ギルドの新人教育係(自称)

ギルドの新人教育係(自称)

1,540円 (税込)

7pt

4.6

日々の酒代を稼ぎながら、ギルドの酒場に入り浸る冒険者カーマセン。彼の日課は、ギルドを訪れる新人冒険者に因縁をつけては絡んでいくこと。時には痛い目を見ることもあるけれど、それでもカーマセンは絡み続ける。
幾度となく繰り返されるその光景に、ある者は顔を顰め、ある者は嘲笑い、そして彼女達は困ったように微笑を向ける――カーマセンの秘めた想いを知っているから。
勇者にただ付き従うプリースト、力の調整ができない魔法使い、かつての友の弟子、行く当てのない召喚勇者……カーマセンとの出会いは彼らを成長させ、そして彼らの旅立ちをカーマセンは見送るのだ。いつもと変わらず、ギルドの酒場でグラスを揺らしながら……。
くたびれたその背中が語るのは、老いの悲哀か、男の生き様か。彼の生きた証をここに記そう。
「小説家になろう」で話題を呼んだ哀愁と信愛の人間ドラマ、ついに書籍化――。

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ギルドの新人教育係(自称) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    冒険者に、乾杯。

    2023年05月26日

    もっと続いて欲しいのに、もう続く事はない。
    いくつもの出会いと別れが登場する物語です。

    他の「冒険者モノ」では味わったことの無い読了感を得ました。
    締め方の好き嫌いは分かれるかもしれませんが、
    私は読み終えたあと、もう一度カーマセンとウルザの日々を覗きたくなり、読み返しました。

    最後に改めて
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    #切ない #エモい

    0
    ネタバレ購入済み

    読後の余韻に浸り……

    2018年05月28日

    じんわり読後の余韻に浸れる一冊(一巻完結)。
    ただし前提としてハッピーエンドとは言えないので、注意。

    冒険物の冒頭でテンプレの、【ギルドに来た主人公に絡んでくる噛ませ役】が本作の主人公。
    ・年齢的にも全盛か下り気味、才能も普通な中堅冒険者
    ・過去の蟠りを胸に抱え、才能の上限もあり、酒場でくだを巻く...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年07月15日

    いい本だとは思うのですが、すこしつらい気がします。そういう意味でもう一度読み直すか?という点では、どうでしょうか。

    0

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