水道橋博士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2021/3/14 どこかのリアル書店で購入。
2023/1/18〜1/25
藝人春秋第3弾。今回、取り上げられるのは、武井壮、生島ヒロシ、小倉智昭、寺門ジモン、猪瀬直樹、徳田虎雄、劇団ひとり、やしきたかじん、橋下徹とその黒幕A氏、三谷幸喜、井筒和幸、サシャ・バロン・コーエン、石原慎太郎、三浦雄一郎、田原総一郎、岡村靖幸の各面々。生放送降板事件の裏の裏がとうとう明かされている。しかし、じもんさん、面白いなぁ。最後に自身の鬱病のことが書かれていたが、ちょっと前に鬱病で国会議員を辞職してしまった。政治に関する姿勢はかなり違うが、また復活して元気な姿を、また第4弾を読ませてほしい。 -
Posted by ブクログ
単行本は何度も読んでいるので、またしても解説の感想。
今回の解説は在米の映画評論家である町山智浩氏。
字数が1万字となり、ページが増えてしまい文庫本の価格が上がったというこの解説は、解説者の言動と同じく過剰で鋭利だ。過剰で鋭利なのは水道橋博士も同様であり、本書は結局本文から解説まで過剰で鋭利に満ちあふれていて、気が休まるのは本文の寺門ジモンの所ぐらいなものである。普通解説というものは、本文なり著者なりを冷静に見て説明するものだが、本書の解説は過剰さを上書きしていこうとするもので、油断も隙も無いので疲れる。熱すぎるし長いよ!
という事で、本書は精神と時間に余裕のあるときに読むことをおすすめします -
Posted by ブクログ
ネタバレ何気なくテレビで親しんでいた人が実はとんでもない人物であることを知らされてびっくりする。とても面白い。特に石倉三郎さんと古館伊知郎さんは前から好きだったので楽しかった。びっくりしたのは稲川淳二さんだ。表に出さないけど重たいものを背負ってへらへらしているのが最高にかっこいい。
若林さんの解説も素晴らしかった。
水道橋博士さんはビートたけしさんに心酔し、弟子入りし、弟子となった後も変わらぬ思いで師匠を慕っており、そういう感じがすごくいい。オレは人にも作品にもあんまり心酔したことがない。漫画など創作には強い興味があり、特定の何かに執着するのではなく、広くいろいろな作品に親しみたいという思い -
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Posted by ブクログ
著者の観察眼が鋭く、大変興味深く読んだ。ただ、そんな聡明な著者がそこまでビートたけしに入れ込む理由がよくわからない。たけしってそこまで魅力のある芸人かな?全然わからない。かつては輝いていたのかな?
なんだかんだでやはり稲川淳二の回が一番よかった。息子さんが障害者でお涙頂戴の美談というわけではなく、著者が稲川淳二のプライベートというリアルにもっとも真剣に向き合っていたからだと思う。お笑いブームとかクソみたいにつまんなくて大嫌いだけど、芸の道というものを見せてもらったという感じ。
あとは湯浅卓と苫米地英人の回がよかった。二人とも狂っているので、著者の冷徹な筆致で正確に描写するだけで面白くなる。それ