飯山陽のレビュー一覧

  • イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観

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    ①イスラム教の教えを受け入れるには、シンパシー(同情)ではなく、エンパシー(異なる価値観を持つ他社の感情を理解すること)が必要。

    ②イスラム教徒は全員が来世の存在を信じている。

    ③グーグルの発展により、一般信徒はよりコーランやジハードと直接的に向き合うことができ、実践するようになった。

    コーランは神の言葉であり、一字一句正しい。

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    2020年02月09日
  • イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観

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    メディアで語られるイスラム教とは、ほぼ真逆のイスラム教が語られる。イスラム国を始めとする原理主義者らのジハードが何を意味するのか、事実がようやく理解できた。
    現代世界を生きるのであれば、一度は読む価値はある。

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    2020年01月31日
  • イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観

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    イスラムは、Googleによりコーランとハディース(膨大)を誰もが直接参照できるようになった。「聖書に帰れ」がグーテンベルクの出版改革から始まったように、イスラムは今まさに宗教改革真っ最中。異教者の僕が神に言えることはないが、今後も増え続け、揺れが続くであろう彼らとどうしていくのかは、肝に命じておく必要があるだろう。共生というのは口で言うほど簡単ではない。

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    2020年01月15日
  • イスラム教の論理(新潮新書)

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    ぼんやりとしたイスラム教のイメージが、客観的な事実の羅列によってはっきり輪郭を形作る。しかしその実体は我々の「当たり前」が全く通用しないものだと分かったときの衝撃がすごい。読み進めながらここまで途方にくれる体験をしたのは初めてでした。

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    2019年12月03日
  • イスラム教の論理(新潮新書)

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    題名のとおり、イスラム教の論理とは何か、国民国家や民主主義といった我々に馴染み深い論理との違いなどについて書かれていた。
    身近な具体例が多く、わかりやすかった。
    個人的にはイスラム教の論理と我々に馴染みのある論理との間、グレーゾーンにもう少し説明が欲しかったと思います。
    イスラムの論理はわかったけど、それで実際は?というところをもっと読みたかったです。

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    2018年12月04日
  • イスラム教の論理(新潮新書)

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    イスラム国のほうがイスラム教的には正しいというのは驚き
    「神は間違えない」を前提にしていればそりゃあ話が通じないわと思った
    そもそも神を前提としているので、西欧の価値観で非難しても意味がないというのは笑える
    あーいえばこーいうを地でいってる
    大日本帝国みたいだなと思った

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    2018年05月09日
  • イスラム教の論理(新潮新書)

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    イスラム教徒からするとこの本は「とんでもない」本であろう。
    しかし、冷静で厳しい視点を持つこの本を日本人は読むべきだと思う。
    特にこれから異文化との共生を日本が選ぶのであれば、日本人の価値観で異なる宗教やそれを信じる人達を「わかったつもり」になると大火傷することがある。
    異なる文化や思考、価値観を完璧に理解することはできなくても、「知る」ということは最低必要条件だろう。

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    2018年03月04日
  • イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相

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    イスラム教が現代の人権の考え方からしていかに不条理かを記した一冊。

    だけど、既存の言論に対する批判という形が多かったので、その点が残念。

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    2025年06月21日
  • イスラム移民

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    移民受け入れのメリットばかりいろいろなところで学んできたけれどデメリットもあり、かなり考えさせられる本だった。著者の考えに疑問を呈する場所もあったが、今後の移民問題を考えていく上で一読の価値はあると思った。

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    2025年03月25日
  • イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相

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    宗教や思想を客観的に学ぶのは難しい。どうしてもイデオロギーが絡むからだ。
    著者の主張は1つの見方である。それは普遍的な部分もあれば、個人的な部分もある。
    異論を許さないという論調は、後に他者を攻撃ばかりするようになる著者の思考及び行動パターンを予兆している。
    学びが多く読んで良かったが、著者の主張を鵜呑みにするのは良くない。

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    2025年02月27日
  • 「いい人」の本性 (Hanada新書 002)

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    ネタバレ

    新書コーナーで「『性格が悪い』とはどういうことか」という新書と、この本が並んでいたので、どちらにも興味をひかれて悩んだ結果こちらを購入。それで著者の飯山さんのこともよく知らなかったので、こちらも進化心理学とか、発達心理学とかの「性格がいい」ことを論じた本かと思い込んで読み始めたら、違った!政治の本だった。つまり「いい人」のふりしてこういう主張をしている人は、「偽善者」ですよ。イスラムのこと何も分かってないんだから!みたいなことです。
    飯山氏の肩書きは「イスラム思想研究者」となっていて、イスラム教やイスラム社会について詳しいようだが、研究した上で「イスラム社会の人々とわかり合いましょう」というこ

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    2024年12月12日
  • 「いい人」の本性 (Hanada新書 002)

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    一部を除いて、全くその通り。

    「いい人」くらい信用できないものはない。まさに、地獄への道は善意で舗装されているのである。
    問題がややこしくなるのは、ガチの善意と、善意を利用する奴等の区別はそうつかないし、善意を前面に押し出してくるので、お人好しの国民には麻薬のように効いてしまうところ。

