兼原信克のレビュー一覧

  • 安全保障戦略

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    ① 日本の予算・財政

    ●予算を作る総理指示が経済財政諮問会議を経て閣議決定される「骨太の方針」
    ●国家予算は100兆円であるが、国債償還費と地方交付税で半分を占めるため、中央省庁が使えるお金は50兆円
    ●米国やドイツとは違って、政治的な力は財政支出膨張の方向にしか働かない

    ② 内閣官房・官僚の役割

    ●内閣官房とは総理官邸の事務組織
    ●官僚には、与党の党内手続、マスコミの反応、野党の反応、支持率への影響、次の選挙への影響などに頭を巡らせて総理の立場に立って最善の案を持ち込むことが求められる
    ●特に内閣官房では少数精鋭のため、個人の企画力、問題解決力などが試される

    ③ 科学技術・CSTI

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    2026年08月09日
  • 中国共産党が語れない日中近現代史(新潮新書)

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    第2次安倍政権で国家安全保障局次長だった兼原氏と、戦う駐中国大使として名を馳せた垂氏の、近代以降の日中関係に焦点を当てた対談集。

    書名の「中国共産党が語れない」はそのとおりだが、中共が自分たちに都合の悪い事実に触れさせようとしないだけで、第三者からみれば普通の歴史を語っているに過ぎない。

    孫文、周恩来ら中国の近代を築いた要人たちが日本に留学し、日本社会を通じて西洋の近代概念を学習したことや中共が近代化政策において日本を手本にしたことは周知の事実だ。(現代大陸人は知らないかも知れないが)

    外交の最前線に身を置いた2人だけに、朝鮮戦争以降の日中(台米)関係についての両氏の会話は、兼原氏が聞き

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    2026年05月12日
  • 中国共産党が語れない日中近現代史(新潮新書)

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    特に終戦ごろまでの記述は中国の内政への理解が自分自身に足りず、難解だと感じた。とはいえ日本を代表する実務家の掛け合いはとても奥深かった。終始対談で進むが、年表などが付属していれば理解の助けになるのではないか。

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    2026年02月01日
  • 日本人のための安全保障入門

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    入門書とあるとおり、予備知識なしで読めました。安全保障に関心があり時事ニュースから情報を日々得ている人にとっては目新しい情報は少ないかもしれません。

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    2025年09月09日
  • 君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同盟VS.中国

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     安倍さんがいかに国防のことを考えて、世界と渡り合っていたか分かった。
     戦後80年すっかり腑抜けになった日本人の中で、国を守るために戦う準備をするという当たり前のことを安倍さんはやろうとした。
     日本人が日本を守ろうとするその気概が、中国に戦争を起こさせない抑止力になる。

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    2024年11月11日
  • 国家の総力(新潮新書)

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    中国による台湾有事を念頭に、安全保障の観点から食料、エネルギー、資源、経済の在り方を霞が関の元幹部たちが議論する。
    省庁は安全保障の観点に立って、政策を考える必要がある。台湾有事の最前線に立つのは、自衛隊かもしれませんが、食料、エネルギー確保はもちろん、食料自給率のアップも考えないといけない。
    経済面からも、安全保障に絡む分野には国が積極的に補助金を付与する必要がある。
    各省庁への自衛官や防衛省幹部たちの派遣や人事交流も大切だし、各組織が連動して有機的に動けるようにする。
    日本の力だけで、中国に対抗できなくなった現在、事態が発生した時に、生活がどれだけ制限されるのかを真剣に考えないとですな。

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    2024年09月27日
  • 経済安全保障の深層 課題克服の12の論点

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    難しい内容と思われがちですが、わかりやすく書かれてると思います。
    全てがいいとは思いませんが、実務や官僚経験者が書いてる指摘には的を得てるものが多い印象です。

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    2024年08月18日
  • 国家の総力(新潮新書)

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    兼原さんが主催して対談するシリーズは結構あると思うんだけど、直接的な防衛だけでなく総合力での安全保障という観点で、エネルギー安保と食糧安保、シーレーン防衛、特定公共施設と通信、貿易と金融について、経産省、財務省、農林水産省、総務省、防衛省国土交通省出身の官僚OBと話す。
    有事への備えというか心構えのようなものは経済官庁の官僚も持つようになっているけど、訓練とかでの実体的な協力が少ないという現状がよくわかった。

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    2024年08月01日
  • 国家の総力(新潮新書)

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    エネルギー安保、食料安保、公共施設、海底ケーブル、経済安保、金融など安全保障の裾野が広がっており、課題が山積していることについて官庁OBが座談会形式で議論する。

    論点がわかりやすく提示されており、新たな課題もあれば昔からの課題もある。現代日本が抱える脆弱性がよくわかる一方、現役時代にもっと取り組んで下さいよ、との恨みも残る。

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    2024年07月03日
  • 日本人のための安全保障入門

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    一気に読んでしまった。
    何となく戦後に生まれ、今日まで生きてきて、記憶の中にリアルに残っている時々の事実が、この本の中に歴史として記されている。
    子どもだった頃、不思議だった事や理解できなかった事などの背景をこう解釈すれば筋が通ると、納得出来るところが多くあった。
    平和も戦争も一国だけで成り立つものではないから。

