あらすじ
四月、綾乃は無事ディアーヌ学院高等部に進級した。中等部には雪之丞の従妹のまりんや、絵葉の弟大地や、人間の女の子桜子も入学してきた。そんな新学期の慌ただしい一週間が終わったころ、綾乃たちの学年に転校生がやってきた。ロシアから来た礼儀正しい水妖ヴォダーくんは、あっという間にみんなの人気者になった。だが、そのころから学院内で奇妙なことが起こり始める。学院の周辺で不審者が目撃され、寮の部屋からお八つが消える。なにかがおかしい……。妖怪と人間が一緒に学ぶ魔女学校を舞台に繰り広げられる、愉快な学園ファンタジイ。
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Posted by ブクログ
今回は綾乃とサブヒロインの桜子と男の子達の視点がころころ入れ替わるので混乱した。
赤い蝋燭と人魚は何回か読んだので興味深かった。ロシアの妖魅の話も詳しくないので良かった。
雪之丞はやっぱりアロウに嫉妬してたんだな…同一人物のはずなんだけど。次回でそこら辺がどうなるか?
Posted by ブクログ
ぬばたまおろちの二作目。
中学校の新入生がもうひとりの主人公として、
魔女学院の話が進む。
学院の生活が詳しく描かれていて、楽しかった。
だた今回メインの妖魅の”人魚”の話はちょっとくどかったかな。
比文だからか。
ハッピーエンド好きとしては、
ドラキュラが改心?変身?したのは、
良しとすべきなのだろうか、
何か物足らない気がした。
Posted by ブクログ
1巻と比べると、日常の部分が長くて、途中ちょっと読み飽きてしまいました。視点がすごくかわるので、そこについて行けなかったのかもしれないです。色々な妖怪の話が出てくるのは、とても楽しいです。
Posted by ブクログ
前作のようなドキドキ感は少ないけれど、学園での日常を描いていてこれはこれで面白かった。ただ、新しい登場人物の視点が増えたぶん、少し綾乃や雪之丞についてのお話が薄くなっているのが少し寂しい。
Posted by ブクログ
んー。
複数三人称と一人称が混ざるのは大変読みにくい。
あくまで一人称が主人公というノリで読んでしまうので、三人称キャラに感情移入しにくくなってしまう。
しかも視点人物が数行読まないとわからない。
三人称だけだったとしても、誰だか混乱する。
それから気になるのはキムチネタ。
これエスニックジョークになるのでは?
そう考えると、混血は能力が下がるという設定も、ミックスへの偏見とも取られかねない…が。
深読みしすぎかな。
Posted by ブクログ
前作からいきなり時間が進んで、主人公たちは高校生。
タイトル通り、人魚・水妖をめぐる物語。
今作は視点が綾乃に固定されておらず同級生やら中等部の新入生やらその同級生やらに必要以上にコロコロ変わるので、節が変わる度に「あれ、ここ誰の話?」と戸惑う事が多かった。
そのせいで今ひとつ話に入り込めなかったのが残念。
そして前回はあれだけ血腥いバトルを繰り広げた割に、今回の事件の犯人は色んな意味で扱いが甘すぎてちょっと拍子抜け。
あと個人的には声を大にして言いたい。
雪女よりも黒い大蛇よりも。
絶 対 白 大 蛇 派 ! !
正直、今のままだと単に綾乃が心変わりして乗り換えたようにしか読めない…。