尼丁千津子のレビュー一覧

  • マッキンゼー CEOエクセレンス 一流経営者の要件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マッキンゼーのCEOアドバイスを行うチームがまとめた本。

    今年、というか過去500冊超の中で、もっとも付箋を貼った本。備忘録につけたいことがありすぎる。とっても良書で、これならこの値段(定価2,700円)も安く感じる。

    備忘録。
    ・特に日本では、各CEOによる無手勝流経営が多い。

    ・上位2割の高パフォーマンスCEOが在任期間中に実現する総株主利回りは、一般的なCEOの2.8倍。企業の財務的な成功を決定づける要因の45%はCEO。

    ・CEOの6つの責務。方向を定める、組織を整合させる、リーダーを動かす、自身のパフォーマンスを最大化する、ステークホルダーと連携する、取締役会を引き入れる。高

    0
    2023年02月18日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    AIと世間が騒がれている中で、今現在何が出来て、何が出来ないのか等が分かりやすく書かれている。AIのこれまでの成り立ちと課題も含め網羅的に描かれているので、全体像を把握したいと思うなら読む価値はあると感じた。

    0
    2021年12月12日
  • マッキンゼー CEOエクセレンス 一流経営者の要件

    Posted by ブクログ

    ▼ビジョン
    何より大事。
    世間が必要としているもの、あなたが得意なもの、あなたが情熱を捧げられるもの、あなたがお金を稼げるもの、その4つの共通部分を見つけて、ふくらませる。
    絵空事ではなく、そのビジョンを実現するために、社内リーダーを巻き込み、行動習慣に磨きをかける。

    ▼戦略実行を確実にするための行動習慣
    ・買収と売却
    ・投資
    ・生産性改善
    ・差別化
    ・リソース配分
    未来を見据えた突出した理想主義社者になり、この5つを断行する。
    ただし、下振れリスクは十分に留意する。

    ▼リソース配分を最適化する
    もっとも重要なのは、社外の人間になったつもりで行動すること。
    リソース配分は最も重要なタスクで

    0
    2025年11月10日
  • ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    『問題は、そのようなときに役立つ「グッドデータ」【統計学的に理想的な良質のデータ】が、常に手に入るわけではないという点だ。(中略)一般に、物事は重要とみなされるようになって初めて数えられるようになる』―『はじめに』

    まず最初に言っておきたいのは、本書はいわゆる「統計学」の教科書、あるいは、統計的手法を扱う人に向けた啓蒙書という訳ではない、ということ。もちろん、統計による推計の結果を扱う人が(回りくどい言い方だが)注意しておかなければならないことを丁寧に記した本ではあるのだけれど。本書の対象となるのは、どちらかと言えば統計学の基礎も統計的手法にも余り馴染みのない人であって、そんな人たちに向けて

    0
    2024年08月21日
  • マッチングアプリの心理学 メッセージから相手を見抜く

    Posted by ブクログ

    期待してたよりしっかり心理学!会話の引用と解説で読みやすい。アメリカだから文化が違いすぎるのと個々の引用が短くて感情移入はできなかった。恋愛を覗いて楽しむのではなく、文章での自己開示や他人との関わりを学ぶ感じ。一人称の移り変わりとか、仲がいいとき、悪いときの頻出語とか、見に覚えのあるよくない文章とか参考になった。

    0
    2024年04月18日
  • マッチングアプリの心理学 メッセージから相手を見抜く

    Posted by ブクログ

    細かなテクニックはよくある婚活本に書かれていることと一緒だが、文面だけでも関係構築はできるし、逆に破壊することができる。
    相手に気を引いて欲しい、仲良くなりたい時には「信頼」「自己開示」「相手への関心」を示すことが不可欠。かといって、初期段階で自分をさらけ出しすぎる事、相手のレスポンスの速さは合わせない等は距離を広げてしまう原因になるのは、ビジネスで求められてることと真逆な要素が求められる。
    それを通過した後の関係醸成はリアルで付き合う事とは変わらない。長続きする人たちの共通点が文字になって表していた。
    心理学学びたい方や婚活市場で勤しんでる方に一読の価値がありますよ。

