あらすじ
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勉強をする気が起こらない、勉強をしてもなかなか成果が上がらない、と悩む人も多いのではないだろうか。著者は「勉強ができないのは、生まれついての才能ではなく、ただ正しい勉強法を知らないだけだ」と言う。本書は、80万部突破の大ベストセラーとなった『脳を活かす勉強法』をより分かりやすく、勉強法のポイントをマンガで著したものである。また、各項目には、新しく分かった脳科学の知見を織り交ぜながら、茂木氏の解説が入る。「瞬間集中法」「鶴の恩返し勉強法」「タイムプレッシャー法」をいかに効率よく順序立てて行い、集中力、記憶力を養えばよいかを明らかにしていく。その他の内容例を挙げると ◎体験型記憶術 ◎弱点分野の克服法 ◎細切れ時間活用法 ◎瞬間集中法の習慣化 等々 本書のマンガ部分のナビゲートは、「最初のペンギン」。勇気をもって初めて大海に飛び込んだペンギンである。勉強が苦手な人は楽しみながら本書で勉強のコツを学ぼう!
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Posted by ブクログ
茂木先生の同名著作のコミック版。
ペンギンが語るという形式もなかなかおもしろいが(個人的にペンギンが好きなので)、内容もしっかりしていると思う。
集中力の三要素、速さ・分量・没入感や瞬間集中法など
ただ、「いかに勉強を楽しくやるか」という点が一番大事だとこの本でも触れているが、その点が少し薄い感じがして残念…。
その点については、あわせて読んだ「頭がいい人が脳のために毎日していること」で
好奇心がいかに大切かと言う視点から述べられていて興味がそそられた。
特に不安感メーターは動かせないが、探求心メーターは動かせる。
不安感メーターに注意して見て見ぬふりをしたり、不安感を消す方法を考えるなら探求心メータがどうなっているかに注意を払うこと。
と言う指摘は単純な指摘ではあるが、実に示唆に富む。
頭の使い方というのは「誰でもついていて、普段使っている」ものだけにあまり気にしない。
だが、走り方だって、訓練された走り方をする人は訓練されていない人よりも速い。
空手をやっている人はやっていない人よりも身のこなしが良い。
使い方はとても大切なので、これからもいろいろな本を読んでいきたいと思う。