感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イラスラエルやパレスチナ、テロ組織ハマスについて報道や現地の実態と照らし合わせながら、解説されている。
日本メディアの報道と現地の実態がいかに乖離しているかがわかる。
Posted by ブクログ
イスラム教に関する著書としては初。
その為この一冊だけではなんとも、というのが正直な感想。
飯山先生だけで無く他の著者の作品も含め、もう数冊読んでみようと思う。
ただ日本のメディアの低レベル脳死報道はクソだという意見に関しては同意。
なので★5。
Posted by ブクログ
ハマスがイスラエルにテロを行う(行える)理由
①パレスチナ自治政府の利権
世界各国からの支援金など
②国際世論の印象操作
人間の盾によりイスラエルの残虐性を印象付ける
③対イラン制裁緩和
イランからの資金、武器供与
イランの目的はイスラエル殲滅
全世界イスラム化
④ハマスの目的はイスラエル殲滅
パレスチナは主権国家ではない。
パレスチナという国はいまだかつて存在したことがない。
パレスチナ国家建設の具体案が示されるたびに、それを拒み続けてきたのはパレスチナ自治政
Posted by ブクログ
とても論理的な文章でハマスについて良く理解できる本。勿論、飯山さんの見解を全て鵜呑みにする必要は無い。しかし今の日本に必要なのは、既存メディアのあまりに偏ったパレスチナに対する報道や御用学者の意見を鵜呑みにせざるを得ない状況を壊し、彼女のような人も既存メディアに出し、人々に様々な見解がある事を知らせる事が真の「多様性」ではなかろうか。
Posted by ブクログ
・イスラムは平和な宗教と教わり、そう信じてきたが、違和感も感じていた。現実には西側先進国とは全く異質の価値観を持つ宗教であることが理解できた。
・パレスチナ可哀想、石油輸入ストップ怖い、の50年前から変わらない外交日本。
・ハマスがテロを行うのは利権のため。納得。
・寄り添うべき弱者(少数派、パレスチナ等)と無視すべき弱者(ウイグル人等)を示す図は秀逸。
Posted by ブクログ
この本の前に、岡真理氏の『ガザとは何か』を読んだのだが、話が真逆で驚いた。パレスチナ・イスラエル問題について初めて読んだ本が『ガザとは何か』だったので、最初頭に入れた知識が前提となっていた為、飯山陽氏のこの本(noteの記事が元となっている)を読んで頭が混乱し、初めは理解が出来なかった。
『ガザとは~』では、あくまでもハマスはガザの人たちを助けるために存在してるという印象だったが、こちらではハマスはテロ組織。裏にイラン、ロシア、中国、北朝鮮が資金や武器を支援してる恐ろしい組織だとわかる。
ハマスの指導者トップ3は全員カタールに住んでいて、総資産額は1100億ドルとされている。本当にガザの人たちを助けるのであれば、その資産を使ってシェルターを作るなど人命を救う事も出来る。なのにしない。最近UNRWAの地下にハマスの掘ったトンネルがあり沢山のサーバーなども見つかっている。イスラエル・パレスチナ問題は日本の外交にも大きく関わってる問題だと分かった。
とは言え、まだ2冊目。
もう数冊本を読んで多面的に理解したい。
Posted by ブクログ
イスラエルが正しく、パレスチナ=ハマスは悪、というかなり偏った意見が終始かかれている。
著者は、「メディアは『イスラエルは悪、ハマス(弱者)は善』という立場に立っており、中東について知らない国民を騙している」という前提に立っている。全てのメディアの報道をその前提で解釈している。
日本の新聞、テレビ、本を読んでいる私は別にそのような印象を受けていないが?と思ってしまう。
マスメディアの関係者の実名を出して攻撃しているが、いちゃもんレベル。
大多数は、ハマスの越境攻撃はテロだと思っているし、それでもガザへのイスラエルの攻撃は不当だと思っているんじゃないか、と。
イスラエルがやってること……国連が示した土地よりどんどんと入植地を増やしているのは不法占拠だと考えることと、ハマスが正義でないと思うことは両立する。しかし、著者はイスラエルが正義でパレスチナ=ハマスは悪でないと認めない。
パレスチナ側にハマスしか窓口がない問題はわかりやすいので、かなり偏っていて……なんだかなあ、と思いながらも一読するのは良いかもしれない。
Posted by ブクログ
タイミング的にはバッチリでああるが、コラムの集約の部分もあり何度も同じ描写がでてくるので少しワクワク感に欠ける。ハマスのテロとはと読み始めるとわかりやすいがイスラムを考えると、前作二冊が良い。