聞いたが...。
貝原さんが全て正しいとも限らないのだろう。
一読