茂木先生の同名著作のコミック版。
ペンギンが語るという形式もなかなかおもしろいが(個人的にペンギンが好きなので)、内容もしっかりしていると思う。
集中力の三要素、速さ・分量・没入感や瞬間集中法など
ただ、「いかに勉強を楽しくやるか」という点が一番大事だとこの本でも触れているが、その点
...続きを読むが少し薄い感じがして残念…。
その点については、あわせて読んだ「頭がいい人が脳のために毎日していること」で
好奇心がいかに大切かと言う視点から述べられていて興味がそそられた。
特に不安感メーターは動かせないが、探求心メーターは動かせる。
不安感メーターに注意して見て見ぬふりをしたり、不安感を消す方法を考えるなら探求心メータがどうなっているかに注意を払うこと。
と言う指摘は単純な指摘ではあるが、実に示唆に富む。
頭の使い方というのは「誰でもついていて、普段使っている」ものだけにあまり気にしない。
だが、走り方だって、訓練された走り方をする人は訓練されていない人よりも速い。
空手をやっている人はやっていない人よりも身のこなしが良い。
使い方はとても大切なので、これからもいろいろな本を読んでいきたいと思う。