    さらに、古い伝統を壊して、均一絶対平等こそ進化という一面的な思想と、古い秩序を破壊したいという思惑と、俺が理解できない、しかも不利益を被りそうな常識は、悪に違いないという低脳、頭さえ下げていれば誰からも嫌われないという愚かさ、数が多いということはそれだけで差別なのだという真っ向民主主義を否定する正義なんかが

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    2024年11月05日
  • ハマス・パレスチナ・イスラエル-メディアが隠す事実

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     イスラエル、パレスチナ問題を勉強しようと読んだ2冊目。
     イスラエル側に立った本。
     パレスチナは残虐なテロ集団。イスラエルは自衛権を行使するだけの主権国家という本。

     感情のままに筆を走らせた感がバリバリ伝わる。徹頭徹尾、辛辣な文章で多方面を批判している。

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    2024年10月25日
  • 卑怯者!

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    前提として、私はこの方の発言は、まだ海外にいる頃から結構好きである。歯に衣着せぬ、かつ、「庶民」「生活」目線での物言いが好き。頭も切れるよなと思っている。

    この本もYoutubeチャンネルのまとめなんかな。

    主に、最前の立候補時の話、中東の問題、専門のイスラムを取り巻く話題。

    物凄く分かりやすい、と思う。論理に無理がない。

    のだが。

    まあYoutubeでやってる時はいいんだろうが、やっぱり活字で「悪口」は閉口するねん。批判ではなく。名前とか、悪いあだ名で書くのはやっぱり、悪口だろうなあ。

    飯山先生がどれだけ悪口雑言浴びせられて来たのかも見たし、ふざけんなオラはわかるけど、それでもい

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    2024年10月09日
  • イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相

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    イスラム教は本当に平和な宗教なのかはイスラム教の教義、コーランの内容を学べば分かるのに、日本のイスラム学者は都合の良いように事実を捻じ曲げている。イスラム教自体を否定するわけではなく、本書ではひたすら日本のイスラム学者の権威を否定している。

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    2024年09月29日
  • 「いい人」の本性 (Hanada新書 002)

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    なるほどそういう考え方もあるのかと思うところもある一方で、そんな言葉尻捕まえなくても、言われたから言い返すなんてしなくても、と思うところもある。日本保守党の理念には強く同意をしているので、汚い言葉を使ったり、あらぬ煽りに言い返したりせず、正しいことを主張していただきたい。最終章の「あかりちゃん、がんばって」が増えていくだろう。

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    2024年09月21日
  • ハマス・パレスチナ・イスラエル-メディアが隠す事実

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    ヒステリックな筆調はまったく好きになれないけれど、この本を読むことで、確かに日本のメディア報道がパレスチナ偏重であることに気づけた。パレスチナ=かわいそう、支援すべきもの、という単純なイメージを鵜呑みにしないようになった。かといってイスラエルを応援しようという気持ちにならないのは、残念ながらこの本の限界だと思う。

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    2024年08月17日
  • エジプトの空の下

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    ネタバレ

    「アラブの春」渦中を日本人女性で、イスラム研究者である著者の日常を描く、ノンフィクションエッセイ。

    1 娘と親友とサラフィー運転手
     娘さん中心に話が進んでいきます。
     女性一人で街を歩けばセクハラの嵐。
     だが、1歳の娘と歩けば風景は全然違う。
     
    2 ピラミッドを破壊せよ
     エジプト人イスラム教指導者の発言。
     偶像崇拝は認めない。
     髪の毛、肌を出した女性は「男を惑わす悪魔」だと。
     
    3 頭上注意
     ジハードで死んだら皆殉職者扱い。
     空からバルコニーや角材が降ってくる。
     エジプト観光地「白砂漠」では星が降るよう見に見えるとか。

    4 バット餅
     エジプトの食事情彼是。
     やっぱり

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    2024年08月17日
  • 卑怯者!

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    既存メディアと戦う飯山氏。
    既存メディアの報道がいかに偏り、事実と異なるかを笑いも交えなあがら的確に指摘していきます。YouTube番組との連携もあるので、YouTubewo見ている人には少しくどくなるかも知れない。
    私は、新書でイスラムという文化圏を飯山氏の言葉で語る本を出して欲しい。

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    2024年07月22日
  • ハマス・パレスチナ・イスラエル-メディアが隠す事実

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    著者が複数のメディアに連載や投稿をした記事を、テーマ性を見つけて括った上で新書として出版されたもの。同じ時期に複数の媒体宛に書かれた内容の集合体である為、重複感が大きく、実際に著者が言いたいメッセージはおそらく2つ、3つの投稿にまとめられる。量としては本書の1/10もないレベル。
    なるほどと思える点が幾つかあるだけに、個人を特定した「間違った」メッセージへの攻撃のあり方や、マスメディアの対応への批判は表現を工夫した方が良いと感じた。
    多くの心ある読者はメディアの偏りを承知をした上で、イスラエルへの理解も相当程度は持ち合わせていると思う。

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    2024年07月07日