日向理恵子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
息つく暇もない、怒涛の展開に飲み込まれる。
結界を破って侵入してきた炎魔。それをなんとか食い止めているうちに、本物の火を持った〈蜘蛛〉の進行が始まる。神族も次々に現れ、それぞれの戦いがさまざまな場所で同時に始まるので、状況が入り組んで複雑。千年彗星〈揺るる火〉が帰還するが、その姿は動き続ける機械などではなく、痩せ衰えた小さな少女の姿だった。
複数の場所で大勢が同時に動いていて、それらの描写が細かいため、ここからは一気に読まないと分からなくなりそう。血生臭い描写も多いが、登場するキャラの可愛らしさで中和され、気分が悪くなるほどではない。あと1冊でどんなラストに辿り着くのか。次巻が楽しみ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本編読見終わった後、気になっていたことがちらほらと短編になっています。
旧世界の物語が1冊を通して4回に分けて書かれ、その中に短編が混じってます。
第一話 光る虫
ほたるちゃん、幸せに暮らしてるかな?
と気になっていたけど、そうだよね、甘くない。
そんな中ほたるちゃん自身は「友達ができて幸せ」と暮らしていたというのは、ほたるちゃんらしいなと、本編に増してほたるちゃんの人柄が見えた。
灯子ともまた会えてよかったな。
第二話 入らずの庭
油百七がなぜ、親族は血液が苦手だと知ってるのか、本編で疑問に感じてました。ここにその答えが。
この短編主人公になる丹百の「百」の数字がすごく脳内に残りな -
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