むにのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
地頭の良いティアナはジーナの家庭教師でめきめき力量を蓄え…、奴隷に堕とした者たちの見る目の無さ…。
でも、ハリスに出会うには致し方なかったのか…。
一方、ティアナとジーナのお陰かハリスの信用も上がり、ギルドから仕事を委託されるようになり…、王都への現金輸送や新人育成部隊の監督者を打診されたり…。
そんなハリスに嫉妬心なのか下手なちょっかいを行うゾーイ。
金貨輸送中のハリスを昏睡させ、窃盗した者がいるようだがそれは偽金貨。
持っているだけで大罪となるソレ…。
ゾーイの仕業か…、ハリスらにも飛び火するのか…。
平穏を望む。 -
購入済み
最高です。冒険あり、恋愛あり。
ファンタジー小説とはこういうものだと思わせてくれる作品。
大英雄が世界を救うという話ではなく、
そういう世界にある1つの物語。
主人公に人間味があってその感情がよく伝わる。
またメインヒロインが良い子過ぎて主人公のみならず
読者の心さえ癒してくれる。
他のキャラクターも魅力的。
何よりも嫌な気分にならずに読める。
冒険に苦労はつきものだがすごい嫌な気分になることはない。
ハッピーな気分で読める。
続きが気になるがある意味3巻で一区切りする。
でも本音は続きが読みたい!!
おすすめの一作です。 -
匿名
ネタバレ 購入済み「ウルザは夢想した」を最初に
個人的には、巻末特別収録の「ウルザは夢想した」を最初に読んで欲しいと思います。
本編ですが(自称)とあるものの
自称すらしていません。
英雄ではなく、限界を感じ、拗ねた諦観で向上心に蓋をしてしまったおっさんが、ギルドの門を叩く新米に、ほんの少しだけの助言を皮肉混じりで与えて
ほんの少しだけ、より良い道に行くよう願いつつ、、、
あるものには、願いは届かず、あるものには転機となり、あるものには助けとなり、あるものには助けが届かず、、
良いものも悪いものも、いずれも何かしらの寂しさや悲しみを湛えた物語が綴られます。
巻末の特別編では、それだけで読めば、ただ微笑ましい日常ですが
ある意味、一 -
ネタバレ 購入済み
たまに思い出して読みたくなる
今回はスープの森を出て、様々なところに舞台が移り、いろんな人とオリビアが交わるお話が多く、ちょっとオリビアにとってしんどい事も多かったかも。
でもアーサーの存在や、自身の経験からオリビア自身の人との向き合い方や捉え方も、変わってきた様子。
にしても、ちょっと他者に振り回された感はあるかと。
ララの今後や、オリビアにちょっと懸想してる輩など、今後に含みを持たせてるので、続刊もぜひお願いしたいです。
出来れば、なるべく穏やかな日常展開を読みたいですけどね。
まあ、本を売ろうと思ったらそうもいかんのだろうなぁ。