白鷺あおいのレビュー一覧

  • セーラー衿に瑠璃紺の風

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    正直いうと、半分くらいでやめてしまった。小説『緑の館』へのオマージュみたいな作品。もともと大正ロマンと魔法の取り合わせ、女学校物というところに惹かれたのだけれど、南米が舞台の伝奇ふう少女小説って感じになってしまって飽きてしまったのだ。私にしては珍しい投げ方で、ちょっと残念だった。

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    2022年06月24日
  • 蛇苺の魔女がやってきた

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    最後の最後は落ち着くところに落ち着いてくれた感があったので、それはよかった。でも長い。長さを感じさせない、みたいな内容でもないので、長い。ページそんなに無いのに。1冊目だけでもよかったかな。

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    2022年04月15日
  • 人魚と十六夜の魔法

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    前作のようなドキドキ感は少ないけれど、学園での日常を描いていてこれはこれで面白かった。ただ、新しい登場人物の視点が増えたぶん、少し綾乃や雪之丞についてのお話が薄くなっているのが少し寂しい。

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    2022年04月13日
  • セーラー衿に瑠璃紺の風

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    1からの伏線もしっかり回収。一応面白くはあった。
    全体を通して、魔女学校の話というよりも、実はエル・ドラドオ、ひいてはグリーンマンションのお話。
    大正横濱女学校にする意味、ある?
    グリーンマンションネタが、ちとしつこい。
    なので、エステバンの話がぼやけ、アベルの話も中途半端。
    女学校は申し訳程度。メインじゃないのか?
    あと、時空もいじっちゃているが、コレやっちゃうと、よほどうまくやらないと、強烈なモヤモヤ感、ご都合主義感が残る。

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    2022年02月04日
  • 月蝕の夜の子守歌

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    ハリポタ大正女学校版。
    もうちょっと授業の様子が見たかった。
    一応事件は起こるけれど、前ほどの冒険もなく、ふわっとさらっと。

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    2022年02月03日
  • シトロン坂を登ったら

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    大正時代の魔女学校のお話。
    後半大冒険があるのだが、全体的にふわふわと、可もなく不可もなく。
    もうちょっと、女学校ならでは×魔女ならではのお話が見たかった。

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    2022年02月03日
  • シトロン坂を登ったら

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    ネタバレ

    前作を読んでいないので、設定が大正、女学生、人外、魔女、冒険もしちゃう、とてんこもりだと思いながら読みました。
    あの絵の謎は次も続く流れでしょうか。次回はどういう風に話が広がるのか気になります。しかし透子さんはもちろん千秋くんも16歳には見えない。。

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    2021年03月16日
  • 月蝕の夜の子守歌

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    横濱魔女学校シリーズの2。どうやら3冊完結の中巻に当たるらしい。

    前のお話で、魔女学校の生徒達に助けられた千秋くんは、どうやら聴講生として女学校に通うことになった。無論男の子は彼だけ。けれど小春・宮さん・透子の三人娘とは気が合うようで、楽しい学校生活のよう。そんな折、横濱天狗団なる、人攫いの噂が喧しくなり、資産家の子である千秋も被害を受けてしまう……。といった導入。折しも異人さんの迷子を助けた小春達。天狗団を警戒しているところへ、南米から千秋の叔父さんが訪ねてきて…というふうに展開していく。

    私、一巻目の『シトロン坂』の感想の時、吉屋信子さんとかお好きな作者では?と書いたのだけれど、それだ

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    2020年12月16日
  • 人魚と十六夜の魔法

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    ネタバレ

    んー。
    複数三人称と一人称が混ざるのは大変読みにくい。

    あくまで一人称が主人公というノリで読んでしまうので、三人称キャラに感情移入しにくくなってしまう。

    しかも視点人物が数行読まないとわからない。
    三人称だけだったとしても、誰だか混乱する。

    それから気になるのはキムチネタ。
    これエスニックジョークになるのでは?
    そう考えると、混血は能力が下がるという設定も、ミックスへの偏見とも取られかねない…が。

    深読みしすぎかな。

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    2020年10月18日
  • 蛇苺の魔女がやってきた

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    綾乃がやっぱりかわいい。1巻で「うん?」って引っかかってたとこがそういう理由だったのか~と分かった。なるほど。

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    2020年09月17日
  • シトロン坂を登ったら

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    東京創元社さんのプレゼント企画でいただきました。
    なんだかかわいいお話。
    大正時代、妖魅、魔女みならい
    なんだかパワーワードがもりだくさん。

    シリーズとのことなので本作は導入部分なのかな。
    真相は続刊でというかんじ。

    小春、宮子、透子の三人組がかわいい。

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    2020年07月17日
  • シトロン坂を登ったら

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    普通の女学生と思いきや実は魔女(見習い?)しかもその本性は!!??
    私も昔は空を飛びたかったんだよ。幼稚園の園庭を空から見下ろす夢も見た。
    若い君たちは思う存分飛び回れるのかな

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    2020年03月25日
  • 人魚と十六夜の魔法

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    前作からいきなり時間が進んで、主人公たちは高校生。
    タイトル通り、人魚・水妖をめぐる物語。

    今作は視点が綾乃に固定されておらず同級生やら中等部の新入生やらその同級生やらに必要以上にコロコロ変わるので、節が変わる度に「あれ、ここ誰の話?」と戸惑う事が多かった。
    そのせいで今ひとつ話に入り込めなかったのが残念。
    そして前回はあれだけ血腥いバトルを繰り広げた割に、今回の事件の犯人は色んな意味で扱いが甘すぎてちょっと拍子抜け。

    あと個人的には声を大にして言いたい。
    雪女よりも黒い大蛇よりも。
    絶 対 白 大 蛇 派 ! !
    正直、今のままだと単に綾乃が心変わりして乗り換えたようにしか読めない…。

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    2018年08月27日