神宮輝夫のレビュー一覧

  • ツバメ号とアマゾン号 (上)

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    遊びに来た土地の湖で小さなヨットに乗って探検家ごっこをする兄弟と海賊になりきった地元の姉妹の楽しい夏休み。

    ごっこ遊びってなんでこんなに楽しいんだろう。

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    2023年11月30日
  • ツバメ号とアマゾン号 (上)

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    夏休みを、兄弟4人で湖の無人島で過ごす冒険物語。
    子供達が初めて手にした大きな自由と、それに付き物である責任を全身で感じながら楽しく過ごしている様子が眩しいです。4人はそれぞれ幼稚園から小学校高学年くらいだと思われるのですが、ちゃんとそれぞれの年齢相応の行動や発言をしていて全員がとても愛おしく描かれています。
    私は学生の夏休みなどすでに遥か遠くに過ぎ去ってしまっているため、子供達と同じ目線で物語を楽しめないことがとても残念ですが、この物語には素晴らしい大人も登場しており、彼らの目線で物語を楽しむことも出来ます。特に兄弟達のお母様が素晴らしいです。よく育児本で語られる「子供の目線で向き合う」をこ

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    2023年10月30日
  • オオバンクラブ物語 (下)

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    前回読んだ「長い冬休み」に続き今回も船のお話。
    船の話の次に多かったのが、鳥の登場。
    最後の鳥類目録はとても参考になった。

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    2020年06月28日
  • オオバンクラブ物語 (上)

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    ディックとドロシアは少年トムと出会う。
    トムは野鳥のオオバンを守るために敵と戦う。
    ディックとドロシアは今度はセーリングを習う。

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    2020年06月24日
  • シロクマ号となぞの鳥 (下)

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    ネタバレ

    このシリーズは、もう1冊あったようです。
    ですが、もう年齢的な問題で
    これらの冒険は作りようがなかったのでは
    ないでしょうか。

    何とかしてたまご取りから
    ハシグロアビを守るために
    彼らは偽のディック作戦や
    おとり作戦を用いたりします。

    ですが、思わぬ形で
    おとり要員たちは
    原住民に捕まってしまい…

    幸運だったのは、
    ハシグロアビの写真撮影を
    していたディックが捕まったのが
    原住民だったことでしょう。

    そして、何とかして原住民に
    本来の自分たちを知って欲しい彼らは
    あるとてつもない作戦を思いつきます。

    ついぞたまご取りは
    アシグロアビの巣を見つけ、
    たまごに手をかけてしまいます。
    9人

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    2017年04月12日
  • スカラブ号の夏休み (下)

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    ネタバレ

    無事に一連の「ばれずに大おばをやり過ごす」
    ことは達成となりました。

    途中究極の手段で
    ティモシイの欲しい材料を
    取りに行かねばならないなど
    ばれる要素がたくさんあったのですが
    それでも、無事にやり遂げました。

    最後はDきょうだいはなんと、
    大おばさんをスカラブ号に乗せてしまうのです。
    もうばれるじゃん、ちょ!!
    と思いますが…
    安心してください、ばれてませんよ(笑)

    彼ら二人の成長が
    本当に感じられたとともに
    ナンシイとペギイはうまくやったよね。
    と思いました。

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    2017年03月30日
  • スカラブ号の夏休み (上)

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    ネタバレ

    た、たいへんだ
    あ、あのおっかない大おばが
    難癖つけてやってくるだとー!!

    ナンシイとペギイの受難が訪れます。
    そしてその巻き添えはディックとドロシアにも
    降りかかってきます。

    誰にもばれてはいけない10日間…
    Dきょうだいのこっそりとした夏休みが
    始まりました。

    早くスカラブ号を取りに行きたいのに
    なかなかいけないもどかしさ。
    そしておさえられないワクワクさ。

    無事にスカラブ号をとりにいけた
    Dきょうだい。
    これからどうなるのかな…

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    2017年03月24日
  • 女海賊の島 (下)