    0
    2024年03月03日
  • マインクラフト コウモリのなぞ[木の剣のものがたりシリーズ2]

    Posted by ブクログ

    マイクラ公式小説2冊目。前半はやや単調だったけど、後半は現実世界のこうもりの謎と、マイクラ世界のモンスターの大群の謎が、きれいにリンクして、なかなかに面白い展開でした!子供たちもさっそく買った3冊目を読んで!読んで!と盛り上がってたので、かなりハマってくれたみたいです♪

    0
    2023年04月17日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    AIは人の職を奪うの?
    シンギュラリティは本当に来るの?
    人間並のAIはいつ出来る?
    AIの問題点は?

    そんなAIについての疑問に答える充実の一冊。これ読めば、一通りの基礎知識は身につくのではないかと。G検定受ける前に読めばよかった。

    AIは「意味」を理解出来ていない。過去の膨大な事例から、統計的に確からしい結論を出しているだけ。そのため、例外的な事態には対応出来ない。

    人間にはすぐ出来る、類推や、アナロジー、抽象化が出来ない。

    今年はAI普及元年って感じになってきたので、読んでおいて良かった。

    0
    2023年04月02日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    AIの基礎を知っている前提で、AIの手法や開発の取り組みについて詳しく知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●AIの予備知識、画像認識、強化学習、自然言語処理
    ●意味を理解すること
     直感物理学、抽象化、アナロジー

    【感想】
    ●サブタイトルに「ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識」とあるが、これを読むに当たって本当の基礎知識を知っておく必要がある。例えば、モンテカルロ木探索法とは何か、など。本書にも簡単に説明が書かれているが、これだけでは理解できないと思われる。他の著書ではさらに詳しく書かれているものもあるので、そのような知識を得たうえで読むのがよい。
    ●第5部「意味の壁」は

    0
    2022年01月28日
  • 教養としてのデジタル講義 今こそ知っておくべき「デジタル社会」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    本書はコンピュータやテクノロジーの進歩についても詳しく説明されているが、私たちの生活を支えてきた土台の根本的な変化について語ることを主たる目的としている。
     その変化を端的に示すワードが"デジタル爆発"であるが、それは数々のチャンスと同時に、様々なリスクももたらしており、その急激な変化は、プライバシー、表現の自由、個人の自己管理可能性といった、これまで築かれてきた社会の適応能力を上回ってしまっている。

     技術を活用した新たなサービスの登場、立法による規制とその予期せぬ副作用、訴訟及び判決の影響等、アメリカにおける近年の推移、動向が具体的に紹介されており、大変勉強になる。

    0
    2021年12月27日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    AIに関する知識を深めたかったので手に取った。

    現在のAIの得意なことや苦手なことが幅広い事例とともに紹介されていてためになった。

    それなりに分厚く少し難しい内容も含んでいるので、初めてAI関連本を読む場合はまず「人工知能は人間を超えるか」などの易しい本を読むことをおすすめする。

    0
    2021年06月14日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    チェスなどの特定条件下で人間以上の能力を発揮するAIの話題を耳にしてきて、コンピューターが自我を持つと言うことが近づいているのか、、と想像していたがどうやらまだ時間がかかりそうだ。。ターミネーターで人間と機械が戦争するのが2029年。。これは現実にはならなそうだな。。

    0
    2021年03月27日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    AI研究の歴史と現状をAI研究者が解説。シンギュラリティという言葉が使われる前、AI研究のごく初期の段階から、汎用なAIがすぐにでも完成すると考えられていたらしいことが分かった。深層学習、強化学習などの発達によって機械翻訳など特定分野での進歩はあるものの、汎用的なAI、シンギュラリティまでにはまだまだ何段階もブレイクスルーが必要。認知科学の知見が鍵になるだろうか。

