笠井亮平のレビュー一覧

  • インド独立の志士「朝子」

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    なにかきっかけがあって 
    この本を読もうかと思ったんですが
    何だったか 忘れてしまいましたが 読みました。

    イメージとしては 
    主人公の「朝子」さんの日記がベースになって
    「アンネの日記」のような 読み物かと思いましたが
    著者は それだけでは 全体像がわかりにくいと思ったらしく
    インド独立運動の リーダーである チャンドラ・ボースや 
    彼女の父親である サハーイや母サティなどの事などを 詳しく描いていました。

    ので 当初は少々退屈っぽかったけど
    インド独立運動といえば 
    ガンジーさんというイメージしかなかったので、
    独立運動が 第二次世界大戦の時期とからみ(多分これは学校で習ったと思うけど

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    2022年06月16日
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と

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    インド人の筆者が日本に住んで見えたこと、考えたことについて。俳句が多用されていて、筆者は日本人よりもはるかに日本文化に触れていて知っていると思った。
    財布を落としてもそのまま戻ってくることに驚き、きれいな多機能トイレに驚き、四季の美しさに感動。独自の閉鎖的な文化や歴史を築いてきた日本だからこそ、良くも悪くも世界と異なるところが多いことを改めて知った。

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    2022年05月01日
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と

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     インドの人による日本滞在記。2020年の8月まで滞在していたから、安倍総理が辞めるところまでは話題としては網羅されている。

     わりとこう、インドの人向けに書かれている部分はあるのだろうが、そこまでインド映画が取り沙汰されているか? とか、(インドから見れば)日本のCOVID-19対策はどうなの、みたいな指摘は問題提起としては面白くはある。

     比較文化論としては最低限のラインではあると思うが、期待したほど目新しい情報はないかなぁって感じ。

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    2022年04月30日
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と

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    英国、中国、ベルギー、インドネシアと暮らしてきたインド出身のジャーナリストによる4年間の東京滞在記。日印の結びつきを取り上げる第8章「僧侶、映画スター、革命家、そしてゾウ」もさることながら、第2章「「割れ」と「癒やし」」の文章にはっとさせられる。

    「わたしは早い段階で、真実は一つだけではなく、常に混沌としたものだという結論に達していた。だからこそ、中国社会がカオスであると同時に統制されていることや、インドに思いやりと残酷さが同居していることを知っても、落ち着いて受け入れることができた。日本についてわたしが思い至ったのは、深い癒しをもたらしてくれるとともに、深く傷ついているということだった。こ

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    2022年04月19日
  • インパールの戦い ほんとうに「愚戦」だったのか

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    昔、父の本棚に、高木俊明氏が書いた「インパール」と言う本があった。
    父に聞いたら、ひどい戦いだった、
    母に聞いたら、昔ベストセラーだったから読んだのでは、ミーハーだからね。
    と言われた。

    連勝連敗だったイギリスが唯一日本に勝った戦い。
    日本軍は、香港、マレー半島、ビルマと連勝、イギリスの植民地を奪取していた。
    インドを手に入れるため、インパールを足掛かりにしようと、1944年3月、天長節まで、昭和天皇の誕生日4月29日までにはインパールを奪取する予定だったが。
    戦後、インパール作戦は、愚戦とか、無謀と、無能な指揮官だと牟田口廉也中将は言われたが、
    イギリス側の見方は違うようだ。

    2013年

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    2021年09月04日
  • ビリオネア・インド:大富豪が支配する社会の光と影

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    著者はブレア、ブラウン両首相の戦略チームで上級政策顧問を勤めた後、フィナンシャル・タイムズのムンバイ支局長としてインドに駐在した経験があり、滞在していたインドの様子を外部から客観的にまとめられています。
    読み終わるとインドもなかなか難しさを抱えているなと思えてきました。

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    2021年05月10日
  • モディが変えるインド :台頭するアジア巨大国家の「静かな革命」

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    高額紙幣を廃止した現首相モディの名前がタイトルにあるので読み始めてみたが、
    現代インドの政治、経済、社会、外交の大まかな状況を読みやすくまとめてある良書。
    まだまだポテンシャルを秘めた国、したたかな外交をおこなう国がインド。
    今後の日印関係は非常に深くなり重要度を増すであろう。

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    2017年09月11日
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない

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    インド予習シリーズ流し読み
    肉に制限あるってほんとクリティカルというか、独自性が強くなるよな〜と思った
    東京のおすすめのお店が色々紹介されてるのも楽しい
    インドグルメ楽しみ

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    2025年01月31日
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない

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    会社の後輩と県内のカレー屋めぐりをするぐらいカレーが好きで、最近の日本でのスパイスカレーブームはすごいよなと思っていたので、読めて良かった。

