ユーフォリアファクトリーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地球環境のことを考えさせられる
写真&情報が盛りだくさん。
中でも、テキサスの牛の肥育場の
赤い池の写真が印象的。
その不気味な赤色は、高濃度の肥料や
化学物質が溶け出したことによるものでした。
牛肉を食べること、牛乳を飲むことについて、
考えるいい機会を頂きました。
もう1枚印象深い写真がありました。
オーストラリアの森林火災によって
死にかけた木々から新芽が出ている写真。
真っ黒の幹から目を覚まして
光り輝くように出てきた新芽。
自然の…植物の…生命力の強さを
感じる写真で、目に焼き付くほどでした。
'地球の未来を考える'…
他人事ではないと感じ、行動に移す
き -
Posted by ブクログ
大好きなTRANSITのパン特集号。
よくあるパン特集とはまた違い、
旅雑誌ならではの視点で、
世界中のパンの歴史、日常に根付くパンを
深堀りして紹介してくれている。
とはいえそこまで専門的な内容でもなく、
写真やイラストも豊富なので、気負いなく楽しめた。
TRANSITの写真はどれも本当に美しく、かつ少しノスタルジックで、とても旅情を掻き立てられる。
パンを食べに行く旅、も良さそうだ。
国内で買える世界中のパン屋さんの紹介ページもあり、さっそく福島にあるフィリピンパンの専門店に行き、フィリピンの国民食だという「パンデサル」を購入。ほんのり甘くて、素朴な味の美味しいパン。
知っているようで知 -
Posted by ブクログ
メキシコ特集なので購入。雑誌としてはお高いけれど、どのページをめくってもメキシコ、メキシコ!特集というかほぼメキシコムック。満足度が高かった。
観光情報だけではなく、メキシコの暗部にも焦点をあてた作り。メキシコは危ないイメージがあるけれども、その背景がなんなのかよくわかった。日本だってろくでもないことはたくさんあるけれど、フェミサイドなんて恐ろしい犯罪はまだなさそうだし、麻薬で大規模な抗争が起こるわけでもないし、なんか色々考えてしまうな。
古代メキシコのことがかなりの量掲載されていて、特にテノチティトラン(現メキシコシティ)の鳥瞰図は大変良かった。湖の上にわざわざ都市を建てるなんてアステカ民族 -
Posted by ブクログ
コラムの『Google 神』と呟くTwitter上のAI教団(ディスコーディアニズムの一種?!)や、宇宙に飛ばす小型衛星仏教寺院の話が面白い。
世界の聖地の写真の数々が目に楽しいし、聖地に集う人々の写真や直接取材した体験記は、現地の生の空気が伝わってくるようで素晴らしい。
中でも、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(行ってみたい場所のひとつ。キリスト教徒でなくても、安全・安価に旅ができるロングトレイルらしい)や、ケルトのサーウィン、アメリカ先住民族たちの写真に目を奪われる。
メッカ巡礼の記事も、恐らく自分には一生縁がなさそうでもあるし、巡礼者自身からのレポートという意味でも貴重。
ま -
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いわゆるガイドブックではないし、清水寺とか伏見稲荷とかが紹介されているわけでもない。
この号は、京都が好きな人にはすごく受け入れられるだろうなと感じた(在住者がどう思うのかは別)。
なのでわたしにはとてもいい号だった。
季節の移り変わりを大事にしているところも、神社仏閣が生活に根付いているところも、伝統工芸が大切にされているところも、地産地消を流行りではなく昔から変わらず大事にしているところも素敵で、改めて京都っていいなと思った。
行きたい場所もお店も増えたな♩
そして吉岡里帆可愛かった〜〜〜
京都ってゆくゆくはホテルと寺社しかなくなるんじゃないかってくらい、宿泊施設が傍から見ていても増えす -
Posted by ブクログ
ニューヨークという街。1年住んでみて、やっぱり刺激、興奮、欲望の街。野村訓一氏のコラムにもあるとおり、すごくおしゃれで先鋭的な感性を持っているように思うけれど、ニューヨークに若い頃からいたからすごいのか?というとそうでもない。ただ、NYに住んでいれば、アピールしなければ、自分から動かなければ、自分から話しかけなければ、空気と一緒。その強さ、あたりの激しさが、日本人にはない。それがあるだけで、こいつ尖っているなという感性に思われる。音楽も、アートも、カルチャーも、そういう土台の違いに依拠した違いを意識しているだけで、もっと本質を見るべきかもしれない。経済力も、東京の方が上回っているし、ニューヨー