三砂ちづるのレビュー一覧

  • オニババ化する女たち~女性の身体性を取り戻す~

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    『身体知』という言葉は前から気になっていて、ちょうど仕事場にあったので読んでみた。単に『日本がオニババ化する』という極論はいただけないが、この本の言わんとすることは『身体知』なんだなと思った。そこは単純におもしろい内容だった。だから昔は良かったとか、今の女性がダメというのではないと思うが、知っておいて損はない話。いろんな事を知った上で、今後の『女性』の動向を見ていくのはおもしろいんだろうな・・・と思った。

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    2013年01月21日
  • 身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる

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    うーん。バックラッシュととらえるか、身体を取り戻すと捕らえるかによって評価は分かれると思う。私の立ち位置は微妙。でも、女という生物はこうで、男という生物はこういう役割だから、それに逆らうと・・・・。みたいなことをいわれても、もう頭が困っちゃう。頭を捨てるしかないのか。。

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    2011年09月03日
  • 月の小屋

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    国際協力に励んでいた彼女が仕事ができなくなった理由
    「母の夢、オセチアの夢」
    子どもを連れてだめな夫のいるラテンアメリカから逃げてきた
    「石鹸」
    おりいって、昔の生徒から妊娠の相談を受ける
    「逡巡、あるいは骨の記憶について」
    クリスマスからお正月にかけて有給をとって段取りよく料理する
    「詰めもの」
    紙の掃除を専門とする家政婦の整頓の秘訣
    「そうじする人」
    昔の月経小屋で産婆以上のことをしていたおばあさん
    「小屋」
    イラストレーション:瀬藤優
    ブックデザイン:鈴木成一デザイン室

    ノンフィクションなのかフィクションなのか曖昧な短編集。
    最後にフィクションだと断り書きがあったけれど
    聞き書きの文体

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    2019年01月16日
  • 不完全燃焼、ベギーバギー、そして暴力の萌芽について

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    1〜4本目までは好きだった。残り2つはメッセージが書かれすぎてて嫌だった。特に三十分は面白かった。ありそうでない、めずらしい作家。

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    2010年11月09日