神宮輝夫のレビュー一覧
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ネタバレうわー…
これなんとも暗雲がずっと立ち込めているような
非常に不安にさせられるものですな。
船が人為的に流される事件が
続発して起きてしまい、
真っ先にオオバンクラブの年少組が
疑われることとなってしまいます。
無実が証明できないまま
その後も船が流されたり
挙句窃盗まで起きたり…
さらに彼らの風当たりは強くなるばかり。
だけれども、犯人はどうやら
内部にいる模様です。
そんな不憫な目に遭っている彼らを
助けるために合流してきた
Dきょうだいとともに
船を流した奴の正体を探りに行きます。
冤罪って怖いですよね。
しかもどうも犯人は、
恨みを持った人のようにしか
見えてこないんですよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレもしも、関わってはいけないといわれて
やむを得ず、関わらねばならなかったら…
そんな状況下になってしまった
一人の少年の物語ですが
メインはあのDきょうだいです。
電車でぎりぎりに乗ってきた子が
今回の騒動に巻き込まれるトムという子です。
これは今でもある問題だと思います。
旅の恥は書き捨てなんていうのはひでぇ話ですよ。
生物の生態系を守ろうとしている子どもを
信じて上げられないあほな大人にも
腹が立ちますがね。
本当にトムはいい人に恵まれています。
何回かピンチにこそ巻き込まれていますが
何とか回避しています。
(1回は機転を利かせなければ最悪のピンチでした)
続きが楽しみ。 -
Posted by ブクログ
(No.13-38) 児童書です。ランサム・サーガ7、上・下巻をまとめて書きます。
『ウォーカー一家のお父さん(イギリス海軍の将校)は転勤で東洋からイギリスに戻ってくることになり、出迎えのため一家はお父さんが帰港するハリッジにほど近い河口のピン・ミルに滞在している。
偶然知り合った青年ジムが、小さなエンジンも持つ帆船ゴブリン号に子供たちを乗せてくれることになった。
ゴブリン号はジムの叔父さんの船だが、叔父さんと合流するまではジムに任されているのだ。
航海している間にお父さんが帰ってきてしまうことを心配するお母さんに、3日間だけ、河の上り下りだけ、海へは出ない、毎日電話連絡する、という条件で、 -
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(No.11-83) ランサム・サーガ 5。上・下巻をまとめて書きます。
以前出版されたときの題は「オオバンクラブの無法者」でしたが、「無法者」ってきっと今の子には通じないわね~。
しかもよく考えてみると無法者って誰?トムのこと?うーん違うような・・・。
改題して正解かな。
『ディックとドロシアは、ミセス・バラブルの招待でイースター休暇をノーフォーク湖沼地帯で過ごすことになった。ミセス・バラブルは、昔きょうだいのお母さんの女学校の先生だった人。弟は有名な肖像画家で、二人で休暇を過ごすために船を一隻借りたのに弟の都合が悪くなり、一人では寂しいのできょうだいを招待して一緒に過ごそうと誘ってくれた -
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(No.11-60) 児童書です。ランサム・サーガ4。上・下巻をまとめて書きます。
『ディックとドロシア(カラムきょうだい)は、冬休みの最後の一週間を過ごすため、ディクソン農場にやってきた。ディクソンおばさんは若い時に二人のお母さんのナースだったので、その縁で。
住んでいる町の大通りを行き交う騒々しい音とは全く違う、ブタやメンドリ、アヒルの鳴き声で目を覚ます二人。
朝食後散歩に出た二人は、湖でボートに乗っている子供たちを見る。少女が四人、少年が二人。農場に帰ってディクソンおばさんに話すと、おばさんはその子たちを知っているようだった。
夜になり、二人は知らない子供が泊まっている農場を火星だとし -
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大分前に購入したのですが上下巻だし何となく読まずにおいてあった本です。風邪でゴロゴロしていたので読み始めたのですが読みだしたらすぐに読み終わってしまいました。
それにしてもなんてしっかりした子供たちでしょう。私だったらキャンプのことも船のことも彼らの1000分の一も知らないので途方に暮れるだけでしょう。(まあ彼らの航海士よりは料理は出来そうですが)
そして周りの大人たちがステキです。特にお母さんが素敵だなあ。きちんと確認することは確認し、必要なものだけ提供して後は自由にさせてくれる。何ともはや。素敵な原住民です。
こんなしっかりした子供にはもうなれないのでせめて良い原住民ぐらいにはな -
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すっかり感想を書き忘れてましたー(泣)
下巻のほうが、話が盛り上がってきて面白かった。
山登りからの、行方不明とボートレース。
なんて楽しい夏休み。
つくづく、ナンシーがいいよね。
名前まで変えちゃって。
妹に対しての暴君セリフもかっこいいよ。
おどろき、もものき!って私も言いたくなります。まあ、でも、とんま、は言いすぎかな。
今回、下巻ではさきに解説を読んでしまい、やや後悔。
あとのエピソードに軽く触れちゃってます。
訳者があとがきの冒頭に載せていた、原作者の言葉がみずみずしくて気持ちよかったなあ。
作者がジョンの立場だったのね。そりゃあ幸せな思い出だよね…。きらきら。
※ダイアナ