【感想・ネタバレ】セーラー衿に瑠璃紺の風のレビュー

あらすじ

わたしは花見堂小春、日本で(多分)唯一の魔女養成学校である横濱女子仏語塾の三年生。ある日聴講生の男子・千秋くんが、エル・ドラドオのものだという黄金の留め針を持ってきた。由来を探ろうと水晶玉をのぞいたら、そこに見えたのは密林にそびえるピラミッドと巨大なティグレの頭像、真っ黒な百合に黄金の青年像だった。さらにもう一度水晶玉をのぞいたとき、事態は大きく動きだし……。黄金郷に隠された秘密とは? 千秋くんの中にいるティグレの正体は? 大正時代の横濱(と黄金郷)を舞台に魔女の卵たちが大活躍の三部作、ここに完結!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ


シリーズ完結巻
1巻から続く絵画の謎、密林の謎
謎の行方が分かる今巻
舞台は時も、そして場所を越えて繰り広げられる
飛躍しすぎの第2部も、大正とはまた違う世界観で楽しめる

小春ちゃん、宮さん、透子さん、そして千秋くん
彼らの何事にも諦めず立ち向かう姿がとても好ましい
魔女の卵たちの冒険譚に惹かれてやまない

いやー、なんか色々と驚きも多く、たくさんの登場人物に巡り会える今巻は楽しかった!!
カタカナが多くて誰だっけと思うことはあったものの苦笑
作者のあとがきに書かれてる『花物語』という作品も読んでみたいな

難点としては350頁ぐらいの文庫本で1000円はちょっとお高めでしょうか?
レジでビックリしました笑

0
2021年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

横濱魔女学校三作目。

面白かった。
でもそれは横濱魔女学校ではなくて、
エル・ドラドオの話が。

疫病が流行る都の太陽神の巫女のお話の方が
面白かった。
次々と病に人々が倒れていく中、
先輩を助けて薬草を手に入れ、
献身的に役目を果たそうとしている。

その話が中途半端で終わってしまって残念だった
「グリーンマンション」の謎も解け、
三部作が完結したそうで
もう続きはないのだろうか。

0
2021年10月10日

Posted by ブクログ

第一部 黄金の留め針
第二部 影百合の丘
第三部 カクラララシャンの呪い

魔女の卵たちが関わった世界の謎。エルドラドに行ってしまった魔女学校の探検家たちが大活躍???

カクラララシャン をどう読むか
続けて?
どこかで切る? なんだか楽しい
カクラ ララシャ
カクララ ラシャン
カク ララ ラシャン

0
2021年04月06日

Posted by ブクログ

正直いうと、半分くらいでやめてしまった。小説『緑の館』へのオマージュみたいな作品。もともと大正ロマンと魔法の取り合わせ、女学校物というところに惹かれたのだけれど、南米が舞台の伝奇ふう少女小説って感じになってしまって飽きてしまったのだ。私にしては珍しい投げ方で、ちょっと残念だった。

0
2022年06月24日

Posted by ブクログ

1からの伏線もしっかり回収。一応面白くはあった。
全体を通して、魔女学校の話というよりも、実はエル・ドラドオ、ひいてはグリーンマンションのお話。
大正横濱女学校にする意味、ある?
グリーンマンションネタが、ちとしつこい。
なので、エステバンの話がぼやけ、アベルの話も中途半端。
女学校は申し訳程度。メインじゃないのか?
あと、時空もいじっちゃているが、コレやっちゃうと、よほどうまくやらないと、強烈なモヤモヤ感、ご都合主義感が残る。

0
2022年02月04日

「SF・ファンタジー」ランキング