足立慎吾のレビュー一覧
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上中下の三部作かと思い込んでいたら、まだまだ続くんですね…。
黒曜から鋼鉄等級への昇級の対象となったゴブスレさん、しかしゴブリン討伐しかしておらず、パーティーも組んでいない彼の事を、討伐実績&貢献度だけで昇級させる事に疑義を持つ者もおり…。
審査を担当する事になったのは、都からやって来た棘鎖を操る隻眼の査察官。
その彼女と組む事になった仮の一党での経験は、姉、姉が語り聞かせた父の狩りの技、圃人の老爺、弧電の術士らとの経験と同様にゴブスレさんを形作るものになってるんですね…。
若い戦士、銀髪の武闘家の娘、犬人の魔術師先生、森人の僧侶、鉱人の斥候らの一党は、本編での登場にあまり覚えがないのですが -
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ネタバレ 購入済み
ゴブスレさんが未だ白磁等級だった頃、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれるに至る物語。
本編でも断片的には描かれてはいたが、受付嬢も、槍使い&重戦士ら一党も同期だったんですね~。
岩喰怪虫討伐には参加せずに向かったのは寒村のゴブリン討伐、未だ戦い方を確立する以前、且つ20匹程の渡りの群れをソロでの討伐はヒヤヒヤもの。
寺院に居た一人称ボクの少女は、やっぱり勇者?
命の危機も有り得たゴブスレさんを救ったのは、女神官の初めての奇蹟?
牛飼娘の止まっていた時間は動き出すも、ゴブスレさんの呪縛を解く事が出来ないのは何とも切ない。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレゴブリンスレイヤーがゴブリンスレイヤーになるまでを描いた、ゴブリンをスレイするだけの前日譚シリーズの一巻目である。
色々なキャラとの因縁が詳らかにされつつ、今のゴブリンスレイヤーが完成するまでの試行錯誤が覗ける、なかなか楽しい一巻だった。
時折見かけるような、別作者によるスピンオフの類ではなく、作者自身による前日譚の披露である。
それだけに、本編と同じように実に残忍なサイコロの罠が描かれていたりもするし、ゴブリンスレイヤー自身も不慣れな初のキャンペーンで苦労させられている。
そんな物語を盛り立ててくれるのが、今シリーズのイラスト担当の足立慎吾さんによるイラストの数々である。
やや -
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文章が素晴らしい。
本当に文章が素晴らしい。
個人的にはゴブスレの文章は、いっそ芸術的とも言えるレベルの作品。
ゴブリンスレイヤーがゴブリンスレイヤーとしてやって行ける様になった要因の一つ、知識という武器を手に入れる過程の話って所か…
そして転移の巻物初使用は此処か……… -
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何事にも始まりがある
ゴブスレさんのはじめてのぼうけん。
老師のもとで頭の使い方は学んでいたけれど、結局のところ実戦は経験がものをいう。
盾で片手がふさがったり、武器に悩んだり、トライandエラーを繰り返してゴブスレさんは強くなったのだ。
だけど本質的な気持ちってのはなかなか変わるものではない。
多くの人は忘れかけてしまうけれど、ふとした時によりどころになるのが本質。
ゴブスレさんははじめてのぼうけんからやっぱりゴブリンゴブリン言ってた。 -
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