【感想・ネタバレ】海へ出るつもりじゃなかった (上)のレビュー

あらすじ

船長が不在の時に、霧にまかれ、錨を失ったゴブリン号。乗組員はツバメ号の子どもたちだけ。強風に流され、河口から外海に出てしまったゴブリン号は、船をもどそうとするジョンやスーザンの必死の努力にもかかわらず、まっしぐらに東へ進みます。やがて朝になってみると……。シリーズ中、もっともスリルに富んだ物語。

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Posted by ブクログ

彼らの冒険には必ず1回
彼らだけで乗り越えなければいけない
大きな試練というものが存在します。

今回の場合は、その試練が
比較的序盤にその試練は
襲い掛かってきます。

なんと、霧の中でゴブリン号が
海のほうへと流されてしまったのです。
トラブルが続いてしまった結果
行くことが禁止された海へと流されてしまいます。

何とか戻ろうとしても、
悪天候、嵐に見舞われ
ゴブリン号そのものが危険に見舞われます。

そこで輝いていたのはジョンでしょうか。
彼は他の子があきらめの色を
濃くしても、決してその考えを曲げず
港へと戻ることに邁進し続けました。

そのためならば、自分の命さえ顧みない
危険な作業をやってのけたのです。
もしも命綱が外れていれば…?

壮絶な自然とのたたかいで
上巻はいったんおしまいです。
この跡に彼ら4きょうだいは
ちゃんと元の場所に帰れるのかな…?_

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2017年02月18日

Posted by ブクログ

主帆がメイスルなど、海事に英語は短く的確/英国児童文学の定番、兄弟姉妹4人組/船長ジムの語る「老人が浅瀬に乗り上げてしまって、悪人が親切ごかしに曳航した(満潮を待っていれば自力脱出できた)、彼らは船の価値の1/3を要求したから船を売るしかなかった」話が伏線。船長は燃料切れでガソリン調達に上陸(普段は帆走のみ)濃霧で帰れず、満潮で錨は海底につかなくたって船は流された!「助けを借りまい」とした4人は霧笛、浅瀬を避けるために湾内にとどまれず外洋へ/しかも姉妹は船酔い/責任感で成長する…細部の描写が物語を支える

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2023年02月22日

Posted by ブクログ

よく似たタイトルの、山の雑貨販売のイベントをみてから気になっていた児童文学。

思いのほか船の専門用語が飛び交うので門外漢にはかなり読みづらいところもあったけど、気にせず読み飛ばしてもなんとかなる。

上巻では子供だけが乗ったヨットが湾内で漂流を始め、嵐の中でなんとかコントロールしながら安全な海を目指すところまで。ここからどうやって買えるのか気になる。

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2025年04月05日

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