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    ネタバレ

    ちゃんと無事に8人が帰途につけてよかった。
    そして、その一方でどこか
    寂しさの残る作品となりました。

    女海賊は女海賊なりに
    悩むことが多いのです。
    彼女は学のあるケンブリッジを
    愛してやまなかったのでしょうね。

    だからこそ、最後のときに
    ついてこようとしました。

    だけれどもね。

    今回はロジャ大活躍。
    いつもは邪魔ばかりするけれども
    今回はラテン語、いっぱいがんばりましたね☆

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    2017年03月21日
  • 六人の探偵たち (下)

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    ネタバレ

    唯一の探偵作品は、
    無事に彼らの無実が晴らされる形で
    無事に解決することとなりました。

    だんだんと、彼らに対する風当たりが
    強くなっていくことになります。
    ですが、そんな中、あるアイデアを用いて
    犯人たちを罠にかけることを思いつきます。

    何とか証拠をつかんだものの…
    急げ!!早くしないとオオバンクラブのみんなが
    無実の罪に問われちゃう!!

    まあ、これらの作品は
    前作のオオバンクラブ物語の
    未解決の部分の解答、
    そのような形だと思いますよ。

    だからこそああいう結末にしたのでしょう。
    というか、決して謎解きではなくて
    唯一やるやつなんてさ「あいつ」しかいないのよ
    あいつね。

    でも、本当に

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    2017年03月12日
  • 海へ出るつもりじゃなかった (下)

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    ネタバレ

    よかった、とーーーってもよかったー!!
    (よすぎたので、ついつい叫びました。)

    この本には、上巻でかわいい
    ブリジットが出てきましたね。
    そして下巻は…
    読んでいる途中で察しがつくかと思います。

    困難な船旅を
    たった4人だけで切り抜けて、
    ついぞ陸地が目の前に見えてきました。

    着いた先はなんと…?

    後半でなぜジムが
    来ることができなかったか真相が明らかにされます。
    まあ、災難でしたよね。
    でもね、何でかったい頭と2回もいじられますか(笑)
    (最初はお医者さん、2回目はある人)

    でも本当にこの4人は
    多くの人に愛されているし、
    子供ながらも、立派に成長しているし
    ジョンはもう立派な海の

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    2017年02月22日
  • 海へ出るつもりじゃなかった (上)

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    彼らの冒険には必ず1回
    彼らだけで乗り越えなければいけない
    大きな試練というものが存在します。

    今回の場合は、その試練が
    比較的序盤にその試練は
    襲い掛かってきます。

    なんと、霧の中でゴブリン号が
    海のほうへと流されてしまったのです。
    トラブルが続いてしまった結果
    行くことが禁止された海へと流されてしまいます。

    何とか戻ろうとしても、
    悪天候、嵐に見舞われ
    ゴブリン号そのものが危険に見舞われます。

    そこで輝いていたのはジョンでしょうか。
    彼は他の子があきらめの色を
    濃くしても、決してその考えを曲げず
    港へと戻ることに邁進し続けました。

    そのためならば、自分の命さえ顧みない
    危険な作業

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    2017年02月18日
  • 女海賊の島 (下)

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    ネタバレ

    こどもの頃から10年以上くらい読んできたが、新訳にてひさしぶりに読んだ。新訳、フリント船長が、キャプテン・フリントになっていた。内容、非常に興味深いし、ほんとにおもしろく、続きを読みたい感をひさしぶりに味わった。後半、どうやって逃げ出すことになったかの顛末のいくつかの局面は忘れていた(というよりあまり頭に入っていなかった模様)けどもかなりスリリング。映画化してもおもしろいけれど、中国の人がおもしろいと思うかはわからない。これは時代設定が1930年代、主人公たちも英国中産階級、「どこまでも大英帝国流を押し通しますが」とかつて訳者(神宮輝夫先生)も書いていたけれど、まったくその通りで、現代のこども

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    2017年02月02日
  • ツバメ号の伝書バト (下)

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    ネタバレ

    巻が進んでいくにつれて彼らのやることの
    スケールはとてつもなく大きくなっていきます。
    ときにジョンたちがいってはいけない道を
    ティティやロジャはいってしまうから大変。
    そしてそこで一事件まで起きてしまいます。

    彼らはどうやら「金らしき何か」を
    ついに手に入れようとしています。
    が、その金までの道がなかなか遠いのです。

    試行錯誤している彼らが
    とってもまぶしく感じました。

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    2016年12月28日
  • ツバメ号の伝書バト (上)

