森谷明子のレビュー一覧

  • 深山に棲む声

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    今、昔、おとぎ話として章ごとに時間軸がずれるけれど最後に集約されて謎がとけた。ファンタジーだけどミステリ要素もある。

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    2013年05月23日
  • 深山に棲む声

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    いつもの、連作方式かと思いきや、まあ、そうなんですけども、ちょっと仕掛けがしてあります。
    そして、相変わらず、その二人の馴れ初めくわしく!みたいな焦らし放置も多い。余韻というものなんで、仕方ないですが。
    最初の気味の悪さとか、えぐさとか好きかな。

    最初に出てきた可愛い子がこーなっちゃうのかよ!みたいなところも大河ロマン。

    昔のよきジュブナイルな感じがします。
    けれど、性的なことは生々しいので、中学生以上推奨。

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    2013年05月06日
  • FOR RENT――空室あり――

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    19歳の少年が、死んだ母親の残した言葉により自分の知らない過去を探しに、かつて住んでいたアパートへ向かう。そこで徐々に露わになってくる、忘れられた、捨てられた過去とは・・・。過去の自分のルーツを捜し求める少年の姿を連作短編風に追った作品で、とても読みやすくはあったのですが、会話主体、主人公(少年)ではない人の視点も多いので、本筋についてもう少し描写がほしかったように思いました。後半にほとんど思い出した!という流れや独白だけで真実が開けていくのが急すぎてもったいない気がしたのです。
    少年と同居していた女性については・・・ちょっとどうなのか、といろいろな面で思うことが多かったですね。真相を知ると余

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    2013年01月20日
  • FOR RENT――空室あり――

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    19歳の青年が自分の過去を辿る。母と姉、そして祖父と祖母、実の父親が絡んだ事件の真相に迫る。かつて住んでいたはずのアパートの訪ね方が面白い。
    強引な終わり方かもしれないが、楽しめた。

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    2012年11月25日
  • 矢上教授の午後

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    じわじわと引き込まれる作品。
    ミステリマニアの矢上教授を筆頭に癖のある教授、助教授、院生が多数登場する。
    事件そのものよりも教授達のかけひきの方が面白いかもしれない。

    頻繁に場面転換が行われるうえに登場人物が多いので、最初のうちは前のページに戻りながら読み進めた。
    ようやく慣れてきたところで事件発生。
    ミステリ小説を読んでいると常にあやしい人を探してしまうが、この小説はあやしい人が見つからなくてちょっと困惑。
    途中まで想像していた犯人は大はずれだった‥。

    ついつい殺人事件に注目してしまうが、物語の冒頭に登場する「彼女」の正体がこの作品の1番の謎かもしれない。
    冒頭に登場した「彼女」のことは

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    2012年10月11日
  • 矢上教授の午後

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    偶然が重なって密室と化した大学のおんぼろ研究棟。
    普段ならいないはずの人たちがなぜか集まった状況で死体を発見!
    研究棟の主・矢上”教授”が事件解決に乗り出す。
    カットバックの要領で次々視点と舞台が変るのは面白いが
    あまりに細かすぎて眩暈がしそう。
    大学外の描写は不要な気もするし。
    謎解き部分は面白いし、キャラクターも魅力的なんだが
    どうもこの著者は合わない気がするなぁ…。

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    2012年08月13日
  • 矢上教授の午後

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    ネタバレ

    日常の謎的な感じの連作かと思ってたので違ってて驚いたけど、
    読み始めれば楽しく読めたのでよかった。
    身近なクローズドサークルもの。
    好みとしては咲に活躍してほしかったなぁ。
    いや、活躍してくれたんだけど。
    矢上教授は安楽椅子じゃなかったの・・・みたいな。
    イメージからくる”活躍”を覆すという意味でも楽しめました。

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    2012年06月14日
  • 矢上教授の午後

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    うーん。わたしはやっぱり本格謎解きミステリは好きじゃないんだなーとあらためて思った。単に好みの問題なんだけど、ぜんぜんノレず、最後はどうせもよくなってきた(笑)。
    大学とか研究とか教授とかにあこがれがあるせいで、すごく期待していたんだけれども、謎解きメイン(あたりまえ?)で期待していたほど大学や研究生活の話がでてこなかったたし……。章だても、特に最初のほう、細切れすぎるような気が……。登場人物も多すぎるような……。まあ犯人さがしには人数多いほうが謎が増えるわけだからしかたないかもしれないけど。
    なんか、人が死んでしまうってのも、雰囲気に合わないし、この程度(たいへん失礼かも)の理由でどうなのか

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    2012年05月11日
  • 千年の黙 異本源氏物語

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    面白い……はずなんだけど、なんだろう。
    とにかく琴線に引っかからないとしか言いようがない……。
    読んで半月しか経ってないんだけど、
    中身もほとんど思い出せないという。

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    2012年04月15日
  • 千年の黙 異本源氏物語

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    ネタバレ

    自分が書いたものが広まっていく怖さ。物語の内容に迷う姿。紫式部が本当にこんなふうに源氏物語を描いていたのかもとうれしくなる。

    「後の世のことは、神仏でもない身にはわからないもの。ただね、自分の心はいつわらないようにしよう。あとは自分に子供が生まれたら、その子にだけは誇ってもらえるようにしよう、と。」

    たわいないような事件が絡み合って、道長の人柄や彰子の人柄がくっきりしてくる。そして、実は!源氏物語に欠巻が?という大事件。
    こんな疑惑を知らなかったので、かなりショック!
    私、源氏やったはずなんだけど。。。こま切れな読み方だったから?

    登場人物が魅力的であっと言う間に読める。あてきの恋。元

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    2015年04月01日
  • 千年の黙 異本源氏物語

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    ネタバレ

    道長から定子入内を支える女房として出仕を促されている紫式部(藤原香子)が女童のあてきと共に、その洞察力で周辺で起った謎を解き明かすミステリ。藤原道長、藤原実資、中宮定子、彰子、清少納言、藤原宣孝、賢子、定子などが出てますが、どの人物も活き活きと描かれてます。

    3編の短編から構成されていて、第一部では定子が飼っていた猫の行方を推理するもの。推理しつつ人間関係の紹介、みたいなお話。香子と宣孝の円満な夫婦仲(才気煥発な妻を自慢する宣孝とか)、あてきの初恋、利発なまだ幼い定子、野望あふれる道長の動向、帝の一の人と称されながらも政治的に微妙な彰子の立場(でも定子はこの年上の美しく賢い従姉妹にあこがれて

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    2011年06月04日
  • 千年の黙 異本源氏物語

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    源氏物語をまさに書いている最中の紫式部を中心に、式部に仕える「あてき」や、元子女御に仕える小侍従を主役(?)にしたミステリー。源氏物語は一帖欠けている、という説をベースとしてその謎を追います。あてきや小侍従が女の童から女房に成長するのも楽しめるし、あてきの恋もありつつ、源氏物語の世界観と一緒に、まさにそのとき起きている帝や女御様、左大臣の権力争いやら恋(?)模様やら、効果的に使われていてよかったです。

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    2010年10月18日
  • 千年の黙 異本源氏物語

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    源氏物語実は清少納言は書いてない っていう内容の本をそういえば昔読んだことがあったなというようなことを思い出しました。

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    2011年09月20日