笠井亮平のレビュー一覧

  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
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    インド人女性ジャーナリストが日本に住んだ感想を書いてる本面白かった。インドは女性があまり表出てこないからインド人女性の視点で書かれた本て珍しいと思う。やっぱり日本の魅力は四季のある自然とトイレの綺麗さと高機能さと治安のよさと禅らしい。アイヤールさんは俳句に日本文化が詰まってるって言うのが...続きを読む
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない
    いわゆるグルメ本とは異なり学者さん的の分析しており角度の違う情報が得られます 途中難しく飛ばして読んだりしましたが、貴重な情報がありましたら
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」
    まあ、ぶっちゃけると「インドはインドの都合で動く」って事なんだが、その「インドの都合」についてもう少し丁寧に解説してくれている。
    ただ
    ・「第三の大国」って、もうロシアは大国扱いじゃないのねw
    ・インドと中国が争う時間はとても短いと思うよ(中国に残された時間はごくわずかしかない。これから発展していく...続きを読む
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」
    インド、中国、日米の現在の軍事・政治・経済・社会などの構造を中心的に解説したもの。
    インドの実態はほとんど日本人は知らない。しかし、世界最大の人口と経済の急成長がプレゼンスを強めている。どの国とも強く結びつかないという外交的原則も日本ではしられていない。
    字の読めない人が25%近く現在でも居るとか貧...続きを読む
  • アメリカ副大統領:権力への階段
    【副大統領職は、大統領の代役から真のパートナーへと拡大を遂げてきた】(文中より引用)

    権力に最も近く、それでいて権力から遠ざけられやすいポジションとも言えるアメリカの副大統領。大統領やその側近との人間関係に左右され続けた普段は目立たぬその役職の歴史を紐解いた一冊です。カーター政権期のモンデール副大...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    日本に4年住んだ著者の体験談&取材結果。
    ユーモアがあって本当に面白かったです。
    出身のインドはもちろん、転々と住んだ
    イギリス、中国、ベルギー、インドネシアでの
    経験と比較して日本の際立つところを
    教えてくれます。
    ネタは外国人あるあるかもしれないけれど、
    書き方がとても面白かったです。
    筆のちか...続きを読む
  • インド独立の志士「朝子」
    その時の感情は
    そのときにしか生まれ得ないことでしょう
    どの時代に生存したのか
    ということは、その人の生き方に相当の重みを残す
    ましてや 戦争という時代に存在したからこそ
    経験せざるをえなかったこともむろんあることでしょう

    すべてのことにいえることですが
    その時の判断 その時の思い 
    戦後70年を...続きを読む
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない
    読んでてお腹すいた本。
    カレーだけじゃなくて、インド関連の食事の話。
    インドへ行ったら「毎日カレーなの?」って聞かれる質問に、著者も戸惑ってる感じが共感できた。カレーって言っても色んな種類があって、インドのスパイス使った煮込み料理のことをカレーって総称してるだけで、っていうめんどくさい回答を堪えて「...続きを読む
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない
    ・唐辛子やカシューナッツは外来の種で、もともとインドにはなかった。ポルトガル人によってもたらされたため、ゴア産のカシューナッツは高級とされる。

    ・ムガル帝国(ペルシア語でモンゴル)時代の統治にペルシア人官僚が多かったことで、プラオから派生したビリヤニが生まれた。
    ・キーマもペルシアの食文化だ。暑さ...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    日本礼賛でもなく、単純批判でもなく、ありふれた日常を独自の視点で読み解いているのが面白かった。ただ、すごくエンターテイニングな本というよりは、知的な随筆を読んでいる感じ。
  • インパールの戦い ほんとうに「愚戦」だったのか
    面白かった。著者の豊富な知識と多くの参考資料により内容の濃い書籍だった。一つの物事を表面的に見るのではなく、多角的な側面から見てみると非常に理解が深まり、面白い。
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    外国人による日本賞賛のコメントは食傷気味であり、そういう番組自体を恥ずかしく感じる。
    私も周りも、日常の会話から避けがちな話題を、この本では率直に、その背景から考察して論述されている。思い込みと想像だけでなく、インドはもちろんのこと、中国やインドネシアの歴史や文化等と絡み合っていて、客観視できる。
    ...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    インド出身の人が描いた比較文化論。
    エピソード含め、インドの人ならではの視点が面白い。江戸川区議のヨギさんの話などは印象的。
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    多くの海外経験を持つインド人女性ジャーナリスト。日本文化を見る目は極めて冷静。コロナ禍での日本滞在経験は視点が独特。

    外国人から見た日本文化、定番のジャンルである。しかし本書は視点、知識、他国での生活体験が相まって類似本とは一線を画する内容。

    筆者の造詣の深い俳句が時に引用され、いい味を出してい...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    筆者の名前は「ぱらび」ではなく「パラビ」
    (より正確には、「パーラヴィ」)

    P84 「日本語には表音文字があるが、「ひらがな」と「カタカナ」という、それぞれ四六文字からなるものが二種類存在している。(中略)同じことはカタカナでも可能なのだが、こちらは漢字以上に驚くべき存在だ。
    カタカナは単にひらが...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    筆者はジャーナリスト、プライベートでは外交官の妻で二人の子供の母。
    今まで長く中国での滞在経験もあり、ジャカルタ、日本、スペインと海外駐在を続けてきた。

    もちろん日本の生活になれるまでの、苦労話も面白いが、日本に住んでいたのが数年と思えないほど、深い日本文化への考察、俳句の知識、政治についての洞察...続きを読む
  • インド独立の志士「朝子」
    なにかきっかけがあって 
    この本を読もうかと思ったんですが
    何だったか 忘れてしまいましたが 読みました。

    イメージとしては 
    主人公の「朝子」さんの日記がベースになって
    「アンネの日記」のような 読み物かと思いましたが
    著者は それだけでは 全体像がわかりにくいと思ったらしく
    インド独立運動の ...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    インド人の筆者が日本に住んで見えたこと、考えたことについて。俳句が多用されていて、筆者は日本人よりもはるかに日本文化に触れていて知っていると思った。
    財布を落としてもそのまま戻ってくることに驚き、きれいな多機能トイレに驚き、四季の美しさに感動。独自の閉鎖的な文化や歴史を築いてきた日本だからこそ、良く...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
     インドの人による日本滞在記。2020年の8月まで滞在していたから、安倍総理が辞めるところまでは話題としては網羅されている。

     わりとこう、インドの人向けに書かれている部分はあるのだろうが、そこまでインド映画が取り沙汰されているか? とか、(インドから見れば)日本のCOVID-19対策はどうなの、...続きを読む
  • 日本でわたしも考えた:インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と
    英国、中国、ベルギー、インドネシアと暮らしてきたインド出身のジャーナリストによる4年間の東京滞在記。日印の結びつきを取り上げる第8章「僧侶、映画スター、革命家、そしてゾウ」もさることながら、第2章「「割れ」と「癒やし」」の文章にはっとさせられる。

    「わたしは早い段階で、真実は一つだけではなく、常に...続きを読む