町田健のレビュー一覧

  • コトバの謎解き ソシュール入門

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    『ソシュールと言語学』がソシュールを含めてソシュール以後の近代言語学史を中心に書かれているのに対し、この本は「ソシュール『の』言語学」という内容で、要するにソシュールの勉強した比較言語学から新しい言語理論を創始するに至った経緯を含め、ソシュールの言語理論について、有名な「ラングとパロール」、「能記と所記」、「共時態と通時態」、「連合関係と連辞関係」など分かりやすく説明されたソシュール入門書。重要な概念は繰り返し説明されており、また例も豊富で非常に分かりやすい。『ソシュールと言語学』同様、町田先生の自論も豊富に紹介されている。

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    2009年10月04日
  • ソシュールと言語学 コトバはなぜ通じるのか

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    第1章 ソシュールはこう考えた
     1 コトバの本質を求めて 分析対象の設定
     2 ソシュールが示した指針 体系と構造

    第2章 ソシュールの考えはどう継承されたか
     1 最初のターゲットは音素だ プラハ学派
     2 キーワードは関係性 コペンハーゲン学派
     3 言語過程説

    第3章 花開くソシュール
     1 具体的な言語事例を構造主義的に分析 バンベニスト
     2 コトバは経済的にできている 機能主義

    第4章 構造主義言語学の課題

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    2009年10月04日
  • コトバの謎解き ソシュール入門

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    共時態とか通時態がやっと少しわかることができた。差異で意味を確定するのが共時態で、語源的なものは通時態なんですね。

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    2009年10月04日
  • 日本語のしくみがわかる本

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    肩の力を抜いて読める、それでいてちょっと現代の国語教育についても考えさせられるような本。ことばって奥が深い。

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    2009年10月04日
  • 言語世界地図

    購入済み

    うっすーい けど気楽に読める

    言語好きには興味深い話がいろいろ出てくる。が、一つ一つが薄すぎて食い足りない感が大きい。もっと掘り下げたものを読んで見たくなる。

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    2017年07月09日