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    2024年04月08日
  • 自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)

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    現状認識や周辺事態の予測などは様々な方面で語られているので、特に目新しいと言うことはないが、陸海空の元将官が集まって議論する、このシチュエーションが活きているのが5章だろう。
    この章は読み応えが有ったと言える。

    しかし、自衛隊にここまでの問題意識をお持ちであれば、現役時代にもう少しでも状況改善していただけていれば、といつもながら残念におもう。

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    2024年02月07日
  • 自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)

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    台湾、朝鮮半島の有事は対岸の火事などではないし、米軍基地をいくつも抱えた日本は大きなダメージを受けるだろう。これまでは戦後の新憲法と冷戦という対岸の煙のおかげで殆ど何もしてこなくても問題にならなかった。しかしながら現時点では中国、北朝鮮の軍事行動がますます活発化し、日本に居る米軍がターゲットになることを考えると、ヤバいと思わなければいけない。ロシアのウクライナ侵攻でフィンランドやスウェーデンはNATO加盟に舵を切ったが、日本も周りが問題児ばかりなんだから、この議論を活発化させないといけない。兼原信克氏の別の本「歴史の教訓」も読んでみたい。

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    2024年02月06日
  • 自衛隊最高幹部が語る台湾有事(新潮新書)

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    結構ポンポン専門用語が出てくるので、そこは改めて調べる必要はあるのかなと。
    ただ、今の台湾を取り巻く環境や、有事の際にどういうことが起こりうるのかということがよく分かり、危機感を抱いた。
    「国防は国民の意識以上には高まらない。」
    平和ボケしている場合じゃない。

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    2024年01月12日
  • 官邸官僚が本音で語る権力の使い方(新潮新書)

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    官僚の最高峰の人間達による談話。官邸で総理の近くで働いていただけあり、国の危機管理に関する高い知見が得られる。
    トップクラスの官邸がいかに化け物じみた頭脳、教養の持ち主かが分かる。

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    2023年12月29日
  • 自衛隊最高幹部が語る台湾有事(新潮新書)

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    どこも現場レベルは優秀(必死)だけど、それを指揮する頭脳(ここで言うと政治かな)は力不足、、、そんな国よね、日本て。

    もはやこの国の政治には期待できないし、そう思われるようになってしまった現状、『取り返しのつかない』状況になりつつあるのでは、、、

    そんな中、日本の危機を正面から向かい、取り組みして頂いて本当に有り難いです。
    私のような一般人は知識をつけるしかありませんが、日本を守るために少しでも行動続けます

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    2023年06月24日
  • 君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同盟VS.中国

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    リアルな話、現場レベルでは負けないと思うけど、うちの国って政治が圧倒的に負けてると思う。
    岸田総理なんて中国に媚びまくってるやん。岸田さんだけじゃないか、、、

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    2023年06月18日
  • 官邸官僚が本音で語る権力の使い方(新潮新書)

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    内閣の中枢に黒子として在籍した官僚および政治記者の座談。政権の描く方向性と現実の政策展開をどのように結びつけるのか、官僚機構の動作に対して、政治はどのようにコマンドするのか。1億人を超える国家の操舵操船は、一人や二人の頭脳と意志だけで成立するはずもなく、内閣官房・内閣府の複雑な機構と自律的な運動が必要であることがよくわかる。

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    2023年03月21日
  • 自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)

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    兼原さんが一流の軍人と見る自衛隊OB陸海空からそれぞれ1名と諸々のテーマについて議論。
    コロナ禍で明らかになった後方支援体制の脆弱さ、防衛装備工業会は飽くまで任意団体で統制する力はないこと、米台共同作戦は日米ですら常々共同でやっても不具合出るのだから相当難しい、朝鮮有事では船がそんなにないので北からの難民はせいぜい数千人程度ではないかという推測、核抑止の複雑さが高まっているのに核戦略の専門家がいない自衛隊、防衛装備庁は想定したメリットより欠点が目立っている等々。
    政軍関係についての議論や自分達が幕僚長として創設に関わった防衛装備庁の問題など彼らだから話せる内容は面白かった。防衛大綱の改正や統合

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    2023年02月02日
  • 自衛隊最高幹部が語る台湾有事(新潮新書)

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    2部構成で書かれていて、前半が台湾有事のシミュレーション、後半がそれを終えての座談会となっている。

    シミュレーションは結構リアルで実際にありそうだなと思ってしまうところがかなりあった。

    大切なのは軍備のみでなく、サイバー空間や宇宙空間含めての総合力なのだということが勉強になったし、今の日本のままだと台湾有事の際にサクッと尖閣諸島を取られそうだなと強く感じてしまった。

    政府には万全の準備を強く望みたい。

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    2022年08月30日
  • 自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)

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    令和にもなって昭和を引きづっている政治とマスコミ・大衆。

    少なくとも現場レベルでは議論の種は腐るほどあるなと感じたし、危機感も強いなと素直に思った。

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    2022年08月05日