飯山陽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池内恵さんが絶賛ということで、購入。
イスラム国が支持される理由と、そもそもイスラム教が何を教えとしているかという所は、今まで読んだ本と併せて分かりやすかった。
昨今、耳にするハラル食品やブルキニなども、何を選ぶ(解釈)するかは、当の本人であり、その意味でこちらが「決める」ことには大した意味はないと述べている。なるほど。
民族には民族の、国には国のルールがあり、その中で自分の考えが唯一絶対なのだとは言えない。
だから、自分の信じる考えが唯一絶対なのだという価値観とは、どうしてもズレてしまう。
その上、そうではない考えの者と戦い、改宗させよというオプション付き。
これは、余程の信念がないと -
Posted by ブクログ
イスラム教の研究者が、イスラム教徒の考え方、その論理について書かれています。ただイスラム教というよりも、世界で無視できなくなりつつある、イスラムを自称する人たちによるテロ行為に焦点が当てられています。なぜ彼らは戦うのか、そしてそれを他のイスラム教徒はどのように見ているのか。そしてそこには、私たちが当然視している常識、民主主義とは違った論理があるということ。それを知らずして、この現象を理解することはできません。
イスラム教徒の人たちが、どのような考え方で行動しており、また個々人それぞれの穏健と過激の行動の違いに矛盾がないことなど、なるほどと思いながら読むことができます。ただなぜそういった考え方を