オーバーラップノベルス - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
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4.0ダンジョン内で自分への認識を阻害する固有スキル【隠遁】を持つ、ダンジョン探索者の笹川桃子(ささかわ・ももこ)。 今日も魔石集めのために堂々と魔物の背後に立ち、小柄な身体で振り下ろす巨大ハンマーで敵をワンパン! 順風満帆な探索生活……と思いきや、【隠遁】の効果は魔物だけでなく他の人間からの認識やダンジョン内での配信用カメラなど、あらゆる対象にまで影響してしまうみたいで……!? そんな状態で探索を続けたり、ピンチの探索者を救ったり、大好物のカレーをダンジョン内で作ったりしていた桃子。そのせいで桃子の存在は、謎の現象や一種の伝説として噂され始め―― しかしそんな噂なんて気にもせず、桃子は今日も元気に探索! “幻”とも言われ、【隠遁】が効かないという妖精のヘノに懐かれたり、一緒に探索してカレーを食べたり、妖精の国に招待されて気が付けば妖精の国を救うことになったり……!? 無自覚に伝説になっていっちゃう少女の、マイペースな冒険譚、開幕!
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5.0伝説の死にゲー「妖精たちの狩人」の原作開始前に転生したミッカネン。そこで、人を喰らう妖精を倒すスペシャリスト・狩人となった彼は、数多の戦友と戦場を駆け巡りいつしか人類の英雄と称えられる存在になっていた! しかし、原作開始直前となり自分がいなくても後は原作主人公が何とかしてくれるだろうとパーティの仲間へ自分を追放するよう働きかけるのだが、 「嫌だ、一人きりはもう嫌なんだ……」 「君がいなければ生きていけない……」 「ミステラレタ。ミステラレタ。ミステラレタ」 妖精に囲まれた絶望の中、傷だらけになりながらも一人で戦うミッカネンの姿に脳の髄まで焼かれ忠誠を誓い、依存していた仲間たちは彼が辞めることを許すつもりなど無く。それどころか、彼の行動によってみんなが病んでしまい――!? 自分を犠牲にして救ったヒロインたちに迫られる、曇らせ英雄譚、開幕!
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-勇者候補として異世界召喚されたはずが『セキュリティコンサルタント』という謎のハズレ称号を与えられてしまった、元窓際リーマンの春日野守ことマモル。勇者候補たちと魔王討伐に必死な王様に代わり、内政を任された王女エミールに救われたマモルは、エミールとその護衛を務める王国最強の女騎士・イレニアの三人で、国内の防衛対策を進めることになってしまう。 元企業のセキュリティ担当であったマモルは、現代セキュリティ知識を元に、エミールに村の防衛や魔獣対策の方針を提案するが、マモルのことを訝しむイレニアと一触即発の大ピンチになってしまい!? しかし、マモルの提案が村長やエミールに受け入れられ良い結果が出始めると、イレニアもマモルのことを認めるようになり、さらに大きな町や、王都の防衛にも協力することになってしまう。 その裏で、マモルやエミールたちの防衛施策をよく思わない勢力が暗躍するようになり──!