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    ネタバレ

    子どもの純粋な心と子どもなりの精一杯の努力。
    そのひたむきさを読んでいると
    心があらわれるように感じます。
    だから、大人が読んでも本当に面白い。

    金を狙った冒険をすることとなった
    子どもたち。
    ですがそこにはある人間の影が
    チラチラと…

    子供心はとっても繊細。
    ある大きな出来事が起きる前に
    ちょっとした事件が発生しています。
    まあ、この子はもともと繊細な子では
    あったからね。

    ロジャはやっぱり無邪気で
    幼いけれども成長が見えてきています。
    かわいい。

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    2016年11月15日
  • オオバンクラブ物語 (下)

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    ネタバレ

    ハラバルー(無法者)たちの追撃から逃れるように
    トムたちは遠出をしていきます。
    ただし、双子たちとは行き違いになったようで…

    何とかしてでもトムたちに追いつきたい双子の
    知恵を絞った行動がなかなかほほえましいです。

    そして今回も絶体絶命のピンチに
    見舞われることとなります。
    そう、あいつらに本当に捕まる危険に
    見舞われるのです。
    ですが…

    まあ、ある最後のほうにあるセリフのとおりです。
    バカなことさえしなければこんなことにも
    ならなかったのにね。
    「どけろって頼んだのに、きかなかったからね。」

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    2016年09月19日
  • 長い冬休み (下)

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    ネタバレ

    Dきょうだいの試練、ともとれますね。
    とてもとても危険で、下手をすれば命すら落としてしまう
    ブリザードに巻き込まれてしまいます。

    そりもマストが折れてしまい
    絶体絶命のピンチになります。
    ですが…

    さまざまなトラブルもありましたが
    無事にある意味の「お宝」を獲得できた
    Dきょうだい、よかったね!!

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    2016年08月06日
  • ヤマネコ号の冒険 (下)

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    ネタバレ

    いつもとは違い、
    とびっきりのお宝の可能性(?)と
    それをものにしようと躍起になっている敵の存在。

    ついにその宿敵が
    ジョンたちに牙をむくこととなります。
    その結果、ピーター・ダックとビルが
    負傷してしまいます。

    ここから先が本当に面白いのです。
    敵に見つかれば即絶体絶命の中
    フリント船長を救出しなければならないという
    難儀な任務。

    そして、マムシ号の最後の追撃も
    みどころです。
    まあ、その先はお楽しみですよっと。

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    2016年07月22日
  • ヤマネコ号の冒険 (上)

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    ネタバレ

    今回はエンジンの絡む船という
    今までとはちょっとスケールの違う作品です。
    子供たちだけではなく、
    元凄腕の船乗り2名が乗っています。

    その一人の名前…おや?
    と思ったあなたはきちんと読んでいますね。
    そう、空想物語ではなくて
    ついぞ現実になったんですよ。

    その水夫はある秘密を持っていたのですが
    どうやらその秘密を付けねらうある
    不届き者がいるようです。

    実際に何度も付けねらわれていますし
    最後の最後まで金魚の糞のように
    ついてきていますので。

    お宝が気になるな!!

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    2016年07月12日
  • ツバメの谷 (下)

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    ネタバレ

    本当に読めて幸せになれる本でした。
    子供たちだけの世界での、ひと夏の
    ちょっぴり、いや、かなり背伸びした本格的な冒険。

    最初に船を難破させるというトラブルこそ
    起こしてしまいますが
    その後は何とか立て直して
    カンツェンジェンガへと登ることとなります。

    ですが、そこでも彼らには
    またもや試練が待ち受けています。

    前の巻と比べれば
    いろいろと事情が変わって
    はじめはなかなか世界観に入ることができませんでしたが
    面白かったです。

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    2016年06月21日
  • ツバメの谷 (上)

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    ネタバレ

    子どものときに読まなかったのを
    本当に後悔している本の1冊です。
    ドリトル先生シリーズといい、このシリーズといい…

    前作から1年後の4兄弟が
    また冒険へと赴くことになります。
    ただし、ひと夏のハラハラドキドキの
    冒険には暗雲が立ち込めてくるのですが…

    思わぬところで兄弟に助けが入ったり、
    ある秘密の場所を見つけたり…
    これからも目が離せませんね。

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    2016年05月26日