ボーク重子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルにグサリと心を突かれて手に取った1冊。
タイトルだけでなく内容も、私の心のモヤモヤを、実に直球で言い表してくれていました。
1番響いたのは、「ごめんね、で子育てするのではなく、ありがとう、で子育てをする」ということ。それは子供の自己肯定感の為にも必要であると。
仰る通り。でも、こんなママでごめん、と、1日何回思ったり言ったりしていることか。今ではその度に、「ごめんじゃない、ありがとうだ」と繰り返し自分に言い聞かせています。
ポジティブに考える為の、心の在り方が書いてあります。
タイトルに少しでも心がザワついたら、ぜひ読んでみて下さい。 -
Posted by ブクログ
世界最高とか
全米最優秀とか表紙に書かれており、大げさだな、胡散臭いなと感じながら読み始めました。
しかし、この本は日本のお母さんたちみんなに読んでもらいたいと思う本でした。
私自身帰国子女で、海外と日本の教育に関して身をもって違いを体験しましたが、まさに、日本でもこれから求められる能力というのは、いわゆる日本の良しとされてきた教育とは違います。
東大でも推薦入試ができましたが、今後は、点数で見る学力ではなく、その子の輝く点、可能性のある点をみて評価されていきますし、今後社会を動かしていくにはどんな能力が必要でどんな教育が必要なのか、この本から理解できると思います。
是非おすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容はコーチングの手法そのものだと感じたが、まさに本職の一つとしてコーチングを生業にされている方だった。
子育てのみならず、部下育成にも活用できる名著だと感じた。
公私ともに最大限活用したい。
【備忘録】
・あなただったらどうする?を口癖に
・家庭の中で子どもに役割を持たせる、一緒に料理を作る。ご褒美は逆効果となる。
・自制心は十分な睡眠がないと機能しない。
・クリティカルシンキングでストレス耐性を育てる。プロコン表の活用も有効。
・傷つきにくい心を育てる。自問する力を育てる。
・伝える力は訓練で調達する。プレゼンテーションなど。今日の出来事の伝達、3分間のトピックゲーム、30秒で自己紹介な -
Posted by ブクログ
学ぶことが元来好きな私が母になって, この本に出会えたのはとても良かった。重子さんの何もかもを真似することはないけれど, 子どもに対して感情論ではなく, あくまで論理的に接し, 子どもにもロジカルになってもらうためのツールとしてSMART GOAL・NOTEは最高の手段・ツールであると思うし, 是非実践したい。
好奇心の塊で, 危ないことが大好きな子どもを前に「やめさない!」と言わないことや, その危険をこっそり取り除かないことは難しいだろうし, 「〜しなさい」と言わないで導くに留めるというのも難しいと思う。
でも, 娘が死ぬまで私が世話を焼けるわけではないのだから, きちんと自分で考えて行動 -
Posted by ブクログ
子育て本という枠組みを超えて、アメリカの教育体制について深く書かれてあって面白かったです。
確かにアメリカ教育が目指すところ、素晴らしいと思いました。
ただアメリカの現状を考えてみても…それを享受できる一部の富裕層なりエリートと呼ばれる人に向けられた教育、という点は踏まえて読まなければならないと思いました。
(個人的には日本の教育が極端に劣っているとは思えないのです。ノーベル賞受賞者だったり宇宙飛行士だったり、尊敬できるような人だってたくさん育っていますし!ね!はい。)
それで、作者さんは、深い愛情を持ってお子さんに接していて。気長に待つという事、できそうで自分はできてないなとか、子供にプ -
Posted by ブクログ
育児書は基本的に科学的根拠に基づいているものか、臨床や実践件数をたくさんお持ちの専門家のものを好んで読む。
こちらはナラティブな1人のママの話だが、ある学校の教育方針や研究や調査を参考にされていて、たいせつなことに気づかせてくれる良書だと思う。
特に「家庭で子どもの自己肯定感を育む12の方法」と「親自身の自己肯定感を高める」の第5章:子どもと自分を受け入れる は必読だ。
12の方法は読んでもらうとして、特に覚えておきたい自分の感想をメモ
・親ができるのは手本を見せて導くことだけ。子どもが試したことは、それがどんなに下手な出来でも親は決してやり直さない。
・正しい言い方や書き方は大切。でも、子ど