吉本ユータヌキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ラジオ、メディア系のPODCASTをメインで聴く私だが、
独立系?で聴くのは、コテンラジオと、ゆる言語ラジオ。
そのゆる言語ラジオのパーソナリティのひとり、水野 太貴さんの本。
ゆる言語ラジオ、楽しい回とそうでもない回があるが、
こどものいいまちがいは間違いなく楽しい回。
間違った言葉そのものの楽しさもあるが、
それ以上に、そのいいまちがいが言語学上に持つ意味の深さに
驚かされることしばし。
その意味で、それを開設する水野さんや、
頻繁に参加してくれる今井むつみ教授の解説は楽しい。
むしろ言い間違いをすることもの発言のほうが言語学的には正しく、
それを違う形で運用する我々大人が実は間違っ -
Posted by ブクログ
作家の吉本ユータヌキさんは『「漫画家やめたい」と追い込まれた心が雑談で救われていく1年間』という漫画をきっかけに知りました。それ以来、ユータヌキさんのYouTubeや漫画をよく拝見していました。
本書は、気にしいな吉本ユータヌキさんと、公認心理師の中山さんの二人の会話形式によって、気にしいさんが感じるモヤモヤや不安の正体を解説してくれています。中山さんの説明が終始理路整然としていて、とても分かりやすく、素直に「なるほどな」「そういうことか」と腑に落ちました。私自身はそこまで気にしいさんではないのですが、ネガティブ思考でモヤモヤすることも結構あるので、中山さんの解説(説明)でハッとさせられること -
Posted by ブクログ
子どもの言い間違いって、ただ可愛いだけじゃなくてこんなに言語学的示唆に富んだものだったんだ。
どうしてそういう言い間違いをしたのか。そこには、その子なりのロジックがちゃんとあって、「こういう場合はきっとこう言うのだろう」という推測(言語学用語では『アブダクション』と言うらしい)に基づいて発話されてるんだ。その仕組みが分かると、言い間違いの解像度が上がる。つまり面白さの質が上がる、それも格段に。
確かにその理屈は正しい、むしろ日本語がそうあるべきじゃん!と思わされる「言い間違い」もチラホラ。
言葉って本当に奥が深いな。そして子どもって本当に賢いな。
4歳の娘は最近、うちわで扇ぐことを「よそぐ」 -
Posted by ブクログ
ゆる言語学ラジオで本書を知りましたので読みました。
言語学と聞くと堅苦しいですが、子どもの言い間違いを題材にしているので、『こんなこと言っていたなぁ』と思いながら読み進めることができます。
それぞれのフレーズに対して著者は考察をしています。子どもは今ある知識をフル回転させて、言葉をひねり出しているようです。実体のない概念を指した言葉は理解が難しいようです。
例えば、『宇宙にロケットが飛んでいった』と聞いても、宇宙とは何かが分からないので、他の言葉と言い間違えています。机の上のリンゴなら直接触れますから分かりやすいですが、確かに説明は難しいですね。
テンポ良く読み進めることができますので