    0
    2021年03月09日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    第1部から4部までのAI研究の歴史と技術の基礎的な説明については初めてAIを学ぶ人にはやや分かりづらいように感じた。
    AI技術の基礎を網羅的に学びたいのであれば、G検定の公式テキストなどの方が理解しやすいと思われる。(探索と推論、エキスパートシステム、深層学習、CNN、RNN、LSTM、等々の本書で紹介されたトピックがもっとわかりやすく解説されている。)

    また、原著の発刊が2019年であるためTransformerの説明やChatGPT等への言及がないことも2025年現在では物足りなさを感じる。

    一方で、第5部「意味の壁」は大変興味深かった。原題の"A Guide for Thi

    0
    2025年11月27日
  • ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    アメリカの政治がひどいことになっているので、これからは、欧州に学ばないといけないだろうか。英米は2大政党制という点で共通しており、政治についてあまり参考にならないだろうか。

    0
    2025年07月21日
  • 教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識

    Posted by ブクログ

    読み応えありました。
    内容的に難しい所も多く、読むのが大変だったので、併読で時間をかけて少しずつ読み進め。

    2割くらいしか理解できなかったのではないかと思いつつも…
    AIの発展であっという間にシンギュラリティが到来するとか、仕事が失われるということはなさそうだと、安心しました。

    0
    2025年05月06日
  • ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    原題は「Bad Data」。「ヤバイ統計」という日本語タイトルはどうかな。なんとなく違和感。

    正確な統計処理は難しい。
    その、「歪み」の原因を、いろんな視点から切り込む。
    類書は多い。
    著者は英国の中央で統計関係の仕事に取り組んでいるので、事例は英国の、政策絡みにほぼ限定されているところが他と違うかな。

    極めて散文的で、ざっと読むにはいい。
    AIに関する項もあったのが新しいかな。

    それくらい。

    0
    2024年07月23日
  • ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    世の中に出ている統計データが「グッドデータ」に基づいたものでないことがあることを説明された本でした。政府、国連や科学誌に載るような論文にも「バッドデータ」に基づいたものがあり、我々はそのデータを鵜呑みにせず疑ってかかるべきなんだと思いました。ただ、全体としてバッドデータを用いたことに対する批判に終始しており、途中で読むのを中断しようかなと思いましたので、星は3にしました。ただ、最後に著者の思いが語られて、まとまりとしては良かったなと思います。

    0
    2024年03月06日
  • マッキンゼー CEOエクセレンス 一流経営者の要件

    Posted by ブクログ

    世界で最も数多くのCEOと接しているであろうマッキンゼーによる「エクセレンスCEO」分析に関する著述。公正かつ厳密な基準に基づいて200名の「ベストCEO」を選定しヒアリングを行い、ベストなCEOに必要となる要件を炙り出そうという意欲的な試みだ。肝心の内容といえば項目列挙的かつ帰納の粗さも気になる。冒頭にあるエピソード「CEOにとって3つの大切なこと」より、ある程度絞られたものが提示されると思ったら6区分×4項目=24個の要件となっている。その詳細もベストCEOのスーパーマンエピソードに近い。また体系化や図表化もなく読みにくさを感じる。本分析を持ってCEO基準としてマッキンゼーはコンサルに有用

    0
    2023年05月16日
  • マッキンゼー CEOエクセレンス 一流経営者の要件

    Posted by ブクログ

    CEOの責務について6つのカテゴライズし、更にそれぞれの要件に関してのノウハウを、様々な企業のCEOの事例を交えながら解説している本。
    特にCEOに必要だと言われている要素を分析しながら書かれていることもあり、その像に重ねながら自身の経験を照らし合わせることができる。
    とはいえ、読んでいて面白い部類の本ではなく、説明的であり、使用方法としては参考程度に何回か開く部類の本だと思う。

    0
    2023年03月06日