    日本人の中には寿司がアメリカで「カリフォルニアロール」など欧米化されて受け入れられていると、「日本料理の良さをわかってない」と目くじらをたてる人がいるけれど、日本人も同じようなことをしているよなあと思った。
    「アメリカ風お寿司」「日本風中華料理」「インド風中華料理」のようなものも、文化の融合の結果うまれた素敵な料理の1ジャンルとして楽しみたい。

    そして、意識して生きないと外国に対する情報は偏ったものしか入ってこない例が「インドといえばカレー」だと思う

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    2024年12月15日
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない

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    ネタバレ

    「カレー」考察のみならず、インド国内の宗教の違いからくる食生活や国民性や歴史など、様々な観点から食文化を語り尽くす1冊。

    ボリウッドってヒンディー語の映画の事だったのね。
    『めぐり合わせのお弁当』良かったわぁ。
    インド料理のレストランは東京に多いみたいなので、出てきたお店のいずれかには行ってみたい。

    インドは手芸界でも存在感が増してきているし、いつかはお邪魔したいと思っている。

    この本は初めてのデジタルボイス。
    ここまで滑らかとは。ノンフィクションなら有り。と、思ったけれどやっぱり正直疲れた。書かれたものを朗読するという作業は変わらないんだけど、読み方や声音、速度の変化とか、思ったよりも

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    2024年05月26日
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

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    「インドの思考」と題しているが、中国(含む一帯一路)に関する内容も多く、もっとインドのことについて理解することが出来ると思っていた。一方で、中国との関係性や日米との関わり方などの独自ポジションを築いていることを理解できた。

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    2024年02月27日
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

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    20240210-0217 本書は序章で2022年2月25日にのロシアによるウクライナ侵攻に対して国連安保理がロシア非難決議をインドが棄権したという事実について、なぜインドが棄権したのか、ということを解き明かし終章でもロシアを巡る駆け引きについて見解を述べている。「インドの~」と言いながら半分くらいは中国の一帯一路構想についての解説とそれに対する日米欧の反応、そしてインド、という感じ。とはいえインドについての基本的現状は一通りはわかると思う。文章が読みやすいのでサクサク読めた。本書を足掛かりにインドについての解説本を読むとよいかと思う。

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    2024年02月22日
  • インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略

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    インドの外務大臣(外交官出身)によるインド外交論。台頭する大国は世界をどう見ているのか?を知るために読んでみました。
    IT大国であるインド、「高度な人材を育成し、世界経済に送り出していける現実的な供給源はインドしかない」と言い切る自信は凄いモノだなと。

    さて本著、読む前には「主人公を日本に置き換えて読むとどうか」「インドが日本をどう見ているのか」の2点を意識して読んでみようと思っていたのですが、前者に関しては「考えが違い過ぎて、ムリ!」と思いました(笑
    例えば、本著に出てくる以下の表現は「悪法と言えども法なり」バリにルールを守りまくる日本人の思想とは相容れない感覚を持ちました。とは言え、グロ

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    2024年01月06日
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

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    インドと中国の外交を主軸に書かれた本。
    1000円するが内容は盛り沢山。
    ただ、「だから何?」「それによってどのような未来をあなたは予想してるの?」と言いたくなるような事柄の列挙が気になる。
    あと、コラム1,2,4,6は参考になった。

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    2023年10月16日
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

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     今現在インドとビジネスをやっているが、一緒に良いものを作り上げようという熱意が感じられず、ひたすら良い条件を引き出そうと取引してくるインドとは、正直付き合わないほうがよいと思う。
     実務で毎日ため息ばかりついているインドとのプロジェクトに関わっている身からすると、インドと仲良くするメリットを感じられない。

     それもそのはず。
     インドは外交上も明確に仲間を作らず、その時々に応じて最も自国にとって利益が大きいほうを選んできた。

     本書の結論では、中国の台頭を抑えるためにはインドが重要な国になると予想している。
     それはそうなんだろうけど、インドと仲良しになるのは別の国に任せられないかね。

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    2023年09月10日
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

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    丸善にて目に止まり、購入。

    日本やアメリカだけでなく、中国ロシアといった国との関係も採り上げており、インドという国を外交面から知ることのできる一冊と感じた。
    人口で中国を上回り、エネルギーに溢れる国であるインドは、他の大国も見逃すことのできない大きな存在と思うので、今後も書籍やニュースなどで情報を得ていきたいと思う。

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    2023年07月01日
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

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    あまり低評価はつけませんが2に近い3です。
    事実を並べてインドについて書かれてあるものの、著者の分析や意見が全体を通して少なすぎました。
    そのせいか読み終わった後に何の印象も残らなかったです。

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    2023年06月27日
  • インパールの戦い ほんとうに「愚戦」だったのか

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    インパールの戦いは英国にとって「東のスターリングラード」だった。情報収集や分析、短期長期だけでなく中期の目標も設定し周到な準備をいかにしていくか、という組織の課題に最適な事例だと感じた。

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    2023年02月12日