あらすじ
『ツバメ号とアマゾン号』の冒険から一年、ウォーカー家の4人きょうだいは、ふたたび湖で帆船を走らせますが、ツバメ号が突風にあおられ、暗礁にぶつかって沈んでしまいます。船を失った探険家たちは、新たにみつけた「ツバメの谷」でキャンプをすることに。アマゾン海賊姉妹とともに、夏休みの冒険に乗り出します。
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Posted by ブクログ
本当に読めて幸せになれる本でした。
子供たちだけの世界での、ひと夏の
ちょっぴり、いや、かなり背伸びした本格的な冒険。
最初に船を難破させるというトラブルこそ
起こしてしまいますが
その後は何とか立て直して
カンツェンジェンガへと登ることとなります。
ですが、そこでも彼らには
またもや試練が待ち受けています。
前の巻と比べれば
いろいろと事情が変わって
はじめはなかなか世界観に入ることができませんでしたが
面白かったです。
Posted by ブクログ
すっかり感想を書き忘れてましたー(泣)
下巻のほうが、話が盛り上がってきて面白かった。
山登りからの、行方不明とボートレース。
なんて楽しい夏休み。
つくづく、ナンシーがいいよね。
名前まで変えちゃって。
妹に対しての暴君セリフもかっこいいよ。
おどろき、もものき!って私も言いたくなります。まあ、でも、とんま、は言いすぎかな。
今回、下巻ではさきに解説を読んでしまい、やや後悔。
あとのエピソードに軽く触れちゃってます。
訳者があとがきの冒頭に載せていた、原作者の言葉がみずみずしくて気持ちよかったなあ。
作者がジョンの立場だったのね。そりゃあ幸せな思い出だよね…。きらきら。
※ダイアナ・ウィン・ジョーンズの証言では、子供時代に湖水地方で出会った怖いおっさん=アーサー・ランサムだけど(笑)
用語メモ
・ガランフ…崖を駆け下りる方法?マンガ『ゴールデンカムイ』にもこんなのあったような…
・ウィグワム…ネイティブアメリカンのテント?マンガ『片喰と黄金』にもこんなのあったような…※あとで確認したら、確かに8巻に出てました
・パタラン…迷子にならないよう道に置く目印。コレは確かに楽しそう。
・ケルン…山に積まれている目印用の石の小山。これ、日本でも登山中に見かけるけど、てっきり《地獄思想》的なやつかと思ってた(笑)