コトバの謎解き ソシュール入門

コトバの謎解き ソシュール入門

693円 (税込)

3pt

3.7

ラカン、ストロース、バルトなどの構造主義者に多大な影響を与えた、言語学の巨人・ソシュール。彼がジュネーブ大学で行った「一般言語学講義」を、今21世紀の文脈で読み解く。

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コトバの謎解き ソシュール入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月26日

    人間の性質から言語とはどういうものか説明しているところが面白かった。 人間の記憶力には限界がある。しかし、表現したいこと(事柄)は無限に存在する。無限にある事柄を1対1対応で記号(言葉)を割り振っていたら、無限の記号が必要になる。それを回避するために、有限の単語が生まれ、それを組み合わせて表現する過...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「能記」「所記」って何??
    「シニフィアン」「シニフィエ」って何??
    「ラング」「パロール」って何??
    ・・・etc

    言語学に興味はあるけれど、どこから手をつけたらよいのか分からないという方にピッタリなのではないでしょうか。言語学の世界で使用されている様々な用語を分かりやすく、当時の時代背景も含め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月11日

    ソシュールをよく知らなかったので、なんとなくその業績を知るには役立ちました。
    著者の「ソシュール研究」の結果とソシュール自身の研究が話の中でコロコロと変化するので、ソシュールの著作そのものの概説という内容ではなく、「ソシュール研究」の概説に近いものになっているのかなぁと感じられました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    『ソシュールと言語学』がソシュールを含めてソシュール以後の近代言語学史を中心に書かれているのに対し、この本は「ソシュール『の』言語学」という内容で、要するにソシュールの勉強した比較言語学から新しい言語理論を創始するに至った経緯を含め、ソシュールの言語理論について、有名な「ラングとパロール」、「能記と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    共時態とか通時態がやっと少しわかることができた。差異で意味を確定するのが共時態で、語源的なものは通時態なんですね。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月07日

    [ 内容 ]
    本書は、現代言語学の方法を決定したスイスの偉大な言語学者フェルディナン・ド・ソシュールの学説を、できるだけ具体的にわかりやすく解説したものです。
    特に、私たち人間が、コトバを使ってどうしてコミュニケーションができるのかという、ソシュールが解明したかった問題を中心にしながら、コトバの本質...続きを読む

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