年末にレビューあげる前に年が明けてしまいましたー。
2025年も良き年となりますように。
2024年、たくさんラノベを読んだけど、私の2024年ベストラノベは『サイレント・ウィッチ』シリーズです。最初はオーディブルでハマりました。ナレーターは森川真紗子さん。めちゃお上手で、先に小説読んでも配信があったらもう一度聴いて世界に浸ってしまいます。
舞台は魔法があって、魔術師のいる異世界。
主人公は、『沈黙の魔女』ことモニカ・エヴァレットは、世界で唯一の無詠唱魔術の使い手。史上最年少の15歳で王国最高の魔術師・七賢人に選ばれた大天才である。
しかしこのモニカ、極度の人見知りで、普段は一人で人里離れた小屋で引きこもって暮らしている。そもそも七賢人なんて興味もなく、無詠唱魔術も人前で言葉を発することができなくて苦肉の策で編み出したものだった。
そんなモニカは、唯一モニカに接触してくる同期のルイス・ミラーから強引に、貴族の子女たちの通う名門校「セレンディア学園」に編入し、極秘で第二王子を護衛する任務を押し付けられる。
第二王子の護衛どころか教室でのクラスメイトとの会話もままならないモニカだったが、高い計算能力を買われ、なぜか第二王子が会長を務める生徒会の会計になることに。学園内では様々な陰謀が張り巡らされていて…
…という異世界学園ファンタジー。
恋愛要素は薄めでしょうか。まぁ、モニカはそもそも人への興味が薄く(人を覚えるのに数字を使う)、対人能力が低いので、恋愛までは三千里くらいの距離があるわけで。
何よりも登場人物がみんなとても魅力的でキャラが立っているのがいい!モニカの協力者で、悪役令嬢を熱演するイザベラと、毒舌な策略家ルイス・ミラーが特にいい味出している。
最初は、モニカのあまりの人見知りっぷりに、どうするのこれ?と不安を覚えるし、話もなかなか進まないのだけど、初めから伏線が巧妙に張られていて、次第に全体像が顕になってくる。
構成がよく練られいるし、ギャグとシリアスの塩梅も大変よくって、笑いながらさくさく読めるのに時々ほろりときたりモニカの成長と頑張りにジーンとしたり。
今7巻と短編集&ルイス・ミラーの外伝まで読んだところなのだが、外伝もめちゃくちゃ面白かった。若き日のルイス・ミラーの悪童っぷりが最高でした。
もうすぐ最終巻が出るらしく、とても楽しみにしています。